ホームページはデザインに凝りすぎると後悔する

デザインに凝ったホームページと比較して、当社のサンプルホームページはどうなのだろう?

そんな思いで、サンプル塾のページと同業種の某塾のホームページを、Googleのホームページ分析ツール「Lighthouse」で比較してみました。

このホームページは技術力に加えデザイン力に優れ、SEOにも強い総合力のある制作会社が作られています。
その上、価格的にも良心的な制作会社とお見受けしました。

それでも、コアの部分のページ数が30ページほどになりますので、少なくとも50万円程度の初期制作費用ではないかと思われます。

トピックや塾生の声や合格実績などの更新も怠らずにやっておられるようですので、自塾でやっておられるのかどうかは分かりませんが、どちらにしても更新の人件費をかけることで、HPを+αで生かしておられることが感じられます。

ともかくも「あのようなイメージで作ってください」と例に出して依頼されるような、大手塾顔負けの洗練されたぺージであることは間違いがありません。

予算が取れる場合は、デザイン・オンリーではなく、このような総合力のあるHP制作会社に頼みたいものです。

Google Lighthouseによるホームページ分析

さて、結果ですが、

  1. 某塾トップページのLighthouseによる評価
  2. 某塾トップページのLighthouseによる評価

    さすがにSEOの強さが伺われますが、一方で「カッコいい」分だけパフォーマンスは評価が低くなっています。

    ちなみに、トップページで話題にしたGoogle Speed Insightでは9点、GTmetrixでは44点ですから、カッコよさには裏があるとも言えます。

  3. サンプル塾トップページ(Luxeritas 使用)のLighthouseによる評価
  4. サンプル塾トップページのLighthouseによる評価

    アクセスビリティを除いてはほぼ完璧です。

  5. 参考までに、当社通販サイトトップページ(賢威7.0 静的html 使用)のLighthouseによる評価
  6. 当社通販サイトトップページのLighthouseによる評価

    やはりSEOに強い「賢威」を象徴しています。5月に正式リリース予定のver8.0では、コンセプトの予告からも、他の要素も軒並みアップすることでしょう。

    ホームページの品質

    Google Lighthouseの解析が何を表しているのかは、話が細かくなりすぎますし、「それでどうなの?」と言うと、いろいろと意見が分かれるところになると思いますので、そのような話は後回しにさせていただきます。

    ただ、ホームページの総合的な品質を表している指標とだけ考え、指摘された問題点は検討の価値ありとぐらい考えておけばいいのではないかと思います。

    以上の分析結果を見る限り、「Luxeritas」で作り込んだWPのホームページは、本物のプロが作ったホームページと総合品質で遜色がないことが分かります。

    また、私の感触ですが、何かを検索して上位に出てくるページにデザインの凝ったページは極めて少ないように思われます。

    いわゆる「カッコいい」ページは、飛び込んでくる大きな画像を背景画像として使っていることが多いようですが、seo的にはマイナスになる場合が多いということのような気がします。

    そういう意味では、単に多くの人に認知をしてほしいという段階であれば、コストパフォーマンスが極めて悪いということができるでしょう。

    「Luxeritas」は、そのあたりをはっきりと認識された上でしょう、背景画像はあくまでもタイトルのバックとして配置し、メイン画像は<img>タグとして前面に押し出すコンセプトで設計されています。

    もちろんカスタマイズすれば、流行りのデザインにはできますが、実際にそれをやって、seo的に順位を大幅に下げたサイトも見ましたから、サンプルサイトやこのtrinityのサイト自体の構成で十分と思っていただけるのであれば、seoにも強く品質をも落とさないために、あまり弄らないことをおすすめします。

    数十万円の予算を組める場合はいいですけれど、出来る限り予算を抑えたい場合は、このようにWPを使って自前で立派なHPと遜色のないサイトを作ることが出来ることを、是非知っておいていただければ今後の方針も大きく変わってくるのではないでしょうか?