身近にあふれる!“ニセモノ”詐欺~ネットショッピングの罠
昨日、NHKの『あさイチ』という番組で、『身近にあふれる!“ニセモノ”詐欺』というテーマを扱っていました。
ニセモノと言えばブランドものというイメージが確かに強かったのですが、いまや日用雑貨にまで及ぶんですね。
番組では大手ショッピングモールで買った例も挙げられていましたけれど、いやはや、ひどいもんです。
大手ショッピングモールなんて言っても、細かいところまで審査していませんからね。
販売者などは公然と「売った後のことは知ったことか!」などと言ってましたね。
ニセモノ売ってりゃ、そりゃそうですわな。
特に、ネットでは『セドリ』で稼げるというノウハウまで売られていて、そのへんの誰でもが儲かりさえすればいいという感覚で店を出していますから、詐欺とまでいかずともいい加減な店が星の数ほどあると考えておいた方が無難なようです。
英語も分からない人間が、海外から商品の出自も確認せずに安くで購入して、日本人相手にネットで高く売って差額を設けるのが『セドリ』というやつです。
このサイトはワードプレスで構成していますが、どれだけスパムが多いことか?
もちろん、システム上でブロックしていますが、そのほとんどがブランド物を販売している海外のサイトです。
こういう所から買って売りつけられていることも多いのでしょうから、ニセモノ問題が生じても当然ですよね。
まぁ、当サイトとも範疇としては近い美容商品なんかもひどいものですね。
番組でも「まつ毛が伸びる」なる謳いの美容液で目の周囲が爛れた事例を紹介していました。
あの優秀であろうはずのカネボウ化粧品でさえ白斑被害問題を起こしたわけですから、そのへんのわけの分からん会社、それも理念があるわけでもない単なる儲け主義であろう会社に問題が生じないはずはないですよね。
特に美容カテゴリーなんかは、『セドリ』よりも、アフィリエイトを通して誰かれなくが嘘八百を並べて「ホントに伸びましたぁ!バカ売れ!お勧めですぅ~」なんて調子で紹介していたりする巣窟分野ですね。
美容の卸のサイトもよく見ましたが、ほとんどが恥ずかしくてとても売れるような代物ではありません。
こういう商品ほど、ネットの一般人にアフィリエイトさせることであちこちで目につくようになっています。
よく、こんなどこの馬の骨とも分からない会社が作った商品の数々を買うものだと、ちょっと呆気にとられます。
調べれば、そんなものでまつ毛が伸びた人まぁ居ないことが分かる筈です。
とっておきは、Yahoo!知恵袋。
回答者の回答を見てください。
「市販の美容液は全く効果が無いですよ。でも、ここにある美容液を試したら伸びちゃいました。」と短縮URLをクリックさせてアフィリエイト販売している回答者が目につきますよ。
ホント、おっそろしいですよね。
ちょっと話題が変わりますが、当店も一応Amazonに出店してみたんですが、ベルマン社のある製品に関して、さかんに『安い店と**の価格差がありますから見直ししてください』といった案内が届きます。
ベルマンの代理店あるいはベルマン自体と取引をする正規のお店(ほとんどはエステさん)は絶対に価格を下げることはありませんが、どうしても一般流通に漏れてしまう部分は避けられないのが世の中の常のようです。
まぁ、こういうお店は、何かあった時には「売った後のことは知ったことか!」になるのがオチですし、ベルマンさんも目を光らせて監視はされておりますから、無視するしかないのです…。
2000年に立ち上げた『家電改の鷹』でも、メーカの監視下でメーカに了承を取乍らの正規ルート最強価格で運営していましたが、バッタ屋や質屋系統の商品を買われて、それが不良品で当店に泣きついてきた方も一定数居られたことを思い出しました。
ネットショップならお店レビューをしっかり見て判断されることがお勧めですが、たいていよく見せるための自作自演が上の方に配置されていますので、これもご注意くださいね。
きっちり見られるならば、いい加減な店が如何に多いかが見て取れると思います。
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