他人事ではない!あなたのお子さんは大丈夫?肥満あるいはひ弱

アメリカ人の子どもたちを肥満に導く6つのチャート

メタボが社会的な問題となっている日本でも、幸いなことにアメリカや西欧に比べれば、まだまだ救われるレベルと言えるかもしれません。

しかし、日本人にとっても他人事ではない課題として考えていかなければ、華奢な日本人にとってはアメリカ以上の問題になってくるかもしれませんね。

最近、【何故アメリカの子どもたちに肥満が多いのか?】をMarket Watch(マーケットウォッチ)が6つのチャートで真相に迫る記事をアップしました。

さすが為替関連のジャーナリズムだけあって「チャート」という表現をされているのですが、この話題にはベストマッチした言葉だと感じ入りました。
(僕は、こういう金融ゲームは大嫌いなのですが…)

この記事をアメリカ在住の為替ライター安田佐和子さんが上手く記事にまとめられていました。
日本語記事ですので、こちらをご覧いただくとよくわかります。

アメリカ人の子どもの肥満問題をアメリカ人成人一般の肥満問題として扱ってはありますが、子ども時代の影響を継続している問題だと思いますので特に問題はないでしょう。

最初に6つのチャートを抜き出しておくと、

  1. 砂糖の消費量
  2. カロリー源
  3. 1日当たりのTV視聴時間
  4. 中学2年生の通学パターン、1969年と2009年の比較
  5. サイズの変化、1950年代と現代の比較
  6. ファストフードのコマーシャル予算、2009年と2012年の比較

これらの項目を見ただけで何をか言わんやが明瞭ですね!

  1. 砂糖の消費量
    1人当たりの砂糖消費量が2010年に132ポンド
  2. 1ポンド = 0.454 Kg ですからほぼ日本人の華奢な男性一人の体重分の砂糖を消費していることになります。

  3. カロリー源
  4. 1位:穀物類のデザ?ト
    2位:パン
    3位:鶏肉料理
    4位:ソーダ・エナジー・スポーツドリンク
    5位:ピザ

  5. 1日当たりのTV視聴時間
  6. なんと1日8時間以上テレビを見ているという結果。
    子どもたちには学校で過ごす以上の時間をテレビ視聴に費やしていることになります。
    成長するに従って、テレビ視聴がネット接続に入れ替わるかもしれませんが、同じこと。
    ここまで体を動かさないことは大いに危機感を持たねばならない大変な事態であることに変わりはありませんね。

  7. 中学2年生の通学パターン、1969年と2009年の比較
  8. 40年前に比べ、スクールバス通学の比率は変わらないものの、徒歩・自転車通学の大部分が車での送迎に駆逐されている。
    日本でも子どもさんの塾への車での送迎はお見事なものですね。

  9. 一人前分量のコントロール、1950年代と現代の比較
  10. この部分は値段は同じでも分量を減らす日本ではあまり感じられないところです。
    安田佐和子さんのコメントでご紹介しておきましょう。
    「大は小を兼ねる(Bigger Is Better)」精神を地でいくように、ビジネス戦略の変容からハンバーガーのサイズは3倍、フライドポテトの量は1950年代と比較し2.8倍、巨大カップでお馴染みのソーダにいたっては6倍も増量しました。「生めよ増やせよ」ならぬ、「食べよ太らせよ」式で国民を肥やすとともに業績を上げていったというわけですね。

  11. ファストフードのコマーシャル予算、2009年と2012年の比較
  12. ファストフードの広告費は増加の一方
    マクドナルドとサブウェイが群を抜いています。

この分析の項目は、本サイトの講座でもほぼ網羅されている項目です。

安田佐和子さんは下記のようにまとめられていました。

いかがでしたか?砂糖摂取量の増加、運動不足、ビジネス戦略、加工食品の普及などなど・・・複合的要因が脂肪のように重なりアメリカで肥満をスタンダード化させていったことが分かります。

根深い問題を解決するには、まず親が食生活を変えていくしかありません。

僭越ながら、我が家の例を当てはめると…

  • 砂糖の消費量
  • 計量したことはありませんが、必要ないものに砂糖は入れません。
    コーヒーに砂糖を入れないだけでもかなり肥満抑止効果はあります。

  • カロリー源
  • コーラやエナジー・スポーツドリンクは一切飲みません。
    ただ、上記に限らず加工飲料全般は意外に肥満に貢献しますよ!
    チキンもお肉もよく食べますがハンバーガとピザは時々しか食べません。
    どの食事もふんだんの野菜からまず手を付けます。

  • 1日当たりのTV視聴時間
  • 子どもたちには親が選んだ番組しか見せませんでした。(せいぜい1時間)
    パソコンも携帯も与えませんでした。

  • 中学2年生の通学パターン
  • 二人の子どもたちとも、50分ほど歩いて登下校していました。
    今でも、彼らはほとんどバスに乗りません。

  • ファストフード
  • ハンバーガは1年に3~4回ほどモ○バーガで食べるのみ。
    当然、マ○ドは子どもたちも大学生になるまで食べたことがないと回想していました。
    親である私達もどんなものかとマ○ドに入ったのも数年前の1回限りで二度と入ることはないと思います。

素晴らしき食文化の国 日本!

この記事を読んだ後、僕はつくづく和食という食文化を築いてきた日本の素晴らしさに感謝せずにはいられませんでした。

欧米と同レベルの現代文明の恩恵に頼り過ぎ、メカボ化・肥満化が叫ばれながらも欧米のような肥満大国にまでは至らない歯止めは、和食にあることは確実だと考えています。

たとえ民族における身体的多様性を考慮したとしても、野菜を上手く採り入れなかった欧米の食生活は実に不幸であると思わずにはいられません。

僕は愛国主義者ではなく、たまたま日本に生まれただけという考えですけれども、色とりどりの野菜を並べ海の幸・山の幸・生命の幸を見事にバランスよく食する食文化の素晴らしさと語呂合わせなどの活用で記憶しやすく仕立て上げられた日本語という言語の素晴らしさという二大恩恵に大いに感謝する気持ちは満ち溢れています。

おそらく世界でも最も恵まれた国ではないでしょうか?
邪な心を生み出す一部の人々や制度に特権を与えさえしなければ…。

さて、各項目個別のお話は、講座とは別にまとめていきたいと思います。

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    さすがに、その元となる用途無限大の大画像はお付けできません m(__)m
もう一つの知られざる世界!

理に適ったサプリでも、まず即効的な効果は期待できません。

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そして、もう一つ、日本一の製薬会社 武田製薬が承認を得ながらも(世界有数の製薬会社依存ですが…)、製造権の持ち腐れで日の目をみなかった「オブリーン」も、世界ではそのジェネリック薬は販売されています。

当社が家電販売、特に施主支給家電で一世を風靡した時、卸元の担当者が「ニーズがあるから、その署品は存在する」とはよく言ったものです。

なるほど、便のお漏らしを気にせねばならず、片やお薬への依存性が発生しますから、よほど病的なメタボリックでない限りおすすめすることは出来ない肥満治療薬ですが、世の中のご立派なクリニックは平気で、それほどでもない肥満程度の患者にも使っているようです。

ある意味、新型コロナの非常事態宣言で、あまり外出できない今こそ、臆病だった方には、試してみる唯一のチャンスかもしれませんね。

先発薬はさすがにお高いですが、ジェネリックも数種ありますので、自己責任覚悟で入手されるなら参考にされてください。