黒ずみ対策 | PECULIA~デリケートゾーン(5)

黒ずみ対策って、化粧品と何が違うの?

前回の(4)にて、膣炎にまでは至らないので、おりものの臭いや量の対策として美容的な目的も兼ねて使えたらということでのインクリアのお試し頂くことには特に問題はないであろうというお話をさせて頂きました。

今回は、少し気分転換の意味も兼ねて、膣内のケアではなくデリケートゾーンの黒ずみ改善に関するお話をしたいと思います。

こちらは、乳酸菌の話とは無縁になり、むしろコスメとの関連の方が深くなります。

実は、膣内ではないデリケートゾーンのケア用パックとしてPECULIAの「D-Speace(ディースピース)」ブランドの「フラッシュパック」という製品の評価が、アットコスメさんでも非常に評価が高いので、話題にさせて頂こうかと思った次第です。

ただ、D-Speace(ディースピース)には膣内の黒ずみ改善や臭い改善に関するコスメ的なケア製品もありますので、こちらは次回の気分転換でレポートしようかと考えていますので、お楽しみにお待ちください。

デリケートゾーンの悩み

最初は、デリケートゾーンの黒ずみと言われると何か特殊なことなのかと思ったのですが、膣内のことではなく目に見える範囲での皮膚へのケアであると分かると、なるほど、これは着眼点が良かったのだなと思いました。

それならば、化粧品の技術そのものであり、ニーズが多かったとすればもっと早くに化粧品業界が気が付いてもおかしくないのにという印象は持ちました。

ともかくも、身体に優しい美白化粧品を作る技術とコンセプトさえあれば、比較的簡単に事業化はできるだろうなという気はしました。

と同時に、「化粧品と何が違うの?」「美白パックをそのまま流用するのと同じことでは?」と思わずにはいられませんでした。

成分を見てみても、

  • グリセリン
  • ポリアクリル酸Na
  • DPG
  • 酒石酸
  • PEG-50水添ヒマシ油
  • メチルパラベン
  • グリシンA1
  • α-アルブチン
  • ヒアルロン酸Na
  • 水溶性コラーゲン
  • 酢酸トコフェロール
  • フェノキシエタノール
  • クエン酸
  • クエン酸Na

お肌の調子を整える成分として挙げられてるDPG(ジプロピレングリコール)は、基本的にはベース保湿剤として配合される成分で、刺激性があるという見解が多く示されているものですが、メーカや様々な機関から発表されているデータから見ると、特に問題はありません。

DPGがダメなどとなると、世の中の大量の化粧品は消え去ることになるぐらいメジャーな成分ですから、危険などと書かれている素人の記事を見られても特に神経質になることはないでしょう。

酒石酸は葡萄に多く含まれる有機酸でph調整剤として使われ、安全性も何ら問題はないと思われます。

しっとり保湿目的の成分、ヒアルロン酸とコラーゲンは特に語る必要がないほど当たり前の成分ですから、ここでは社会通念上、特に問題はないとしておきます。

何故か評価の高いPECULIA

最後に、肝心の「黒ずみ対策・美白効果」としての成分を見てみましょう。

酢酸トコフェロール(ビタミンE)は美白効果というよりも、抗酸化剤として血行促進・肌荒れ防止などの効用があります。

アルブチンは酒粕などに多く含まれる成分で美白の効用があるとして使われていますが、その効用は何とも言えません。

「ナーンだ!」と思われるかもしれませんが、 逆に、デリケートゾーンへの使用を謳っているわけですから、強烈な美白効果があるよりは安全だと考えます。(もちろん、含有量が多ければ問題が出るでしょうが、上記のような順位であれば特に問題はないかと思われます。)

化粧品も薬と同じで、強烈な効果は強烈な副作用という代償を払わなければ手に入りません。

生死にかかわるような問題の時は致し方ありませんが、そうではない場合は、科学的にバランスの取れた「ボチボチ」が何でも一番だと私はつくづく思います。

このように、成分的にも問題がなく、むしろ化粧品としての平凡さが伺われ、それ故、これで黒ずみが消えるとはとても思えませんでした。

しかし、普通の化粧品パックのようにしか映らないこの製品に、結構、効果があったという声が多いのは、成分のバランスがいいのかもしれませんね。

化粧品は、成分のチョイスとその配合比率が生命ですから、その意味では かなり高い実用レベルを実現されているのだという印象を持たざるを得ないようです。

とはいっても、やはり黒ずみに関しては効果があったという方もなかったという方も両方居られますから、合格ラインの平均レベルということになるのでしょうか。

こちらもリピート購入。

最初は律儀に1シートをそのまま黒ずみの気になる箇所に貼っていてもったいないなあと思っていたこともありましたが、最近知ったのですが、黒ずみの箇所の大きさにカットしてもよかったんですね・・・それを知ってからは貼る箇所の大きさに合わせてカットして貼っています。

実際かなり色々貼れるのでコスパはいいですね。

すぐには黒ずみの改善はわかりませんでしたが、続けてると明らかに肌のトーンが明るくなってくるのがわかります。

引用:アットコスメ「PECULIA D-Speace Flash Pack」

アットコスメさんでの総合評価は、PECULIA D-Speace Flash Pack アットコスメ総合評価

非常に高い総合評価だと言えますね。

アットコスメさんでは、黒ずみ改善への効果に言及している口コミは12件ありましたが、「白くなった気がする」や「トーンが明るくなった」という表現も含め、全員が効果を実感されていました。

アットコスメさんですから、それほどサクラは多くないと思いますが、念のためamazonも調査してみました。

すると、amazonではレビューの催促メールが結構早めに来ることがあるのでしょうね、「ある程度の期間使ってみないと分からない」「まだ、分からない」というコメントが大多数でした。

黒ずみ改善の効果に関して、はっきりと言及しているコメントは、

  • 「薄くなったように感じた」レベルも含めて効果ありが9名。(2週間以上の方が中心か?)
  • 「効果は感じられなかった」は4名(1週間~10日の方のようです)

といった結果となっています。

ただ、特筆すべきは、使用感やしっとり感に関しては異口同音に「良い」と答えられていることと、黒ずみ改善以外のガサガサ改善や痒み改善などの声もありましたから、化粧品としては批判の少ない良品にクラス分けされるのではないかと思います。

個人差があるのは当然ですが、ジワジワであったとしても、この成分で黒ずみが改善される可能性は他の商品に比べれば高いと言えるかもしれません。

「この成分でねぇ!」という気はしましたが、この意外感の理由は何なのでしょうね?

本来のデリケートゾーンケアになるのですが、ひだや粘膜までケアできる商品としての美容液「PDタイトニングエッセンス」や「ウォッシュミスト」の評価も高いようですので、次回の気分転換にレポートしてみたいと思います。

今回は、ちょっと気分転換の話題をさせて頂きました。

プロバイオティクス(Probiotics)は価値があるかも

世の中に出ているサプリメントは、概ね7,8割がいい加減なものですが、やはり2割程度は、なるほどサプリメントとしてして実の伴った価値が認められる製品はあります。

その一つが、プロバイオティクス(Probiotics)です。(但し、商売になるからと新規参入して起ち上げたような販売技法だけの素人会社には気を付けてください)

国際品質管理基準のGMPやFDA(アメリカ食品医薬品局)、国内では厚労省に認可されたような確かな製品を選ばれるようにしてください。

世界では、医療現場でも常識となっている「膣プロバイオティクス」に関しては、下記のページをご参考いただくと、よくご理解いただけると考えます。

一般的な細菌性膣炎予防のために特化した女性用としてのプロバイオティクスでは、ラクトバチルス・クリスパタス LbV-88、ラクトバチルス・ガセリ LbV-15ON、ラクトバチルス・ラムノサス LbV-96116と、臨床的に選択されて世界のコンセンサスを得た4種類の最適な膣内菌株の内3種を含むベスト6種が配合された下記の製品は、ラクトフローラと同様に価値ある製品です。

定評のある「ラクトフローラ」に含まれる、ラクトバチルス ラムノサス、ラクトバチルス ガセリの2種が含まれている以外にも、エビデンスのある他1種も含まれていることからも、同製品の経口服用タイプと同等以上の効果が見込めるかもしれません。(その通り、使用者の評価も高い)

総合的なプロバイオティクスとしては、ラクトバチルス ラムノサス Lr-32、ビフィドバクテリウム・ラクティスBL-04、ラクトバチルス・パラカセイ Lpc-37、ラクトバチルス・プランタラム Lp-115、ラクトバチルス ガセリ Lg-36など15種の善玉菌を配合した、オーストラリア No.1 プロバイオティクス(善玉菌)は十分にお勧めできる製品です。

ただ、通常的な気持ちとしては、「腸内環境を整える」「便秘改善(何をしてもダメだった頑固な便秘症の私も、唯一ガセリだけは効いています!)」「一般的な健康維持・促進」のためにというスタンスでご利用いただければ間違いはないと考えます。

ニュージーランドの自然で育まれたマヌカハニーやTEA TOTAL社のハーブティなどとともに健康でブリリアントな生活にお役立てください。