まちがったっていいじゃないか?

「お気楽に」なるカテゴリーを作るとなれば、まず出てくるのが数学者の故森毅先生である。

京都大学では名物教授だった方で、僕の教養部時代の恩師でもある。

恩師と言っても、先生の授業には2回ほどしか出ていない。
何故なら、「有意義な時間を過ごし、それをレポートにして提出するなら単位は君のものだ。」とお達しがあったからである。

僕は正直だから、そのまま実行したというわけだ。
武士に二言は無かったね。
でもね、ちゃんとあとで勉強はしたぜぃ。

後で振り返れば、あの言葉は「興味ない奴は勉強せんでもええよ!」と言う意味も含まれていたんだよね。
「ただしや、早く自分を見つけいや。間違っていたら軌道修正しいや。そのための時間やったら無駄にはならへん。」
そういうことやったんやね。

『ゆとり教育』の担当者は、そういうこと分かってはったんやろか?

僕は、勉強するのも一緒やと思う。
間違いを恐れてたら絶対に勉強なんて面白うならへん。
『間違えてナンボ』

間違いが人を育てる?

いいや、違いますわ。

間違いでしか人は育ちまへん!

しかも、人が誰も居らんところで間違えられるのが『勉強』
【帝都大学へのビジョン】でも前提として書いてますけれど、
このことが分からへんと、知識の貯金など永久にできまへんわなぁ。


本ページの教訓とこの1冊

教訓:臆病は学ぶ面白さを奪い人生をつまらなくする

この1冊

まちがったっていいじゃないか (ちくま文庫)

まちがったっていいじゃないか (ちくま文庫)

posted by Teito-vision at 12.08.07

森 毅
筑摩書房

おすすめ度:

[評価;5]どこからでも読める
[評価;5]数学やわらか~系
[評価;5]安心させてもらえた本です

もっとレビューを参考にする

人間、ドジだってかまわない。ニブイのも才能だ。誤りを恐れず、お互いに迷惑をかけあいながら、ジグザグ進んで行こう。まちがったら、やり直せばよいのだ。そもそも世の中には、正しいか誤っているか、結論のくだせないことの方が多いのだから。―少年の頃を振り返りながら、若い読者に、人間の複雑さ、面白さを伝えて、肩の力を抜かせてくれる人生論。

森毅先生のその他名著

ベクトル解析 (ちくま学芸文庫)

ベクトル解析 (ちくま学芸文庫)

posted by Teito-vision at 12.08.07

森 毅
筑摩書房

おすすめ度:

[評価;5]そういうことかと納得した.
[評価;5]高校生よ買って読め!!!!
[評価;5]数学教育の天才・森先生の遺作

もっとレビューを参考にする

ベクトル解析は、電磁気学・流体力学などを学ぶ学生に必須の課程で、しばしば工学・物理系の応用数学とみなされがちである。しかし見方をかえて、基礎的な「1次元の線形代数学」から多次元への発展、「1変数の微積分」から多変数関数の微積分への発展、の段階の解析学と考えれば、大学教養課程の結節点ともみなしうる。それはより抽象度の高い、多様体へのゆるやかな第一歩である。本書では、そのような展開性のある位置づけのもとに、森一刀斎が「ベクトル解析のココロ」を開陳する。最終章に新たに、教育的側面を明らかにした「なぜベクトル解析なのか」を加えた。


数学の歴史 (講談社学術文庫)

数学の歴史 (講談社学術文庫)

posted by Teito-vision at 12.08.07

森 毅
講談社

おすすめ度:

[評価;4]数学史を人類史のなかで叙述する異色作
[評価;5]社会とのかかわりを意識した数学史
[評価;3]数式、グラフの助けが欲しい

もっとレビューを参考にする

数学はどのように生まれどう発展してきたか数学史を単なる記号や理論の羅列とみなさず、あくまで人間の文化的な営みの一分野と捉えてその歩みを辿る。知的な挑発に富んだ、歯切れのよい万人向けの数学史。


魔術から数学へ (講談社学術文庫 (996))

魔術から数学へ (講談社学術文庫 (996))

posted by Teito-vision at 12.08.07

森 毅
講談社

おすすめ度:

[評価;3]数学的世界像を創りあげた偉人たち
[評価;4]数学の本ではないが
[評価;5]面白い

もっとレビューを参考にする

数学はどのように生まれどう発展してきたか数学史を単なる記号や理論の羅列とみなさず、あくまで人間の文化的な営みの一分野と捉えてその歩みを辿る。知的な挑発に富んだ、歯切れのよい万人向けの数学史。


恥ずかしながら、機械系だった僕が大学に行って何が難しかったというと「流体力学」だった。
ストークスやらブラジウスやらジュウコフスキーやらの公式やらで悪戦苦闘したものだ。
森先生の『ベクトル解析』もその当時にあればよかったのにと思ってしまうね。

とかくこの世は学びにくい | 成績を上げるために必須なこと

最後に、とある臨床医さんの言と学部は違いますが我が後輩(京大情報工学OB)が教育関係の論議で発言した言を併せてご紹介しておきましょう。

ところが、それら原因をいちいち正確に調べもせずに、バカのひとつ覚えのように、どこの※※※科医も、「※生検!※生検!※生検!」と、患者さんに頭ごなしにゴリ押しするのです。

いくら教科書や※※※学会で教わったことがないからと言って、臨床経験を積めば、おかしい?と思う筈です。

文献的な情報の受け売りばかりだけで、自分達の頭を使って考えることがなくなっているのが現状です。


たかが盲腸の診断すらできなくなっている医者が蔓延る世の中で、10人専門家がいれば8人はやぶだといっていいでしょう。
まして、ネット情報に至っては9人はやぶでしょう。

それぞれの周囲を見渡せば本当のプロといえる人はごく一握りだと誰もが知っているはずです。

その中で生活上の問題を切り抜けていくには、俗流社会学や俗流心理学・俗流分子生物学・俗流脳科学・俗流AIなんぞをこねくり回して遊ぶのでなく、知識、感性を自分の責任で磨いて対応するしかないですよね。

世間的には、お賢い人がなれると思われている医学の世界ですら、当事者や見る人が見れば、現実はこんなものです。

あなたの最寄りで、真に信頼できるお医者さんを探せれば、それは非常に幸運なことですが、まぁ十中八九、紋切り型の決まり文句で対処されるケースがほとんどですね。

「やぶでも係っているいることへの安心感」が大きいですから、多くの場合は特に問題はありません。

それ自体は何の落ち度もないように見えますが、ことと場合によっては大いに患者を不利益に導いてしまうケースは確実に生じますし、これを経験された方も多いのではないでしょうか?

ましてや、生命には関わらない教育の世界では、指導者がやぶである確率など、さらに高いことは目に見えています。

お子さんの成績が上がるための条件は、そもそも真面目にやる気持ちがない場合を除いては、

  • あなた(お子さん)が、適切で効率的な勉強の仕方の流儀を我がものとする
  • あなた(お子さん)が、それぞれの教科の実際の学習内容に関して、自分を心底より納得させる術を会得する

という2点を、自力あるいは第三者のサポートを得て確立するということ以外にはあり得ません。

ところが、そんなところは突いてくれないのが現実社会です。
準備された模範解答を恭しくご教示して、「俺のようになれるだろ?」というスタンスが大多数です。

準備出来ない環境で教えろと言われたら、どれだけの指導者が慌てふためくことでしょうか?

こういう状況では、8割方はいつまでたってもお子さんの学力など伸びるはずはありません。

どんな問題でも、ことによっては、他人をあてにすることほど実の無いことはないのは確かですから、「やぶでも安心できればそれでいい」という場合を除けば、自分の流儀を曲がりなりにも自力で確立すべく努めることを優先されるべきでしょう。

自分の軸さえ持てれば、たとえ環境に恵まれなかったとしても、浮草のようにフラフラと漂うことだけはありません。

11月1日より完成度極致のVer.2020へ!

発刊10周年記念 / お申し込みはこちら

  • 受付時間:24時間年中無休

「帝都大学へのビジョン」は「バイブル」と頼られて10年。

頭の中にサラサラと流れる川を自力で作るために!

京都大学工学部OB2名と大阪大学大学院工学科OBの3名、しかも全員物理系ハードエンジニア出身(教師転身2名)で執筆していますから、商売人や学生上がりのような、実社会で何もできなかった無責任で底の浅い騙し専門の著者とは良心も実用性もレベルが違います。

ある意味、反抗期に入るまでに保護者が認識しているかどうかが、子どもの未来を決める分水嶺です。
中学に入ってからは、保護者は基本的になす術を持ち得ません。

発刊10周年記念 / お申し込みはこちら