マズルの上の皮膚に異変があってから1年!
2013年5月後半(1歳2ヶ月)ごろよりマズルの上の皮膚に異変があり接触性皮膚炎と診断されてからすでに1年以上が経ってしまいました。
換毛期だけの症状であればまだよかったのですが…。
原因は真菌でもなくノミダニでもなく接触性皮膚炎だったのでいずれ治るだろうとたかをくくっていたのですが治りましぇーん?(???)。
最初はプレドニゾロンなるステロイドと抗生物質やら塗り薬で治療をしましたが、ステロイドではほとんど効果がありませんでした。
※プレドニゾロンは動物病院でしか処方されない要指示ステロイド剤薬品です。
※プレドニゾロンには先発薬、ジェネリックの区分はありません。
※世界のファイザー社のプレドニゾロンは「ワイゾロン」と呼ばれ、個人輸入では入手できます。
ビクタスS TMクリームで改善するも完治に至らず!
その後の治療で、塗り薬ビクタスS MTクリームが改善の方向に向かう効果が見られました。
ただ、一定以上の改善まではするものの、それ以上の改善にはなかなか至りません。
※ビクタスS MTクリームは市販されておらず、動物病院でしか処方されない要指示薬品です。
※日本の動物医薬会社DSファーマアニマルヘルス(動物医薬で世界15位)の製品です。
※オルビフロキサシン(抗菌剤)・ミコナゾール硝酸塩(抗真菌剤)・トリアムシノロンアセトニド(ステロイド剤)を主成分とする抗生剤とステロイド剤の合剤ですが、ステロイド作用としてはそれほど強くないので、ある程度継続的に塗布できるとの説明を受けました。
※もし、様子を見ようかという程度であれば、フジタ製薬のヒビクス軟膏 7.5mLが評価も高くいいのではないでしょうか?
こちらは通販で購入できます。
そのため、緩いとはいえステロイド剤には違いありませんので、薬を塗り続ける気にもならず、しばらく様子をみました。
けれども何もしない分、きっちり何も改善しないので、気を取り直して再び開始しました。
すると、再び改善の様子が見えていい感じになってきたので、投薬を途中で中途半端に止めてしまったのがいけなかったのだと言い聞かせ、根気よく1か月以上継続しました。
しかし、やはり2週間目以降は全く停滞してしまうのです。
確かに、以前のような腫れぼったさは見られなくなったものの、これ以上塗り続けると皮が薄くなって無くなってしまわないかと不安になります。
かと言って、最初の治療であまり効き目が見られなかったステロイドを再び飲ませても変わりないだろうと予測してしまいますし…。
そんなわけで、ここ2ヶ月ほどは診察から遠ざかっています。
本当は、光線療法を施してやれば一発で治るのではないかと思っているのですが、部位が部位だけに動かれると困りますし…。
でも、最後の最後は、毛が抜けない時期を見計らって羽交い絞めにして当てるしかないかとも考えています。
もう一度、一般的な治療薬であるプレドニゾロンでトライしてみるか?
でも、そこまで重篤ではないしな…。
そんな思いを持ちながらネットを見ていると、結構鼻ハゲで皆さん悩んでおられることに驚きました。
これらの方々の経験や見解を参考に、やっと、当初から獣医さんにも言われていた「食事(ドッグフード)を変えてみる」ことを開始しました。
ここまでは「柴犬専用」と謳われたドッグフードを与えてきたのですが、「ロイヤルカナン」に変えてみることにしました。
この後、最後の手段として光線療法を施してやったため、どちらの効果が大きかったのかは判断できませんが、「ロイヤルカナン」に食事を変えた時期から漸次良好に転じたとも言えます。
その後、二度と鼻ハゲが出ることはありませんでしたので、考えてみれば、何をしても治癒しなかったのはリーズナブルな価格の「柴犬専用」と謳われたドッグフードを与えていた期間だとも言えますから、根っこはドッグフードにあった可能性は大きいと考えられます。
※その後2年ほどは「ロイヤルカナン」を続けた後は、値段が張りますが長年グルテンフリーのOrijen(オリジン) のお世話になってきました。
鼻ハゲで悩んでおられる飼い主さんは意外に多かった!原因は?
鼻ハゲは穴を掘るから~??(チコちゃん口調で)
「柴犬くるみ ワクチン接種&鼻のハゲで病院へ」によりますと、
「穴を掘ることが多いことが原因と言われ、薬用シャンプーで改善した」という記事。
ラプラス君もよく穴を掘ってますけれど、穴掘りが原因という説はネットでもあまり見られません。
でも、アトピーでもないし接触性ということであれば、考えられないことでもありません。
それに、ステロイドや抗生物質などという難しいことを考えなくても薬用シャンプーでいいような気がしてきました。
意外に正解かもしれませんから一つの候補としてチェックしておきます。
えさが原因?
読売オンライン 発言小町 「柴犬にハゲが・・・・」によりますと、
応急処置として人間用のオ○ナインを塗ったら、治ってしまいました。
うちはまず「えさが原因」と釘を刺されました。
それまで、肉をゆでたもの、卵、チーズなど、色々与えてたのを禁止され(特にチーズは一番いけないんだとか)、医師指定のドッグフード以外は何も与えてはいけない、と厳命されました。
オ○ナインはチェックしておこうかな?
確かに、かかりつけの獣医さんには「エサを変えましたか?」と聞かれましたから、食べ物が原因ってことは大いにあり得そうですね。
卵やチーズはいけない?
特に卵は大好物だけれど、我が家は与える前からハゲて来たもんなぁ。
※追記:結果的にラプラス君は食事が原因ではなかったようです。
今でも、卵もチーズも大好きです。
金属アレルギーが原因?
OK Wave 「鼻の頭の毛が薄くなってきた」によりますと、
食器については、金属アレルギーの子もいますので、ステンレスはあまり良くないです。
アレルギーに関して言うならば、ガラスがベストです。
金属アレルギーか?
ひょっとしてもあるから、ステンレスの食器は変えてみようか?
化学繊維?
[MIXI:読売オンライ小太郎です!]によりますと、
うちの黒柴も皮膚炎でマズルがはげてしまいましたけど治りましたよ
原因はポリエステルの敷物でした
綿100%の敷物にしてからは調子いいです
病院の先生曰く「柴犬は土の上が一番!」っていってました
ケミカルアレルギーか?
ひょっとしてハウスダストアレルギーもあるかもしれない、見直してみる価値はあるよな?
真菌・ノミダニなどが原因?
「ローズ・おはよ★ りょう再び病院へ」によりますと、
鼻ハゲの要因として・・・
- 真菌(カビ菌)
- ノミダニ等の寄生虫(ニキビダニetc)
- 皮膚病
- 内臓の調子やホルモンのバランスを崩している(甲状腺機能低下症etc)
日光が原因?
「柴犬ころん ハゲの原因」によりますと、
鼻の上のハゲは、日に当たり過ぎが原因でハゲてるそうです。
「白柴ミロの成長日記 ちょっと鼻ハゲ」によりますと、
アレルギーだとしたら日光アレルギーの可能性はあるかも・・・とのことでした。
朝晩、一日2回、ハゲに塗る消毒薬を処方されました。
ただ、効果はあまり期待しないでくださいって・・・(^^;
Yahoo!知恵袋「鼻の中心の毛と鼻の境目のあたりが・・・」によりますと、
日光性皮膚炎の可能性
「やっほーちび介 日光過敏症と膿皮症」によりますと、
獣医さん曰く→『犬日光アレルギー』は鼻の部分が炎症を起こすもので、ちーちゃんの場合は鼻の周りが炎症起こしてるので・・・
犬の本とか持ち出してきてくれて、いろいろ調べてくれた結果
日光過敏症で免疫力が低下してるところにバイ菌が入って膿皮症を起こしてる
ラプラス君も1,2ではないことは最初に検査済みだし、日光性皮膚炎というイメージもしにくいし、やっぱり接触性皮膚炎だろうなぁ?
みなさんのワンチャンの皮膚は如何ですか?
また情報があれば教えてくださいませ。m(__)m
もし、病院に行っても埒が明かないようでしたら、ペットくすりのアジー100mg、さらに、アトピー性皮膚炎の場合は、ペットくすりのアポクエル(アポキル錠)16mg20錠を試してみることも一つの選択肢だと考えます。
また、もしアレルギー性皮膚炎、あるいは、その一形態であるアトピー性皮膚炎と診断された場合、通常は「アポキル錠」が処方されるかもしれませんが、獣医さんと相談されて副作用の少ないアンテドラッグステロイド「コルタバンス」を常備されておくことも選択肢としてあるのではないか?ベストではないか?と考えます。
今振り返る、「あの時、こうしていればよかったかも?!」
結果的に、「鼻ハゲ治りました」でご報告したように、ラプラス君は総合可視光線を当てることで治癒したことは間違いがないと考えるのですが、何故、最後の手段になってしまったのだろうかという後悔があります。
1年半もかかってしまったわけですから、薬を信用しない気持ちはあったとしても、今思えば、この1年半の間に「アジー」ぐらいは試せたのではないかという思いがあります。
全ては結果論なのですが、生きていると、分かっていながらも、そうなってしまうことも多いと自分を慰めるしかありません。
あなたも、出来る限り、愛しいワンちゃんや猫ちゃんのために、そういう結果にならないように注意を配ってくださいませ。
柴犬ラプラス マズルに異変!鼻がハゲてきた! | 接触性皮膚炎だって?!
鼻ハゲ治りました!柴犬ラプラス号 | 恐るべし!総合光線療法
ラプラス君のように、この程度で済めばいい方なのですが、もっともっと重い症状でお悩みの方も居られると思いますので、そんな方は下記の動物病院のサイトを参考にされては如何でしょうか?
重篤な皮膚病の場合の参考サイト
高知に皮膚病の治療が豊富と見受けられる【きたむら動物病院】がありました。
下記のページではアレルギー性皮膚病などの治療例が画像入りで詳しく書いてありました。
重篤な皮膚病のワンちゃんをお持ちの飼い主さんには参考になるのではないでしょうか?