1問1問を丁寧にこなすことの大切さ

最初に、結論を申し上げておきますと、子どもが親に説明する勉強で、勉強全般に関して結論付けましたように、算数の勉強においても、

沢山の光を当てても電子は飛び出してきません。

たった一つの鋭い光だけが電子を飛び出させるのです。

ということになります。

すなわち、「ふーん!」「なるほど!」でたくさんの問題を処理している程度では、ごく普通の子である限り、なかなか実力には結びつきません。

より多くの経験をするという意味では、数多く問題に接することは好ましいことなのですが、そのことばかりに主眼が向いて、やみくもに事務処理するような姿勢では、逆に効果がほとんど得られないことになってしまいます。

実際の試験は、単なるルーチンワークではなく一品料理だからです。

最近、新聞広告でITを活用した予備校か塾の授業で、生徒の「なるほど!」という反応がPCの画面にポコポコ出ているような広告画像を見かけ、何だか気持ち悪かったのですが、この「なるほど!」で終わっているようでは授業から何のご利益を授かるわけでもないんですね。

お父さんやお母さんも、かつてどれだけの数の「なるほど!」を呟きましたか?
そして、呟いた結果は如何でしたでしょうか?

さて、一般的な中学入試の合格最低ラインは、もちろん学校によって年度によって違うのですが、統計的には合計得点の50%~70%(難関校ほど高い傾向)であり、大きく一括りして指標とするのは60%といったところでしょう。

入試問題を見ても、一般的には、60%と言えば、標準的な問題を取りこぼさなければ確実に得点できる範囲だと判断されます。

その意味でも、少しハードルが高い程度の問題を通して基本を心に刻み込み、目の付けどころ(着眼点)を見つける力を鍛えることが最適の勉強であると考えることが合理的です。

それには、1問1問を丁寧に紐解き、それぞれの問題から教訓を日本語にして心に刻み込むことを積み重ねることこそが真の力をつけることに繋がってきます。

算数は日本語を算数語に翻訳するということに尽きます

このことに関しては以下で説明しておりますので、ご一読ください。

「翻訳する」という言葉は、仰々しく所謂「立式する」というほどのものではなく、立式する前の下準備になるものであって、問題解決のための一番ベースとなる部分です。

そもそも、いきなり立式できない場合も多いのです。

これに則り、1問1問の日本語を丁寧に翻訳することに注力することで、翻訳する際に「工夫をする」ということ「適した言葉をチョイスする」ということができるようになってきます。

程よいハードルの問題で基本を検証しながら実用を経験する

【帝都大学へのビジョン】では、かつて甲陽学院合格者(その後、東大理科Ⅰ類)を指導した際の指導内容から、該当する良質問題を精選し、再現する形で資料とコンテンツを構成しております。

立体図関係は、まだ不足しておりますので今後アップしていきたいと考えておりますが、資料化しているものからは「問題を紐解いていく脳細胞の動き」を、コンテンツからは「目の付けどころ」を体で会得していただき、基本を心に刻みながら自分で再現できるまでにもっていけるような訓練を怠らなければ、、知らず知らずに考える力も身に着いてきます。

考える力は、程よいハードルの問題で基本を検証しながら実用を経験する作業の延長線上に出来上がっていくものです。

そういった意味で、当サイトでピックアップされている問題だけでも、一つ一つ丁寧に納得する勉強をすれば、お子さんの目指す中学に応じて7割は得点できる本物の力が身に着くでしょう。

「なんとなく分かる」で中学受験は突破できても、そのままでは最終の大学受験では負けます。

一流中高一貫校に合格しながらも、落ちこぼれていった生徒もたくさん見聞きしてきました。

落ちこぼれるだけなら全然問題ないのですが、生きることへの荒れに転嫁されると大きな問題です。

コンテンツは「目の付けどころ」のヒントのみで解答までは記していないものもございますが、コース会員様にはお申し出いただければ、ご提示させていただきます。

多点カメラで数を見るセンスを鍛える

算数の力の最も源泉にあるのは、何といっても「数を見るセンス」です。
これを鍛えることなくしては、算数が面白いという地点までには決して到達しません。

もちろん、この最上位レベルで同等に挙げられて然るべき要素としては「立体感覚」がありますが、これとて一定は「数を見るセンス」の上に築かれていくものです。

「中学受験&保護者コース」では「問題・解答用紙(中学受験生向け)01:数のセンスを鍛える精選17題」としてご用意いたしております。

1題1枚の問題・解答用紙としたファイルはWORD形式で、解説はPDF形式でダウンロードいただけます。

もちろん、印刷できますので、1日1題でもお子さんの力試しにご利用ください。

説明したら分かるレベルのハードルですが(最近接領域)、そこで終わらせてしまうと全く力は付きません。

最後には、自力で再現し切るところまでもっていった子だけが確実に合格切符を手にしていきます。

算数・数学でしか育めない思考力の最も根幹をなす部分ですから、この17題を自力で再現し切る勉強をした子は、中学や高校で数学はもとより、どんな勉強にも困ることはありません。
目先の勉強程度なら、適当に流せるから、部活も大いにできることでしょう。

一般の閲覧者様にも、中学受験を目指すための算数の勉強を有効にするためのコンテンツ及び資料は下記ページよりにてご覧いただけます。

「中学受験&保護者コース」会員の方には、ダウンロードいただける内容も一望いただけます。