チニバ(Tiniba) 500mg | トリコモナス症・細菌性腟症・各種感染症治療薬
抗トリコモナス剤 ファシジン錠のジェネリック薬 チニバ
トリコモナス症治療薬チニバ(Tiniba) 500mgはチニダゾール(Tinidazole)を有効成分とするファシジン(Fasigyn)のジェネリック薬です。
主に使われるケース
- トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)
- 細菌性腟症
※猫のトリコモナス症にはメトロニダゾールよりもチニダゾールが有効と言われています。
※FDA(アメリカ食品医薬品局)では、ファシジンは細菌性腟症などのその他感染症にも適応しています。(下記【効果・効能】参照)
チニバ 先発薬&ジェネリック薬 データベース
ジェネリック薬 チニバ
医薬名 | 有効成分 含量 | 1箱容量 | 製造会社 | 薬価 or 販売価格 | 購入可否 |
---|---|---|---|---|---|
チニバ 500mg | チニダゾール 500mg | 100錠 | Zydus Healthcare (ザイダス ヘルスケア) |
2箱単位(1箱=100錠)で 箱単価3,874円 =薬価換算38.74円 |
製造国:インド |
※薬価は2020年度の薬価です。
※調達可能薬の箱単価は時期やセール販売・セット販売等によって変動します。
※薬価換算価格が、薬価の30%であれば、病院で処方され保険適用された場合のお薬代と同等となりますが、診療費と処方箋技術料などが別途必要になりますので、メドとしてお考えください。
※Pfizer(ファイザー)は、ファシジン(Fasigyn)あるいはSimplotanの名前ではEUを中心に製造販売を継続しており、ライセンス契約あるいは売却によって、アメリカでは”Tindamax”、アジアでは”Sporinex”といった製品名で使われています。
※ファシジン 500mgはグローバル市場製品として世界に供給されています。
※日本のチニダロール錠も、元はPfizer(ファイザー)が開発したお薬で、1982年以来、10年余り先発薬として活躍してきましたが、製造販売が中止されました。
※その後、1992年より富士製薬のハイシジン錠がジェネリックとして承認され、日本における先発薬の役割を果たしており、2013年よりは医療事故を防止するために、チニダロール錠xxxmg「F」と製品名を変えて現在に至っています。
先発薬
医薬名 | 有効成分 含量 | 製造会社 | 添付文書 | 薬価 or 販売価格 | 規格 | 購入可否 |
---|---|---|---|---|---|---|
ファシジン錠 500mg | チニダゾール 500mg | Pfizer (ファイザー) |
Fasigyn 500mg イギリス版 |
2箱単位(1箱=100錠)で 箱単価4,013円 =薬価換算40.01円 |
錠 | 製造国:フランス |
チニダゾール錠 200mg / 500mg |
チニダゾール 200mg / 500mg |
富士製薬 | チニダゾール錠 200mg「F」/500mg「F」 |
200mg:46.90円 500mg:125.00円 |
錠 | - |
効果・効能
- トリコモナス症(腟トリコモナスによる感染症)
但し、アメリカだけではありますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)は下記の疾患も適応症として認可しています。
- 細菌性腟症
- アメーバ赤痢
- ジアルジア鞭毛虫症(ランブル鞭毛虫感染症)
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