ストロングハートプラス チュアブル 大型犬用はフィラリア予防薬(ジェネリック)です

ストロングハートプラス チュアブルは、フィラリア予防薬のトップブランド「カルドメック」のジェネリック(薬品の成分量、安全性が同一:サヴァ・ヴェット社製造)です。

【ハートガードプラス】=【カルドメック】の有効成分はイベルメクチン+ピランテル(パモ酸塩)。
イベルメクチンといえば、日本の大村智 博士が発見したアベルメクチンの化学誘導体で元Merck社のウィリアムキャンベル博士とノーベル医学・生理学賞を受賞した成分です。

同時に、ワンちゃんのフィラリア予防薬としても圧倒的なシェアを持つ成分です。
ノミ・ダニ駆除薬と併せて下記のページに分かりやすくまとめていますので、よろしければ整理のためにご利用くださいませ。

何を隠そう、実は2019年のペットくすりさんの売上高第1位が、こちらのストロングハートプラス チュアブル 小型犬用でして、中型犬用と大型犬用もそれぞれ第3位、第5位というほどの人気商品です。

「カルドメック」と同じメリアル社のノミ・ダニ駆除との兼用薬「ネクスガードスペクトラ」が獣医さんに採用される割合が増えたために、その猛追はあるものの、まだ「カルドメック」+「フロントライン」で対処される場合が多いことを表しています。

やはり、私のように使い慣れた薬にしておくことが無難で安全だという判断を誰もがされるということでしょうね。

Tidbits

製造元のサヴァ・ヴェット(Sava Vet)社は、ジェネリック薬で躍進するインドの新興ジェネリック薬製造・販売会社です。

親会社 SAVA HEALTH CARE自体の創業が2003年と歴史が浅く、インド内でのランキングには入っていませんが、相当な野望を持った会社と見受けられます。

「カルドメック」「フロントラインプラス」といったペット薬としては第一選択肢のジェネリックが、相当好調と見受けられます。

「ハートガードプラス」はジェネリックではなく、「カルドメック」の別称ですので、やはり価格も少しお高くなります。

「カルドメック」(現在は12Kg以上のランク:中型犬)を病院から購入している価格が単体で(1ケ月で)2,000円弱ですから、それだけでも相当お安くなると考えて、我が家では「ハートガードプラス」に替えるだけでも相当なメリットと判断し、こちらをチョイスしています。

でも、もしジェネリックにそれほど抵抗がないのであれば(我が家の場合も抵抗があるというわけではありません)、「ハートガードプラス」に固執せず、「ストロングハートプラス チュアブル」をチョイスして、さらに節約をすることもできます。

ちなみに、先発薬の「ハートガードプラス=カルドメック」は、動物医薬の3大企業、ドイツのメリアル(Merial)社が製造しています。

Tidbits

製造元のメリアル(Merial)社は、あのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer-ingelheim)社傘下の動物衛生用品及び動物薬の最大手でフランスのリヨンにあります。

親会社BIはドイツ最大手(株式は非公開)ですが、世界での売上高としては14位(それでも、日本最大手の武田薬品もまだ手が届かない)

Frontline/Heartgard/NexGard/Ivomec/PureVax/Previcoxといった製品名を聞くと、如何にメリアル社が動物薬で世界を席捲しているかが分かろうかというものです。

柴犬ラプラスのフィラリア予防&ノミ・ダニ駆除

我が家のラプラス号のフィラリア対策は「カルドメックP チュアブル136」
そして、ノミ・ダニ対策は「フロントライン M」を使っています。
こちらは、要指示の医薬品で、かかりつけの動物病院で購入。

それに、体重が11.9Kgだから中型犬用。
(追記:2019年7歳、今は13.0~13.8Kg!でっかい!)

※とは言っても、柴犬の展覧会に出場するにはこの位のガタイでないと優秀な成績は収められないとか。
(別に、出場させるつもりはないのですが)

と言うのも、今年はたまたまマズルの皮膚疾患で通院していたので、要指示の医薬品で通しています。

その後は、動物病院での購入も交えながら、ペットくすりさんでフィラリア予防として病院処方の「カルドメック」(日本での販売名)と同一品の「ハートガードプラス」(海外での販売名)、あるいはジェネリックの「ストロングハートプラス チュアブル」、ノミダニ駆除では「フロントラインプラス」で通しています。

フィラリア予防薬:中型犬用 節約効果

中型犬用の比較で申し訳ないのですが、「カルドメック」と同じ「ハートガードプラス」にして、これだけ節約できます。
さらに、ジェネリックをチョイスすることは+α程度のメリットになります。

この位の差なら(結構大きいですが…)先発薬をと判断されたら「ハートガードプラス」をお選びされるといいですね。

いずれにしても、人間と違って保険が効かないので大きな差が出ます。

カルドメック
=病院処方
ハートガードプラス
=カルドメック
ストロングハートプラス チュアブル
=ジェネリック薬
キウォフハート
=ジェネリック薬
イメージ カルドメック 中型犬用 ハートガードプラス(=カルドメック) 中型犬用 ストロングハートプラス チュアブル 中型犬用 キウォフハート 中型犬用
6か月分価格
(通常時)
11,664円(税込み) 3,900円(税込み) 2,900円(税込み) 2,700円(税込み)
詳細ページ カルドメック
中型犬用
ハートガードプラス
中型犬用
ストロングハートプラス チュアブル
中型犬用
キウォフハート
中型犬用

※「カルドメック=病院処方」は当方の購入価格であり、どの病院でも同じというわけではありません。
調査した限りでは、ごく平均的なお値段でした。

※その他の価格は「ペットくすり」さんの標準価格で、変動することがあります。
また、セールやセット販売でより単価は下がります。

※「ペットくすり」さんでは、獣医さんに相談できるところが大いにメリットで、掛かりつけの獣医さんがない方には嬉しいサービスです。

犬の嗜好性の高いチョコを微量含ませた(ワンちゃんの健康を損ねる量ではありません)甘いビーフ味のおやつタイプとなっており、そのおかげで、我が家のラプラス君もいつも美味しそうに入れてくれます!

どちらが美味しいのかは聞いてもラプラス君は首をかしげるだけですし、食べた後の様子を見ていても、ちょっと分かり兼ねますが…。

厳密に言えば、人間だって薬は飲まないに越したことがないのは重々承知の助なのですが、フィラリアで苦しむ姿を見たくないのであれば、ご検討されてみて下さい。

特に、動物病院に行ったことがない飼い主さんは、絶対にフィラリア対策だけはしてあげてくださいね。

ただ、こういう経済情勢の中、少しでも経済的にチョイスするのも賢者の知恵ですから、この記事を参考にしてくださいね。

以前のワンちゃんの可哀そうな最期だけは避けたい

前回のワンちゃんコロ号は約20年前に予防接種はしていたのにフィラリアにやられました。
今のように手軽に飲める予防薬は無かったのですから、それを思えば今のラプラス号は幸せなものです。

散歩の途中で歩けなくなってしまって抱きかかえて帰ってきたこともありました。
薬に頼らず自然であることが一番いいことだとは分かってはいても、あんなに苦しそうな姿はもう二度と見たくはない。つくづくそう思うのです。

犬フィラリア感染症は、蚊が媒介する犬糸状虫や犬心臓糸状虫など“犬フィラリア”と呼ばれる寄生虫が、犬の肺動脈や心臓に寄生して発生。
息が苦しそうになり、完全に貧血状態に陥ります。

キモを食べさせたら貧血は随分回復しますけれども、それは最後の気休めに過ぎません。

ストロングハートプラス チュアブル 大型犬用 特長

  • 日本と世界のトップブランド カルドメックチュアブルのジェネリック(薬品の成分量、安全性が同一)です。
  • 一番人気のフィラリア薬ストロングハートプラス チュアブルのチュアブル(おやつ)タイプです。
  • 犬糸状虫の寄生を予防すると同時に消化管内線虫の駆除が可能。
  • すべての犬種に1ヶ月1回1個のお薬投薬。
  • 体重 23kg~45kgの場合にはこちらをお選びください。

ストロングハートプラス チュアブル ラインアップ

体重によって適用するお薬をご決定ください。

通常は、生後6週以降から予防薬を与え始めますので、それ以前に与えないようにしてください。
もしくは、獣医師にご相談ください。

超小型犬用は 特にありませんm(__)m

ストロングハートプラス チュアブル 小型犬用11kg以下

ストロングハートプラス チュアブル 中型犬用12~22kg

ペットくすりのストロングハートチュアブル大型犬用23~45kg

超大型犬用は 特にありませんm(__)m

猫用 ありませんm(__)m・・・猫用ではレボリューション猫用がダントツNo.1!

cts