可視総合光線療法と坐骨神経痛
変な形をした「あるもの」
左画像にある変な形をした「あるもの」は、本サイトでは何度も登場するものになりますため記載が重複する部分がありますが、それぞれのページからご訪問いただいた方のために説明させていただきます。
逆に言えば、それほどお役に立つ情報だということもできます。
左の写真にある変な形をした機械というか装置をご覧になられたことがあるでしょうか?
初めて見られる方には想像もつかないですよね。
もちろん、お掃除ロボットじゃないんですよ。
何を隠そう、この変な物体、実は我が家では20年ほど前に購入したのですが、今でも毎日のように活躍しているんです。
その名を【コウケントー】と呼ぶ、総合可視光線治療器で、黒田製作所という戦前から光線治療を施していた会社の商品なんです。
今回は、この【コウケントー】が坐骨神経痛に効いたというお話が、送られてくる会報に掲載されていましたのでご紹介させていただきます。
会報と言っても、2012年12月号ですから、アップしたいと思いながら半年が経ってしまいました。
僕も、技術屋を引退してからは体もボロボロかと思うほど痛んでいることが実感できますので、皮膚疾患以外でも内臓系の病気の予防や腰痛のためにお世話になる機会がグンと増えました。
不思議なことですが、続けていくと本当に体調が良くなっていることが感じられます。(プラセボ効果ではないように思います)
無駄話はこのあたりで切り上げました、改善報告をご紹介しましょう。
坐骨神経痛の痛みがとれ杖が要らなくなった
東京都在住の66歳主婦の方は、ある朝起きたときに、腰から左足に動けないほどの激しい痛みが走り、急いでタクシーで近くの病院を受診されたそうです。
その結果は、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛。
痛み止めの座薬で安静にして3ヶ月間様子を見られた結果、やっとのことで痛みが和らぎ外出できるようにまでなられましたが、左足の痛みと右足裏の違和感のため、杖がないと不安であるけなかったという状態でした。
どうしたものかと悩まれていたところ、かかりつけの病院の先生から可視総合光線療法を勧められて、自宅から比較的近かったこともあり、診療院に週1回の割合で通われることにしたのです。
※治療とは、コウケントーで光線を当てる治療です。
初回の治療は気持ちがよく足も軽く感じられ気持ちも前向きになれたそうですが、2回目の治療後は、左足の痛みと右足裏の違和感が以前よりも強くなったそうですが、最初から『初期反応』が出ることを伝えられていたため心配はされなかったそうです。
そして、治療を重ねるごとに、痛みは残っているものの歩くことが少しずつ楽になり、最寄の駅までスムーズに歩くところまで改善しました。
7回目の治療辺りから、歩行がさらに楽になり、痛み止めの座薬も不要になったそうです。
治療10回目頃には、左足の痛みを全く感じない日もあり、右足裏の違和感は全く消えたとのことです。
これほど短期間に、あれほど辛かった外出が気にならなくなり、杖さえも不要になったことに周囲ともども驚いておられます。
僕も、1年ほど前から坐骨神経痛が出るようになっています。
この方のように激痛ではありませんが、時々、立っていると足が抜けそうなほど立っているのが辛いときがあります。
月1回マッサージでほぐすようにしているのですが、時々【コウケントー】をかけます。
本当は継続して書ければ根本から改善するのでしょうが、生きていくための仕事が多く、心のゆとりが生まれませんからダメですね。
でも、皆さんは、是非続けてみて下さい。
この方は、10回の治療ですからほぼ2ヶ月半で、これほど改善されたということですからね・・・。
腰痛で悩んでおられる方は、相当多いですが、可視総合光線療法を知っておられる方は極めて少ないのではないでしょうか?
機械の値段が少し張りますが、本気で治されたいと悩んでおられる方には、考えても良い選択肢だと僕は確信しています。
この会社も全く宣伝をされませんので、まさに口コミだけで販売が成り立っている商品と言えるでしょう。
ですから、普通に健康であればほとんどの方が知らないと言われるのではないかと思える代物です。
とは言っても、戦前に治療院から出発し、今でも施療されていますから、その方面での口コミが大きな要素になっていると思います。
ご多分に漏れず、私も家内も全く知りませんでしたが、娘の臼骸形成不全を少しでも改善したいというきっかけから、知り合いの口コミで購入したものです。
結構お高いものでしたが、事前に「遺伝と光線」という本を貸していただき、科学的にはホントかいなと思いながらも、ハードカバーのしっかりした作りの本で、臨床例が豊富なことや地道な研究の足跡と改善しなかった例も載せられていたことにより、会社の歴史と真摯さを充分感じることが出来たので購入する決断をしたのです。
娘の臼骸形成不全に関しては、これをしたから何事も無く成長したのかどうかという証明は出来ません。
何故なら、他にも、幼少期にはギブスをはめたり、小児期には水泳を習わせたり、バレエを始めて今でも続けていることが主たる効果をもたらしたのかもしれませんから・・。
しかし、皮膚疾患(私の湿疹や娘の体に出来るニキビ)に関しては、100発100中それも数日で消滅するという点で、効果があったとしか言いようがないことは事実です。
乾癬が改善した
極めつけは、昨年2011年の終わり頃に私自身に発症した【乾癬】のような症状を、痒みや痛みを伴うものではないのでしばらく放置していたのですが、一向に改善しないので今年の春にビワの葉エキスの塗布と光線治療を始めたところ、あっという間に、塗布した背中や腕、横腹の部分はかなり引いてきたということがありました。
その時点で、下肢の部分はまだやけどをしたような赤さが残っているため、内臓が悪いのかもと思い、念のため皮膚科の先生に「乾癬ではないか?」と診てもらったのですが、「勝手に決めるな。乾癬ではない。」「内臓から来ているものではなく、純粋に皮膚病」と言われ、ステロイド系の薬を処方され、「ビワの葉エキスも塗らないように」と指導されました。
処方された塗布薬で、足周りもある程度は改善はしてきてやれやれでしたが、なかなか綺麗には引かず、その内に足の甲に拡がったのです。
そこで、再度診察を受けたのですが、今回は「尋常性乾癬」と判断され、一生付き合っていかないといけないかもしれないということで、ステロイド系の塗布薬と弱い塗布薬を1ヶ月ごと交互に塗布するように処方されました。
やはり、どちらの薬でもあまり改善はせず、逆に夏場以降に足の甲の乾癬が強くなってきました。
そこで、ビワ葉エキスの塗布を再び始めました。
これは明らかに薬よりは効果がありました。
ただ、分かっていながら、角質のはがれる前に気になって思わず毟り取ってしまったり、お風呂で石鹸で軽く擦り落とそうとしてしまうことが、やはり災いすることがはっきり判明したのです。
(愚かにもついつい忘れてやってしまうんです。)
これさえ我慢すれば、かなり効果は早く現れると思います。
それでも、かなり改善してきましたので、これから可視総合光線療法にシフトしてみようと思っているところです。
ただ、毎日娘が夜に施療しているので、昼間に時間を取るしかないのがネックですかね。
こんなことを言うのも、やっぱり治療専用の時間をとるということで、面倒くさいと感じてしまうことが皆さんにもあると思うからです。
でも、本を読みながらは出来ますから、億劫がらずに習慣付けさえすれば楽しくなるかもしれません。
娘も本を読みながらしています。
それに、温熱療法には共通して言えることですが、何しろマッサージしてもらっているときのように気持ちがいいことだけは確かです。
光線には何かがある
このように、我が家では、皮膚疾患と家内の冷え性や高血圧では非常に良い効果をもたらしていることは確かです。
臨床例で様々な難病に効果を発揮した例が多く見られることに関しては、我が家では何らかの疾患の重症者がまだ居ませんから分かりかねるのですが、以上の様な恩恵に預かっていることから、「光線には何かがある」と感じてはいるというところが正直なところです。
量子論や素粒子論・相対性理論を勉強された方は、「まずは光ありき」から理論が展開されていくことはご存知かと思います。
でも、いくら学んでも【光の正体】というものが僕は未だにイメージで捉えられないでいます。
ですから、技術屋がアホらしくなった40歳半ばから一貫して、今から人生やり直せるなら、生まれ変われるなら、物理学者を目指したいと感じ続けている始末です。
さて、光線療法の始祖と言われているのは、20世紀初頭にノーベル医学・生理学賞を受賞しているニールス・フィンセン医師だそうです。
太陽光に含まれる特定の波長が狼瘡(ろうそう:全身性エリテマトーデス)を治癒させることを発見した理由での受賞でした。
【光】に関しては、別ページで詳しく書きたいとは思っているのですが、ここでは身近なところでもう少し補足だけしておきましょう。
先日もNHKの何かの番組で放送していましたが、例えばカルシウムを吸収するのにはビタミンDが必要なのですが、これを合成するには太陽の光が必要だということでした。
「アルプスの少女ハイジ」がアルプスで回復したのにもここに秘密があったそうですから、やはり、「光線には何かがある」と仮説を立てることは間違いではないと思います。
実際の装置の原理は簡単です。
単にカーボンのアーク放電の原理に過ぎません。
ただ、波長と疾患との関係やその特定波長の光を作るためのカーボンの組成が難しいというのは想像するにやぶさかではありませんね。
今日ではガンに対する放射線治療にその名残が残っているそうですが、抗生物質などの薬理学の進歩により、光線療法を研究しておられる方も少なからず居られるとは言え、今ではマイナーな地位に押しやられ、むしろ民間療法として認知されることの方が多いようです。
ここでは、特に皮膚疾患に関しては我が家では非常に有効であることは確認できたということや下記のレビューといった帰納的に判断していただく材料しかご提供できません。
理論的な根拠は深く追求していませんが、似非科学に分類されるほどのものではなく、むしろポストサイエンスとしての課題を残す印象の方が強いかと感じられます。
もし興味があられるようでしたら、先ほどの「遺伝と光線」という本は、光線研究所に直接お申し込みいただくか、一般には古本でお求め頂くしかないのですが、べらぼうにお高くなっています。
書籍のご注文される場合は(財)光線研究所へお電話で直接お問い合わせされてくださいね。
施療もこちらの光線研究所の付属診療所でしていただけます。(電話03-3200-3276)
(株)黒田製作所が製造、(株)コウケントーが販売、(財)光線研究所が研究・施療だと思います。
あるいは、一般的な知識を得るだけならば、下記の「家庭でできる可視光線温熱療法」がお手ごろ価格でいいかもしれません。
ただ、「本家メーカーの書籍がAmazonでは手に入らないのも不満」として、いまいちどのカーボンを使えばいいのかよく分からなかったというレビューが上がっています。
実際には、本家メーカーの書籍は上で申し上げたようにamazonで古本が手に入りますが、非常に値段がお高いということなんですね。
ある意味、コウケントーの価値を示しているのかもしれません。
posted by DVF at 12.11.2
鈴木 英雄
文理書院
おすすめ度:
家庭用光線治療器の総合解説書。あらゆる病気やケガに効力を発揮する光線療法のやり方を詳しく解説。
こちらは鈴木光線治療研究所の2代目が出された書籍です。鈴木光線治療研究所は元々独自の光線治療器を使われていたようですが、運用する規模の関係上、現在はコウケントーを使用されています。
但し、治療用カーボンは独自の「ヘルシーレイ」が使えるとのことです。
コウケントー1号器(SF-113)
コウケントーには、1号器~3号器、5号器があるのですが、家庭で施療されるには我が家と同じように1号器で充分です。
AMAZONでもYahooでも楽天でも販売されていますが、どのお店で買われても価格はほぼ同一です。
価格の面で強いて言うなら、沖縄県の方はAMAZONで買われたら少しお安い勘定になりますし、九州地方の方なら同じ、その他の地方の方はYahooや楽天で買われる方が、若干お安くなる勘定でしょうか。
光線治療器は意外にいろんなメーカが出しています。
同じカーボンが使えますが、中には異様に本体が高価でボッタクリレベルのものもあるようです。
(株)黒田製作所、(株)コウケントーであることを確認してご購入される方が間違いがありません。
やはり、専用キャスターを付けられておいた方が移動に便利だと思います。
また、「遺伝と光線」ではありませんが、「可視総合光線療法・理論と治験」が付属していることは何より心強いですね。(正規ルートである証でもあり安心できます。)
本器は太陽と同種の、あるいは少なくとも似たような特性をそなえた光線を人工的に、赤外線・可視線・紫外線と可視総合線で創り出すように考案されたカーボン灯です。
本器より発する総合光線を人体に適量に補給すると、常に健康を保つことができます。
当然これを使用するには、カーボンの電極が2本必要です。
写真のように、10本が1ケース単位で販売されています。
ご参考までに、こちらのカーボンを購入される場合も、Amazonプライムを使われると便利ですよ。
我が家では、オーソドックスな3001番(赤)と4008番(薄赤)を対にして使っていますが、これは症状によって使うカーボンが違ってきます。
上記の光線研究所にご相談されたら教えていただけますし、「遺伝と光線」を持たれたなら、そこに全て網羅されています。
総合病院の診療科がほぼ網羅される形で記載されていますので、まず該当しない病気はないと思われます。
ただ、我が家の書籍は古いからかもしれませんが、皮膚科の乾癬は載っていませんでした。
でも、レビューを読んでいると乾癬を改善した方は非常に多いように見受けられました。
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