乾燥肌ケアに重要な役割を果たす役者たち?

2015年が明けました。

今年の元旦は、ここ阪神地方でも寒風が吹きすさび随分と冷え込みました。

この冬場は女性の皆さん、シニアの方には特に肌の乾燥に悩まれる季節かもしれませんね。

当店の会員様でも、乾燥肌ケアにいそしんでおられる方を多くお見かけします。

60歳代の会員様も多いのですが、シニアの方に限らず30代の方からもご相談を受けます。

通常肌で、コンディションによる一時的な乾燥や冬場だから乾燥しがちだというレベルであれば、一般的な保湿クリームのケアだけでも乾燥は随分と改善されると思います。

ベルマン化粧品で言えば、アロビオレームとまでいかなくとも、全身用のオールインワン ゲルホームクリームだけで賄われている方も沢山いらっしゃいます。

これだけで特に問題がない状態であれば、常識に囚われて化粧水を無理につけることなく、保湿クリームだけで済ませるのがベストと言えるでしょうね。

むしろ、化粧水を過度に信仰する方にとっては皮肉なことに反って乾燥肌を進行させてしまうことにもなりますからね。

アトピーや敏感肌の方はゲルホームクリームが手放せないと仰る方が多いですね。
完全に敏感肌用として作られているAPコントロンレームをご愛用の方と二分されています。

一方、慢性的に乾燥肌の方は、加齢をも含めていろいろな原因が考えられますが、結局は角質層の機能が劣化していたりダメージを受けていたりするわけですから、少しでも元気を取り戻すように水分を補給しながらターンオーバーをベストに近づけてやらねばなりません。

慢性的乾燥肌ケアに重要な役割を果たす役者は、理論的に積み重ねていくと、一にセラミド、二にNMF(天然保湿因子)なんですね。

一般的にセラミドは美容液かクリームに処方され、NMFは化粧水か美容液に処方される場合が多いようです。

とにもかくにも、乾燥肌ケアに関する理屈をある程度の皮膚科学的知識をもって捉えておくことは無駄にはならない筈です。