「文章題を解くために何が主として必要か」教科に限らず必要なリテラシーとして「言葉を扱う力」などに加え、算数に限る要素として、1.算数・数学も日本語で語れることを知っている力、2.単なる数を多面的に見る力、3.小さい数を使って具体的な例で意味を理解する力などが挙げられます。
「数学」タグの記事一覧
文章題が解けない!国語力?いやいや、変換する経験と度胸だぜってお話
「国語が出来れば文章題(算数)が出来る」という論があります。あるいは、「文章題(算数)が出来ないのは国語力がないから」という論があります。これは一面的な見方でしかなく、実際に文章題をこなすには様々な要素の能力が揃わなければなりません。国語力、読解力だけではなく、むしろ日本語を数学後に変換する力やイメージする力を養う必要も大きなウェイトを占めます。
私立文系の数学選択と将来の年収
「学歴優遇」とは別に、「数学選択優遇」は就職の際に確かに存在し年収の差となって現れるという現実的メリットは論理的に物事を考える能力、論理的にものごとを積み上げていく習慣がついている、という評価を与えられることに現れます。
学校定期試験フォロー資料(PDF7ページ)期間限定オープンアクセス
1995年当時女子高校1年生の学校定期試験フォロー(数学Ⅱ・数学B)資料を期間限定一般公開いたします。 特急での書面によるフォローでしたから、対面程の効果は望めませんが、ベクトルに躓いている諸君には何らかのヒントになるか […]
算数・数学センスへの扉を開けるには?
算数・数学センスとは「理解力」と「分析力」から生まれ「連想力」「想像力」に帰結するものであり、真剣に刻んだ経験と比較対照しながら知識を整理していく経験の場数を積み重ねることで生まれてくるものです。
関数の正体を見破る~受験数学 勉強の仕方例講座06
関数の正体を見破る基本問題 日本語で理解する人しない人 今日の書きなぐりノート ↓OPEN ACCESS終了↓ ↑クリックで拡大画像↑ まず、この問題を見てチンプンカンプンという君は、【数学を日本語で理解する】ということ […]
数字のパズル~答えた途端に君は嘘つきになる? | 第6問
本ページはとてもアクセスの多いページです。 それもそのはず、ピーターフランクル先生のメチャメチャ面白い問題を易しいバージョンに変形したものですからね。 とは言っても、この問題を一般化できれば、君は間違いなく天才の仲間入り […]
頭の中で図を書く訓練~受験数学 勉強の仕方例講座09
BC=5,CA=4,AB=3である△ABCにおいて、辺BC上の点をPとし、PのAB,ACに関する対称点をそれぞれQ,Rとする。 直線QRは点Aを通ることを証明せよ。 BP=xとして、△PQRの面積Sをxの式で表せ。 Sの […]
算数好き・数学好きになる方法(1)
言葉や文字とは違って、式や記号の特殊な世界として扱われがちな算数も、「算数・数学好きになる」あるいは「算数・数学が面白くなる」ためには、日本語で語り日本語で文字として残したものを基に、一緒に考えたり、なぞらせたりすことによってしかなし得ません。今回は算数や数学に興味を湧かせてくれるであろう読み物という視座から具体的に掘り下げてみます。
2015年 東京大学文系数学(前期)第1問A 着眼点・方針を確定する脳 | 整数問題・論証問題
↑クリックで文章部拡大↑ 問題を読んで、「さて何をしようか?」と着眼点を拾って方針を立てたところまでの脳内の動きだけをご披露しました。 解答を解くまではしていません。 しかし、ご覧いただければ分かるように、ここまでで『偽 […]
2015年 東京大学文系数学(前期)第1問B 着眼点・方針を確定する脳 | 整数問題・論証問題
↑クリックで文章部拡大↑ 問題を読んで、「さて何をしようか?」と着眼点を拾って方針を立てたところまでの脳内の動きだけをご披露しました。 (m+n)の完全平方の形にしようとしても、mn項が単独で残って処理できないので断念。 […]
2015年 東京大学文系数学(前期)第2問 着眼点・方針を確定する脳 | 二次関数
↑クリックで文章部拡大↑ 問題を読んで、「さて何をしようか?」と着眼点を拾って方針を立てたところまでの脳内の動きだけをご披露しました。 着眼点と方針立ての点では黒板に書いたこと以外には何も言うことがないぐらいの基本的な問 […]
2015年 東京大学文系数学(前期)第4問 着眼点・方針を確定する脳 | 確率の漸化式
↑クリックで文章部拡大↑ 問題を読んで、「さて何をしようか?」と着眼点を拾って方針を立て始めるところまでの脳内の動きだけをご披露しました。 今年2015年も出ましたね!【確率の漸化式】 東大では、昨年度も【確率の漸化式】 […]
算数好き・数学好きになる方法(2)
算数・数学に興味を持たせるためには、苦手意識を持つ子には共通した最も根底にある「数字への対応の仕方」を訓練する方法があります。センス以前に、2桁同士の掛け算をできる限り簡単にする方法になれることによって、数字へのアレルギーを自信に変えていくことが可能になります。