『侏儒の言葉』の中にある「人生は一箱のマッチに似ている。 重大に扱うのは莫迦莫迦しい。 重大に扱わなければ危険である。」このアフォリズムを座右の銘ともし、辛いときや挫けそうなときには頭の中に呼び出しては念仏のように唱えたものでした。『たかが人生じゃないか』、それはあなたが学ぶ際に苦しい時にも、正しい方向を指示してくれる言葉ではないでしょうか?
「学びに役立つ教養と黄金律」の記事一覧
河盛好蔵『Bクラスの弁』~分に甘んじて、しかも心腐らず
自己の能力と他人の才能に対する正しい判断や評価のもとに、分際をわきまえ、Bクラスの勉強・仕事を黙々と積み重ねるところに充実した人生があり、そのことによってAクラスへの道が開かれることがあれば、それは思いがけないラッキーとして受け入れるほどの気持ちが大切です
自分の手で、爪に血をしたたらせて、こじあける
どんな分野に進むにしろ、普通の一般社会に出るにしろ、自分たちが羽生選手になれるはずもないからといって、何もこじ開けようとしないのであれば、それは正しいことでしょうか?そして何より自分の人生にとって何らかのメリットがあるでしょうか?器の大小には関係なく、世間の甘言に惑わされることなく、努力するということ自体が尊いという気持ちを出発点とされてください。
子どもの語彙はできるだけ少なくするがいい
子どもの語彙はできるだけ少なくするがいい。早期教育などに見られるように、観念よりも多くのことばを知っているというのは、考えられることよりも多くのことがしゃべれるというのは、ひじょうに大きな不都合であり、こどもの健やかな成長を阻害するものです。その代表例が、森友学園が経営する塚本幼稚園の園児が言わせられる言葉に見る、不正解の教育・子育てです。
ストラスブール大学の歌~世界大学ランキングとともに~
教えるとは希望を語ること 学ぶとは誠実を胸にきざむこと フランスの詩人ルイ・アラゴンの「ストラスブール大学の歌」という有名な詩の一説で、上記は大島博光 氏の訳詩になります。 僕の場合は、訳詩から少し言葉を変形して自分の心 […]
ルネ・デカルト『方法序説』に見る勉強法
少し思うところがあって、学生時代以来読むことのなかったデカルトの『方法序説』を読み返してみました。 デカルトと言えば、【コギト・エルゴ・スム(我思う故に我あり)】という言葉を思い浮かべることと思います。 この言葉は、『方 […]
記憶力信仰は口だけ人間の証明
末永く多くのことを記憶に定着させる5原則は、1.理解して覚えること 2.関連付けて覚えること 3.整理・体系化して覚えること 4.実際に使って覚えること 5.記憶のメカニズムに則して覚えること | これを信じることが出来ないなら、僕は君の成績アップの保証は出来ません。もっと魔法を求めたいというなら、君の成績アップの保証は出来ません。
本居宣長『うひ山踏』から学ぶ勉強法
本居宣長の名前を聞いたことのない人などはおそらく居ないと思うのですが、それとて何とも心もとない時代かもしれませんね。 この『黄金の言葉』なるカテゴリーは、文字通り亀井勝一郎氏の『黄金の言葉』からヒントを得て、そのままのタ […]