わきが・体臭対策にデオドラントジェル 海露
最初にお話しておきたいことは、本商品【海露】は当方で扱っておりますベルマン化粧品と非常によく似た商品とコンセプトでもあり、開発者であり販売者である舌間忠利さんのお人柄も友人を介してではありますが、よく存じ上げております故、当社で運営しておりますショップコーナーで正式に販売しようかとも考えた商品です。
おそらく、卸をお願いしても快くお引き受けくださる可能性は高いと思いますが、販売ページをご覧いただいてもお分かりのように、ある理念によりネットでの統一販売に限定されておりますので、とりあえずご紹介に留めさせていただきます。
また、当社としても、これが科学的・合理的に説明がつく商品であるのかどうかは判断し兼ねますので、販売という形はとっておりません。
ただ、このことは、市販されているどのようなデオドラント剤に対しても言えることだということにも気づくほど、まだまだ未成熟な分野なのだと思います。
2017年11月9日追記
実際問題、amazon、楽天の他、アットコスメさんでも少しの評価が投稿されていますが、☆評価は良くない方に振れているようです。
口コミ全体から言えることは、「消臭効果のある化粧水」と考えれば評価されるけれども、制汗効果・消臭効果は弱いという結論に集約されるようです。
この間、臭いの研究も進んできていますから、もう少し消臭力を増やす方向での改善をされればいいのかなと思います。
但し、あまり強くすると、評価の高い商品がそうであるように、ヒリヒリ感や肌荒れが問題になり始めます。
そう考えれば、「全身に対して消臭効果のあるやさしい化粧水」という位置づけで、臭い対策を重視する方ではなく、軽いデオドラント化粧水を期待される層に絞り込んで販売される方がいいのかなという思いがします。
個人差もありますから、どんな高評価の製品でも、必ず効果があるとは決して言えません。
スペック的にもそうですが、口コミ自体もお金で買えますから、体の悩みを解消する商品に限らず、大手の商品と言えども、話半分の意識を持って、どこかで線引きをしておくおくことは必須です。
よいセールスマンは最高の人格者でなければならないけれど…
ここで、舌間忠利さんのお人柄に絡めて営業ということについてのお話をさせて頂きたいと思います。
もう5年ほど前でしょうか、当時は、まだこの商品は開発されていませんでしたが、友人のサイトを通じて本商品の開発者である舌間忠利さんとお近づきになりました。
今は美術品販売をお仕事とされていますが、もともとは自動車修理会社のお仕事から出発された方です。
だからと言うわけではありませんが、やはり実際のものと格闘してこられた方に特有の真面目さ・真摯さを彷彿とされた人格者であられます。
ことのついでにもう一人、松平勝男さんという極めて知性の高い方ともお知り合いにならせていただいたのですが、お話の中で、松平さんは会社に勤務された当初は「何故、会社には営業が必要なのか?」といつも思っておられたとのお話になりました。
ベルマン化粧品通販のサイトをご覧いただいてもお分かりいただけると思うのですが、実は私も同じ思いを抱いていました。
ただ、サラリーマン時代はそんなことは思いもしませんでした。
何故なら、営業はとても大切なことだと思っていましたし、営業マンたちも大好きでした。
でも世の中は、技術打ち合わせを要したような私たちの世界とは全然違ったようです。
人のふんどしで相撲をとることが悪いとは思っていませんが、特にネットを見ていると、営業だけに関わる人たちに、あまりにもお行儀が悪いというかモラルが無いというか、目に余るものを感じていたからです。
松平さんの会社の営業責任者の営業研修では「よいセールスマンは最高の人格者でなければいけないんだ」という叫びが随所に聞こえるそうです。
本当に、こうあって欲しいものです。
結局、営業にしろ経営にしろ、製品やサービスのことをよく知り、人のためになるという確信と信念のもとに、人間性を磨くことにまい進する個人によって成されなければ非常に危険なものであるというお話でしたが、まさにその通りですね。
しかるに、ネットなどにおいては、製品やサービスのことをよく知らないのに、あるいは知ろうともせずに、どんな大げさな言葉で購買意欲を掻き立てるかばかりに長けるための【マーケティング】技術オンリーがほとんどといっても過言ではありません。
松平さんも、ご自身の執筆されたノウハウ書を販売してくれるいわゆるアフィリエイターの行儀の悪さには辟易とされていました。
ですから、知的である必要さえさらさらなく、神経さえ図太ければ誰にでも出来ますから、この種の人間が少なからずネットを食い物にしてきたという事実が生まれてしまったのです。
こんなことを述べたのは、本商品【海露】の開発者である舌間忠利さんは、少なくともこれらの輩とは彼岸にある方だということを、はっきりと区別していただきたかったからです。
最初は手作りのホームページだった舌間さんも、美麗でマンガなどを採り入れた現代的なページにされていますから、とても見やすく印象の良いページとなっています。
おそらく委託でホームページを作られたのでしょうね。
そのこと自体は何も悪いことではありませんし、商品を販売する以上、最低限の身だしなみや嘘偽りの無い範囲での修辞は必要です。
その一方で、こういった営業姿勢を見せていかないと世の中では見向きもされないことも、悲しいかな現実だということを感じてしまいました。
【海露】は、現状では肌にやさしいデオドラント化粧水か?
さて、前置きが長くなってしまいましたが、わきがや体臭に悩む皆様には、本デオドラントジェル【海露】は、とても重宝なものになる期待ができる商品であろうと考えておりましたが、発売から年月が経ち口コミなどから判断するに、冒頭で追記しましたように、体臭対策としてはやや弱そうだということになりそうですね。
発売当初は以下のような感触だったのですが、その通りになってしまったと言えばいいのでしょうか?
どちらかと言うと、万人向けの無難で緩和なデオドラントであったと言えそうですね。
■超純水と7つの天然成分が、あなたの”わきが臭”をガードするゲル状のデオドラント剤
わきがに限らず、
- 頭皮
- 首筋
- 脇
- 胸元
- デリケートゾーン
- 足
などの臭いに悩んでいるお子さんからご年配の方まで使用することが出来るものです。
(科学的な説明は??ですが…)
実際に、売れ行きも好調で、1375名のモニターさんの満足度が93.7%と極めて高い支持率が出ているのも、単なる消臭効果だけではなく、ベルマン化粧品と同じく天然素材にこだわった肌に優しい商品だということがあるのだと分析されます。
※販売者側のデータですから一般的には鵜呑みにできませんが、舌間さんの人柄を信用しているということを前提としています。
ワキガの原因物質やその抑制物質が特定されたり明らかになって来たわけですから、この成果を踏まえて、現行商品はエチケット用ローションとして固定化し、ワキガ臭が強くてお悩みの層専用に、もう一つシリーズを加えるという形で進化されるのがよかろうかと感じました。
資料室
ワキガ臭の3種類のニオイの原因物質
ワキガ臭は、主にアポクリン汗腺から出る汗の成分が、皮膚に常在する雑菌によって分解された際に産生される以下の3つの物質に起因することが明らかになっています。
- 硫黄臭
- 3-メチル-3-スルファニルヘキサン-1-オール
2007年に花王より報告 - スパイシー臭(カレーのスパイスのようなニオイ)
- 3-ヒドロキシ-3-メチルヘキサン酸
2002年に花王より報告 - 脂肪酸臭(古い雑巾のようなニオイ)
- 3-メチル-2-ヘキセン酸
2003年にスイスのジボダン社より報告
※一般的に、腋臭の原因としては「カプロン酸」と言われることがありますが、「カプロン酸」は「ヘキサン酸」の別名であり同じものです。
2006年6月2日、カネボウ製薬より「わきが抑制の機構解明」の発表
- においが強い人ほどアポクリン分泌管腔が大きく、分泌活動が活発であることを確認
- におい物質の分泌(分泌細胞の離出)から細胞の再形成という、アポクリン汗腺の活動サイクル全般にわたって「アルカリホスファターゼ」という酵素が関与していることを確認
- セージ、アルテア、オウゴン、ローマカミツレなどの植物エキスに「アルカリホスファターゼ」酵素の対する阻害活性があることが判明
2007年3月8日、花王より「ワキガ臭の発生メカニズムを解明」の発表
花王株式会社(社長・尾崎元規)香料開発研究所は、ワキガ臭(ワキの下に特有のニオイ)の解明を目的に研究を進めてきました。ワキガ臭は主に3種類のニオイ(硫黄臭、スパイシー臭、脂肪酸臭)で構成されていますが、今回、以下を明らかにしました。
- ワキガ臭を最も特徴付ける硫黄臭(生臭く鼻をつくニオイ)の発生メカニズムについて、硫黄臭も他のニオイと同様、臭気物質はアミノ酸と結合した状態(無臭)で汗腺から分泌され、これが皮膚の細菌によって分解されてニオイが発生することが明らかになりました。
これによりワキガ臭の発生メカニズムの全体像が明らかになりました。- ワキガ臭を引き起こす汗腺分泌物を正確に測定する技術を開発し、メンタルストレスによってワキの下の分泌物が増えてワキガ臭が強まることを、定量的に確認しました
引用:日経プレスリリース→ケムステニュース
さて、【海露】はちょっと高いと思われたり、何だか怪しい感じがするから避けられたいと思われた方も多いのではないでしょうか?
そんな皆様は、評価の高いデオナチュレさんの「ワキ用シリーズ」を試されてみるのがエコノミーで無難で且つ期待も大きく持てるのではと思います。
但し、どんな商品でも「効果が無かった」と結論される消費者が全く居なかった商品などはありませんから、そのことだけは念頭に置かれて下さい。
こちらも、ブテナロック足洗いソープ&グランズレメディと同じように、長い間、ショップをはじめ様々なサイトを運営しているが故に見えてきた有益な情報の一つです。
いずれにしても、あくまで「ガード」即ち見かけ上の対策をするものであり、わきがを根源的に改善するには、生活習慣を見直さねばならないことは言うまでもありません。
わきがや体臭に悩まれる皆様なら当然ご存知のこととは思いますが、やはり普段ほとんど運動をされない方は、汗の臭いが臭くなる傾向が強いというデータは、NHKでも何かの番組でやっていましたし、五味常明博士などの研究からも明らかになっています。
ある意味、肥満などの生活習慣病の原因と根を同じくする部分があるということですね。
さて、舌間忠利さんは、本商品とは別に電子書籍の方でわきが改善の手法を書いておられます。
上で述べましたように、肥満もわきがもまさに文明病というべきものなんですね。
とは言っても、わきが=腋臭症は実質的な病気とまで呼ぶかどうかは程度の差もあり難しいところですね。
全ての要因を文明病に帰することはできませんが、体のやるべきことを文明に代替させた見返りが肥満でありわきがであるということは、かなりの高い確かさで言えることだと思います。
わきがを根本的に克服するには、自らの内にある人間を回復することが必要だということは間違いがないと思います。
情報商材であるが故に価格はお高いですが、ご興味があればこちらも覗かれてみてください。
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