ザモカル(Zamocal) 120mg | 肥満症治療薬
ザモカルはゼニカル(Xenical)のジェネリック薬
ザモカル(Zamocal) 120mgは、オーリスタット(Orlistat)を有効成分とする肥満症治療薬ゼニカル(Xenical)のジェネリック薬で、イギリスのジマー ファーマ(Zimmar Pharma)社が製造しています。
先発薬ゼニカル(Xenical) カプセルは、世界一のスイスの製薬会社Roche(ロシュ)が開発したお薬で、消化器系で消化酵素リパーゼの働きを阻害し、食物の約3分の1の脂肪が消化されないようにブロックするという世界でも唯一無比の作用機序をもった肥満症治療薬です。
日本では承認薬となっていませんが、欧米や諸外国では抗肥満薬として広く認められています。
※日本国内で唯一処方されている抗肥満薬は富士フイルムファーマの「サノレックス(Sanorex)錠」(有効成分:マジンドール)のみで、食欲抑制剤としての機序を持ちます。
※エーザイはFDAからベルビーク(Belviq)の承認を受け、アメリカで販売をしていますが、売上はそれほど伸びてはいないようです。
ザモカル(Zamocal) を製造しているジマー ファーマ(Zimmar Pharma)社はイギリスのロンドンに本拠を置くブランドジェネリック薬の製造販売会社で、2016年の設立という歴史の浅い企業ですので、信頼性という点では未知数です。
他には、ED治療薬や育毛増毛に関するヘケ関連のお薬がメインで、さらに日本をターゲットとして重要視しているようで、日本語パッケージ版も製造しているようです。
ただ、レビュー(信憑性はあると判断できます)を見る限り、必要以上に疑念を持つ必要まではないと判断できると考えられます。
医薬品 売上高世界ランキングと躍進するインドのジェネリック薬
但し、「ゼニカル(Xenical)」もそのジェネリック薬も日本では非承認薬ですから、個人輸入でしか手に入れることはできません。
何故、日本では依存性に問題を抱えたお薬が承認されて、本薬が承認されないのかは知る由もありませんが…。
どちらにしろ、あくまで個人の責任において判断しなければならないことは言うまでもありません。
また、後述しますように、本薬は出来れば少なくとも次の日は外出しないといったタイミングで様子を見られるべきだと考えます。
「ゼニカル(Xenical)」そのものも含めジェネリック薬を個人輸入で入手することは可能です。
ダイエットを目指す方が多く、日本の食欲抑制型のお薬では依存性というデメリットがあることも相まって、個人輸入に頼るニーズはかなり多いと見受けられます。
ザモカル 120mgでお薬代の比較
先発薬「ゼニカル(Xenical)」も含め、そのほとんどは有効成分含有量120mgで販売されています。
従いまして、本薬の場合はともに個人輸入で調達できる先発薬とジェネリック薬の比較という形でまとめておきます。
肥満症治療として、1回1カプセルを食事に合わせて1日3回が通常の服用量です。
そこで、ゼニカル 120mg 1箱=120mg×42カプセル×1箱(14日分)を基準に比較します。
個人輸入の場合、2箱(場合によって3箱)以上になるとケタ違いに単価が下がることも頭に入れておかれてください。
ゼニカル(Xenical) 120mg×42錠×1箱 =通販購入(個人輸入)= |
ザモカル120mg×42錠×1箱 =ジェネリック薬= =通販購入(個人輸入)= |
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イメージ | ||
価格 | 9,219円(税込み) | 6,174円(税込み) |
詳細ページ | ゼニカル42錠 | ゼニカル・ジェネリック(ザモカル) |
※「病院処方:保険適用」は薬価×0.3 + 処方箋手数料・技術料etc(1回と仮定、及び1回800円と仮定)から算出。
※「病院処方:保険適用外」は薬価 + 処方箋手数料・技術料etc(1回と仮定、及び1回2,000円と仮定)から算出。
※薬価は2019年10月以降の薬価です。
- ゼニカル カプセル 120mg:非承認
※「病院処方」は受診が前提ですので、別途、検査費・診療費がかかります。
※「通販購入」は2箱以上での購入の場合、ケタ違いに単価が下がります。
※「通販購入」はショップや購入金額により送料がかかる場合があります。
(上記価格の参考としている「くすりエクスプレス」は全国無料)
※「通販購入」の価格は変動することがあります。
また、セールやセット販売がある場合には、さらに単価は下がります。
ゼニカル(Xenical)の効能・効果
ゼニカル カプセル 120mg
効能・効果
肥満症治療薬
- 消化器系で働き、食べる食物の約3分の1の脂肪が消化されないようにブロックします。
- 消化器系の酵素(リパーゼ)に付着し、食事中に食べた脂肪の一部が分解されるのを防ぎます。
- 未消化の脂肪は吸収されず、体外に排出されます。
- 低カロリーの食事と併せて肥満の治療に適応されます。
用法・用量
通常の用量は、1日3回の主な食事の際に120mgカプセル1つです。
- 通常は朝食時に1カプセル、昼食時に1カプセル、夕食時に1カプセルを摂取します。
- 食事の直前、食事中、または食事後1時間までに摂取できます。
- カプセルは水で飲み込んでください。
- 果物と野菜が豊富で、カロリーの平均30%が脂肪由来である、バランスのとれたカロリー制御された食事で摂取する必要があります。
- すなわち、脂肪、炭水化物、タンパク質の1日摂取量は、3回の食事に分けて等しく分配する必要があります
- 効果を最大限にするために、ビスケット、チョコレート、風味のあるスナックなど、食事と食事の間に脂肪を含む食物の摂取を避けてください。
- 規定量以上に服用しないでください。
- 服用を忘れた場合は、最後の食事から1時間以内であれば、服用できますが、それ以降の場合は次の食事の時までスルーしてください。
禁忌
下記に該当する場合は服用しないでください。
- オルリスタットまたはゼニカルの他の成分に対してアレルギー性(過敏)の場合
- 慢性吸収不良症候群(消化管からの栄養素の吸収が不十分)がある場合
- 胆汁うっ滞(肝臓障害)がある場合
- 赤ちゃんを母乳で育てている場合
- こども(ゼニカルは、子どもへの使用を意図していません)
併用禁忌薬
下記に該当する薬との併用はしないでください。
- 抗凝固薬(ワルファリンなど)
- シクロスポリン・シクロスポリン
- ヨウ素塩および/またはレボチロキシン
- アミオダロン
- うつ病、精神障害または不安に対する薬
- アカルボース(2型糖尿病の治療に使用される抗糖尿病薬)
副作用
一般的な副作用
- 頭痛
- 腹痛/不快感
- 軟便
- 失禁(便)
- 鼓腸(一部の人が経験する)
警告
この薬は、排便中の未消化の脂肪が除去されるため、脂肪便や油性便などの排便習慣に無害な変化を引き起こす可能性があります。
特に、ゼニカルを高脂肪の食事で摂取すると、このような可能性が高まる可能性があります。
さらに、脂肪の非常に高い食事と一緒にゼニカルを摂取すると、胃腸への影響の可能性が高くなる可能性があるため、脂肪の1日摂取量を3回のメイン食事に均等に分配する必要があります。
日本では非承認薬ですから、より以上に添付文書をしっかりと読まれて理解してから判断されてください。
いずれにしても、安易な医薬品の使用は危険ですから、必ず服用規則を守りましょう。
初めての服用の場合は、まずは病院で処方してもらうことをおすすめします。
節約に適したケースでご利用される場合は、業者の選択には細心の注意が必要です。
歴史があって、長期間にトラブルや偽造品販売の前歴のない大手業者を選ぶのが無難です。
もう1点、怪しげな中小の業者から経口避妊薬やED関連、健康食品やサプリなどは買わない方が無難です。
特別データ:ゼニカル及びジェネリック薬のお薬代節約比較
ゼニカル(Xenical) には大変多くのジェネリック薬が存在します。
先発薬とジェネリック薬の節約度を一目で参考にされたい場合は、下記の非公開ページにまとめてございますのでご参照ください。
初めての方は、60mgタイプから試される方がいいかもしれません。(カプセルにつき、ピルカッターで120mgを分割するわけにもいきません。)
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