ホームページ制作会社 納入実績サイトのスピード評価

ホームページ制作会社の納入実績サイトを調べてみると…

Trinityがご提供するテンプレートサイトを、

GTmetrix及びGoogle Speed Insightで測定した結果は下記でした。

Gtmetrixで100点
Speed Insightモバイル94点 / PC97点
gtmetrix サイトスピード評価
speed-insight サイトスピード評価

この結果は、どのようなポジションに位置するのでしょうか?

これを探るために、ホームページ制作会社の納入実績サイトのスピード評価を調べてみました。

調査(2019年度)の結果、どちらか一方でも90点以上を取るページは皆無でした。
もっと探せば必ずある筈ですが、少なくとも全ホームページの数%以下しかないことは確実そうです。

ともかくも、その結果を以下にまとめてみました。

制作会社 サイト GTmetrix Google
Speed
Insight
備考 印象
A社
学習塾向け
システム提供
学習塾1 59 66 システムを利用、デザインを選んで自前で作成
約2.5万円~
管理費:9,800円/月
オリジナルヘッダー画像:オプション約1.8万円
デザイン豊富も、自由度少で見た目ワンパターン。独自性を出そうとするとやはり費用がかかる。
知識がない限り強いページにはできない。
学習塾2 13 19
B社 学習塾1 74 68 8ページ:約35万円~
管理費:3,000円/月
価格は張るが、価格に相応しいHPで納品している印象。
整骨院 73 75
C社
学習塾向け専門
学習塾1 51 38 4ページ:約9万円~
管理費:6,000円/月
松竹コースには注力しているが、梅コース(それでも相場より高いけれど)はそれなりの人材が担当か?
学習塾2 43 42
税理士事務所1 80 74 デザイン重視コース
5ページ:約25万円~
管理費:6,000円/月
D社
学習塾向け専門
学習塾1 27 63 5ページ:約5万円~
管理費:5,000円/月
これは、見てくれからして醜い!ダサイ!品がない!
しかも、スマホ非対応
楽天のカタログベタ張り商品ページかとも思えるゴタゴタ感で、これなら作らない方がマシ。
学習塾2 18 41
E社 学習塾1 82 85 5ページまで:約5万円~
管理費:0円/月
デザイン重視の制作で松竹コースに注力。梅コースはクライアントの知識次第!
自由に更新できるメリットも、知識がなければ墓穴を掘る結果に。
学習塾2 計測不能(遅すぎ) 4
F・G・H社
Jimdo専門
クリニック 70 37 カスタマイズのみ:約5~7万円
カスタマイズ+5ページ:約10~13万円
管理費:0円/月
Jindo使用料:945円/月(PROコース)
最もメジャーな制作方法。
システムの安定感・デザインの洗練性は優れています。
但し、無料で誰でも利用できる分、有料版のPROやBUSINESSでもSEOには弱い傾向は否めません。
不動産会社 77 69
保育園 85 76
I・J社
ワンページ専門
市会議員 36 9 1ページ:6万円~
管理費:5,000円/月
結構、流行っているようですね。
ランディングページとしてなら有効ですが、HPとしてなら何の意味もありません。
これだけならチラシと同じようなもので集客はまず見込めないことは断言してもいいでしょう。
料理店 72 12
K社
システム利用
学習塾 42 14 システムを利用、デザインを選んで自前で作成
利用料:4,200円/月
オプション:制作代行 約4万円~
A社と同じく、自由度が少なく、見た目ワンパターン。
しかも、スマホ非対応
知識があっても強いページにはできないでしょう。
看護国家試験 57 42

制作会社が作ったホームページといっても、たかだかこの程度です。

SEOやデザインにこだわり過ぎない!

Web上では、あちこちで「HPなんて誰でも作れるのに高すぎ!」なんて言葉が囁かれます。
無料ホームページは問題外としても作るだけなら今や誰でもできます。
しかし、その方法も制作した結果の有効性も様々です。

Google先生やユーザにどう思われても構わないHPなら誰でも作れる

という解釈が最も正確な表現かもしれません。

それが故に制作会社も乱立しているのでしょうから、当然のごとくピンキリ。

「ホームページ作って儲けようかというレベルのなんと多いことか!」とも見受けました。

結論を一言で言うとすれば、やはり、

優れたベースフレームの上に手間と気持ちを込めたHPが強くて速い

ということに落ち着くでしょうか?!

「誰でも簡単」を選ぶ愚かさ、「見栄え」だけを選ぶ愚かさ!

「誰でも手軽に作れる」が売りの無料や格安ホームぺージは、裏返せばHPのソースが複雑で汚いということですし、「誰でもが作れるということは、その誰でもの中に埋もれるホームページしか作れない」ということでもあります。

最も安定性がある無料ホームページのJimdoも、まさに、そこが弱点であり、有効に活用するにも、やはりプロに頼らざるを得ないところはあります。

そして、今後ますますGoogle先生は、その辺りを見極めて評価していくことでしょう。
(哀しいかな、嘘つきと正直者の判断は未来永劫にできないと思いますが、これはWebの限界です。)

費用的には、もし制作会社に丸投げされるとして、ザックリ1ページ1万円以下の予算で済むような見積であれば、間違いなくSEOも高速性も劣るサイトになる可能性は高いでしょう。

だって、SEOにしても高速性にしても見えないところで、もの凄い手間を食うものですから、もらった原稿をそのままコピペするような単純な仕事をしたとしても、強く速いページにするためには、1ページ1万円以下ではとてもペイするものではありませんから…。

かと言って、1ページ2万円ほどにもなるページが優れているかというとそうでもありません。
特にデザインの高質さを謳うページは価格が張りますが、デザインに費用を費やしてペイする事業者は、すでにブランディングが出来ている有名な事業者です。

今からブランディングしたい貴社であるならば、デザインに投資しても一文の見返りもないことは覚悟すべきだと考えます。

また、「SEO対策済み」を謳いながら、狙っているのかと思えるキーワードでも全くダメなページも多く見受けられました。

ベースフレームが悪ければSEOにも劣ることは、ある意味確かなのですが、フレーム側で担えるのはせいぜい2割であって、文章でいくら頑張ってもここまでという限界を決めるのがベースフレームの良否と考えておくのが最も正しい理解だと思います。

その上で、本当に強いページにするのは、8割がたテーマの構成の仕方及びコンテンツの文章の作り方であり、その知識と経験であることは間違いがありません。

優れたベースフレームの上に構築すれば100点に近いところが狙えるけれど、極端に劣っているわけではないベースフレームでは頑張っても80点までが限界かもしれないし、極端に劣ったベースフレームでは頑張っても50点も取れないほど浮かばれないかもしれないということです。

それ以前に、何度も述べてることですが、厄介な共通点として「自分のHPであって自分のHPではない」ことの方が大問題です。

何の知識もなく契約を解除すれば、せっかく作ったコンテンツ(=投資費用)はパァ!になるか、なるかもしれないことです。

すなわち、制作を業者に依頼する場合は、将来に移設したい時や他の業者に乗り換えたい時などが生じた場合、制作業者独自のシステムやベースフレームの上に乗っているのであれば、それらは貴社のものではありませんので、コンテンツだけを返却してもらって(これも確認しておかねばなりませんが)新たなフレームに乗せるための改造費用が発生することも考えておかねばなりません。

低評価サイトをテンプレートに乗せてみた驚きの結果とは?

『ホームページ制作会社の納入実績サイトのスピード評価』調査結果(上表)の中にある、GTmetrixで42点、Speed Insightで14点だったサイトのトップページのメインコンテンツを画面表示のままコピーして、本システムのベースフレームで、ビジュアルエディタに貼り付けてページを作成してテストしてみました。

すると、次のような結果が出ました!

gtmetrix サイトスピード評価
speed-insight サイトスピード評価

既存のホームページのコンテンツをコピペして載せただけで、大幅に点数アップ!

その結果は、GTmetrixで84点、Speed Insightで50点という結果でした。

【42点→84点】【14点→50点】
すなわちベースフレームを変えるだけで、高速性(=ユーザに待たせない思想)が大きく改善されたということになります。

これは、何を意味しているのかと言いますと、

  • 作り方のまずいページでも、本テンプレートの上に乗せれば大幅に高速化できる!
  • すなわち、この対象サイトはベースフレーム自体が相当悪い!
    得点では、おそらく30点以上の減点になっていると考えられる。
  • サイドメニューまでは乗せませんでしたので、これを乗せていれば、さらに少し低い点が出たはずですので、おそらくメインコンテンツの作り方のまずさに起因する減点は30~40点辺りではないかと推測されます!
  • SEOに関しても、テストの対象としたHPでは全く配慮されていないことが安易に予測できる!

ということです。

Trinityのテンプレートを利用して自社のWeb力を高めながらホームページを自作していく方がよほど可能性があると感じられたのではないでしょうか?

貴社は、どうせ用意しなければならない原稿や画像を、実際のHP表示を見ながら差し替え編集していくだけ!!
自社の財産となる従業員のweb運用リテラシーをも育てることにもなる一挙両得!

もちろん、普通のブログのようにビジュアルで編集していただけますが、htmlで編集していただかねば宝の持ち腐れになってしまいますので、コンテンツの追加や修正・編集に必要な知識だけで構成した解説書をお付けしています。(htmlなどはWORDレベルの簡単さですよ!)

この添付資料も相当分かりやすく解説していますから、これに喰らいついてものにしようというぐらいの気持ちがなければ、他のことでも何をやってもモノにはできません。

手取り足取りの過剰なサービスが子どもや学生の学力低下を招いているのと同じことです。

このOJTを一度体験しておくだけで、

  • コンテンツの構成を変更する力ぐらいなら、すぐに身に着きます。
  • 無駄な月々の管理費を支払うことなく、名実ともに自社の所有物として運営出来ます。

とは言っても、真っ先に目に飛び込んでくるヘッダー部のロゴ画像や背景画像・メイン画像(いずれも必要であれば)が難しいケースは多いかと思いますので、ご相談には乗らせていただきます。

但し、すぐのお返事は難しく、翌日以降のお返事になることはご了承くださいませ。