アシビル 200mg 100錠(ゾビラックス)| 抗ヘルペスウィルス薬

アシビルは抗ヘルペスウィルス薬ゾビラックスのジェネリック薬です

アシビル(Acivir) 200mgは、アシクロビル(Aciclovir)を主成分とする抗ヘルペスウイルス薬の製品名で、世界のグラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline)社が製造しているゾビラックス(Zovirax)」のジェネリック薬で、インドのCipla(シプラ)社によって製造されています。

ゾビラックス(Zovirax)の処方としては、日本では200mg、400mgの組合せで行われますが、本ジェネリック「アシビル(Acivir)」としては800mgも選択肢としてあります。

グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline)社といえば、薬品売上高では世界第5位のイギリス最大の製薬会社であり、本薬のプロドラッグとして開発され、現在は抗ヘルペスウィルス薬の第一線選択肢として世界で選ばれているバルトレックスの製造元でもあります。

従来、抗ヘルペスウィルス薬として、アシクロビル(Aciclovir)を主成分とする本薬が主に使われていたのですが、吸収が悪く1日の服用回数を多くすることでカバーしなければなりませんでした。

その後、プロドラッグとして開発されたバラシクロビルは、生体内に入りその代謝作用によって活性化し、アシクロビルに変換されるため、非常に効率の良い吸収が実現し、服用回数を大幅に減らすことができたことにより、バルトレックスとして製品化されました。

特に内服薬においては、現在では服用回数が少なくて有効性の高い、バルトレックスやファムビルが用いられることが多くなっています。

かと言って、ゾビラックスの使命が終わったのかというとそうではありません。

有効成分アシクロビルがウィルスの増殖を抑え、口唇ヘルペスなど単純疱疹の発症、性器ヘルペスの再発を抑制、水痘・帯状疱疹を治療します。

ジェネリックは候補外とお考えの場合は、先発薬ゾビラックス(Zovirax)も個人輸入できます。

ゾビラックス(Zovirax)は、日本でもバルトレックスほどではありませんが、大手一社が「ゾビラックス錠」として、あるいはクリームや軟膏の形でもジェネリック生産していますから、この薬は、まだまだ使い勝手があるということでしょうね。

インドのシプラ(Cipla)社は、ジェネリックで躍進するインドにあって、5本の指に入る大手の製薬会社で、アフリカにおけるエイズ治療薬のジェネリック供給量は世界一と言われ、その創始者は「現代のロビンフッド」と呼ばれた会社です。

私も30代で突如、帯状疱疹になってしまい、痛いのなんのって、完治には1か月ほどかかりましたが、まぁ、ほとんど仕事は出来ませんでしたね。

まぁ、原因は過労だと思いますから、「ちょっと休みなさい」というシグナルだったのかもしれません。

「あなたも気を付けてください」と言いたいところですが、一生に一度のことですから帯状疱疹になるのも頑張っている勲章だと思われてくださいませ。

但し、「ゾビラックス(Zovirax) 」も、そのジェネリック薬も処方薬ですから、医師の処方なしには手に入れることはできません。

ですから、特に大した診察も必要なく、単に決まりきったお薬を服用するだけの場合は、健康保険が適用される大部分の方においては、処方箋だけを書いてもらって、国で承認されたジェネリック薬だけを処方箋薬局に取りに行くことが最も経済的と言えます。

ただ、「ゾビラックス(Zovirax) 」そのものや海外のジェネリック薬を個人輸入で入手することは可能です。

その利便性と、いちいち医師の処方を貰うのも面倒くさい気持ちが相まって、個人輸入に頼るニーズはかなり多いと見受けられます。

アシビル 200mgでお薬代の比較

「ゾビラックス(Zovirax)」は、日本でもそのままの名称で、あるいはジェネリックの場合は「アシクロビル」として処方されます。

単純疱疹おいては1回200mgを1日5回、帯状疱疹においては1回800mgを1日5回が平均的な使い方です。

そこで、アシビル 200mg 100錠×1箱を基準に比較します。

ゾビラックス(Zovirax)
200mg×100錠
=病院処方=
アシビル(Acivir)
200mg×100錠×1箱
=通販購入(個人輸入)=
イメージ

ゾビラックス(Zovirax) 500mg

アシビル(Acivir) 500mg

価格 保険適用:3,653円(非課税)
保険適用外:10,310円(非課税)
6,069円(税込み)
詳細ページ アシビル200mg100錠(ゾビラックス)

※「病院処方:保険適用」は薬価×0.3 + 処方箋手数料・技術料etc(1回と仮定、及び1回800円と仮定)から算出。

※薬価は2019年10月以降の薬価です。

  • ゾビラックス錠 200mg:95.1円
  • ゾビラックス錠 400mg:160.8円

※「病院処方」は受診が前提ですので、別途、検査費・診療費がかかります。

※「通販購入」はショップや購入金額により送料がかかる場合があります。
(上記価格の参考としている「くすりエクスプレス」は全国無料)

※ジェネリック薬の価格は個人輸入代行業者「くすりエクスプレス」の価格であり、変動することがあります。
また、セールやセット販売でより単価は下がります。

先発薬「ゾビラックス(Zovirax)」の効能・効果

ゾビラックス錠 200mg・400mg

【効能・効果】

  • 単純疱疹
  • 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
  • 帯状疱疹
  • 水痘
  • 性器ヘルペスの再発抑制・・・添付文書上は成人の項目としては挙がっていません。

【用法・用量】

  • 単純疱疹
  • 通常、成人には1 回アシクロビルとして200mgを1日5回経口投与する。

  • 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
  • 通常、成人には1 回アシクロビルとして200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7 日前より施行後35日まで経口投与する。

  • 帯状疱疹
  • 通常、成人には1 回アシクロビルとして800mgを1日5回経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

  • 性器ヘルペスの再発抑制・・・添付文書上は小児のみの項目として挙がっています
  • 通常、小児には体重1 kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。
    ただし、1回最高用量は200mgとする。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児の用法用量については、添付文書を確認ください。
体重40kg以上の小児は通常成人と同様の用法用量です。

用法用量も通常は上記ですが、患者の状態により医師が判断するので必ず指示に従いましょう。

食事の影響をほとんど受けない薬ですが、胃への負担を気にするのであれば食後の方が望ましいです。

また、少しでも自覚症状があれば一刻も早く服用を開始することが大切です。

バルトレックスを飲み忘れた場合は、気がついたときになるべく早く飲むようにして下さい。
ただし、次の服用時点が近い場合には、忘れた分は飲まないようにして下さい。

【副作用】

副作用は少ないと言われている薬ですが、稀に腹痛・下痢貧血などの胃腸症状、過敏症(発熱、発疹、紅斑、蕁麻疹、かゆみ、水疱、固定薬疹、光線過敏症)などが出る例が報告されています。

程度が軽ければそこまで心配はいりません。日常生活に支障をきたす場合は服用を中止してすぐに医師の診察を受けてください。

副作用としては「頭痛、肝機能検査値異常、アナフィラキシーショック、精神神経症状、」などが報告されています。
禁忌は「本剤の成分あるいはアシクロビルに対し、過敏症の既往歴のある患者」とされています。

妊婦や授乳婦に対する安全性は確立していないので、妊娠または妊娠の可能性のある婦人、授乳中の方は服用をしないようにしてください。

また、滅多にないですがごく稀に重大な副作用としてアナフィラキシーショック(バルトレックスに限らず医薬品を服用したときに起きるショック反応)、間質性肺炎、急性腎不全などが挙げられます。

嘔吐・発疹・息苦しさなど、他にも身体に何らかの異常が起こった場合はすぐに受診してください。

※アシビル(ゾビラックス)は人間の症状の治療薬ですが、猫の猫ヘルペスウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎にも効果が認められています。
ペット用での使用法や容量については獣医師とご相談ください。

ゾビラックス(Zovirax)及びジェネリック薬の場合、使い方によって服用量・服用回数が違ってきますので、十分に添付資料で確認の上、正しく服用してください。

いずれにしても、安易な医薬品の使用は危険ですから、必ず服用規則を守りましょう。
初めての服用の場合は、まずは病院で処方してもらうことをおすすめします。

節約に適したケースでご利用される場合は、業者の選択には細心の注意が必要です。
歴史があって、長期間にトラブルや偽造品販売の前歴のない大手業者を選ぶのが無難です。

もう1点、怪しげな中小の業者から経口避妊薬やED関連、健康食品やサプリなどは買わない方が無難です。