その柴犬、凶暴につき・・・
Bichon Frise – studdogbichon.jpg – Wikipedia
(ビションフリーゼ)
Photo by:Heike Andres
アトム君に似ている写真ってなかなかないものです。
ビションフリーゼっていろんな顔つきがあるのですね。
最も近い写真はこちらでした。
柴犬ラプラス君に久しぶりにお友達ができました。
とってもオシャレでモフモフかわゆいビションフリーゼのアトム君です。
と言っても、アトム君は「どっちでもいいわい」って感じなのですけれど…。
思えば、柴犬ではアオ君、ハッピィ君、京ちゃん、クロちゃん、リンちゃん。
ヨークシャテリアのココちゃん、秋田犬のりゅうた君、ラブラドルのコナン君、ご近所のシュナウザーのミント君。
ほとんどが1歳ぐらいからのお友達で、その後に出会ったワンちゃんには、寄ってくると鼻にしわを寄せて唸る始末で、なかなか新しいお友達は出来ませんでした。
それも、自分が興味があるのか、お座りをして待っているそぶりを見せているから寄ってきていただいたのであろうに、そんな時でも、至近距離に近づいてくると唸りだすのです。
相手にしてみれば、「アッ!騙された~」「フェイクやん!」って感じですね。
「すみません。ちょっと凶暴なもので。。。」
散歩中の他の犬に自分から吠えることも吠えられても吠え返すことは一切ないんですが、仲良くなろうと近寄って来られると、人にもワンコにもどうもいけません。
凶暴とへんこにつける薬はありません
我が家に来てからはや7年。
かかりつけの獣医さんから「基本いい子です」と言われ続けてはや7年。
知らない人や犬に対しては唸って寄せ付けない凶暴性は健在です。
そして、日常生活における天邪鬼ぶりにはますます磨きがかかっています。
そのお話は、また別ページに譲るとして、とにもかくにも、凶暴さと天邪鬼につける薬はありませんわ、トホホ。
ビションフリーゼのアトム君とお友だちに
そんな感じですから、なかなか新しいお友達はできませんでした。
そんな中、1年半ほど前からアトム君ママに「柴犬先輩」と寄って来ていただき、ラプラス君の唸り顔にもかかわらず、いつも話しかけていただきました。
ご自身もかつてご実家で柴犬を飼われていたとかで、「姿がカッコいいですね。こんな柴犬なかなか見ませんよ。」などと親しく接していただきました。
ラプラス君も、お会いするたびに徐々に唸りが和らいで来ましたが、それでも、「触ったら噛むぞ!」という雰囲気は消えず、触っていただくには憚られる状況でした。
しかし、半年ほど前に突然、自分の方からすり寄っていくかのようなそぶりを見せたのです。
飼い主にとっても、これは触っていただいても噛まないという確信がもてるようなそぶりでした。
いやぁ、「1年がかりで心を開いてくれたね!」とアトム君ママには喜んでいただきました。
いまや、お尻をスリ寄せて甘えているような感じです。
散歩の帰り道の微笑ましいワンシーン
ラプラス君の散歩は、本人の気の向くままなのですが、夕方は朝とは逆の方向に向かい、いろんなコースがあるのですが、かなりの頻度で帰り道にアトム君の家の前を通るコースをお選びになります。
そして、家の前に来ると「あいつ居ないかな?」と様子を伺ってなかなか動きません。
運よく、アトム君が門塀越しに見えると、もう尻尾を振り振りで、お尻を浮かせながらの伏せ状態で、「フーンフーン」と甲高い声で喜びをあらわにします。
それを見たアトム君も門塀に寄って来てくれて、ラプラス君と鼻を突き合わせてくれます。
その後、アトム君はそのあたりを往ったり来たりしつつ、もう一度鼻を合わせたかと思うと、玄関の前に行って中に向かってワンと一吠えします。
きっと、「あいつ来とるで!」とママに向かって知らせているのでしょうね。
実に、和やかで微笑ましいワンシーンです。
ママが出て来られるともう大変!
耳は寝るわ、尻尾は激しく揺れるわ、お尻を摺り寄せたり、ひっくり返ったりして甘えています。
アトム君は「お前はママと遊んでろよな!俺はお前の相手するのはめんどくさいぜ! 」て感じで、素っ気なく塀から外を見たり走り回ったりしています。