幼犬の頃のラプラス君の食事と体重の推移
さて、生後42日で貰い受けてきた「播磨の獅子号」ことラプラス号は、いたって順調に育っています。
まずは、その体重の推移をご紹介しておきましょう。
そもそも、「柴犬の幼犬の体重ってどのぐらいあれば平均なの?」ってこと知りませんものね・・。
きっと、そのような疑問でお越しの方も多いかと思いますので、ご参考にしていただければ幸いです
ラプラス号の場合は、最初から「小ぶりな子」ですということで貰い受けたので、やはり成長ぶりはどうしても気になります。
もちろん、目視だけで成長していることは確認できるのですが、10年ほど前、ある実験用としてに秤を買っていました(横浜で実験したので横浜で買いました)ので、それを玄関先に置き、時々計ることにしたのです。
高砂長谷川さんに「少し小ぶりな子です」と言われて譲り受けたラプラス君。
現在の体重は、13~13.8KGで、平均的には13.5Kgといったところでしょうか?(2019年)
13kgがなかなか切れません。
アトピーだったお友達の「アオちゃん」が唯一、ラプラス君よりも大きな柴(14Kg代)だったのですが、彼は2年前に突然死してしまいましたので、今、散歩で見かける柴では、ラプ君より大きな柴は見たことがありません。
しかし、たまたま声を掛けられた元展覧会の審査員さんからは、「展覧会に出したら賞を貰えると思うよ。少し小ぶりなのが気になるけど」と言われましたから、あながち、長谷川高砂さんの見立ては間違ってはいなかったということですね。
その方には、「まぁ、久しぶりに本物の柴を見たわ」と仰っていただきました。
仲良しだった京ちゃん(昨年、ガンで亡くなりました)のママはじめ、街中で声を掛けて下さる見知らぬ方にも、そのようにおっしゃって下さる方がたくさん居られます。
高砂長谷川さんに感謝です!
京ちゃんやクロちゃん他、お友達の柴は、だいたい9~11Kgが多いようです。
ガタイ相応であればいいのですよね。
ラプラス君 幼い頃の食事はANF パピー
その前に、体重と食事とは切っても切れない縁ですから、どんな食事をどのぐらいしていたのかを先に説明させていただきますね。
貰い受ける日に、ブリーダさんから、ドッグフードをある程度の量いただいて帰ってきました。
その名は、ANF パピィと呼ばれるドッグフードで、これが最も良い毛並みになるということでした。
確かにブリーダさんでは、こちらを推奨されている方は多いようです。
高砂長谷川さんでは、展覧会で1席・2席など優秀な成績を収められていますから、間違いはないでしょうね。
そのブリーダさんもネットで購入されているそうで、我が家も頂いたフードがなくなる前にネットで注文しました。
右が、その商品です。
お湯でふやかして今は1回5gで3回上げてやって、様子を見ながら1回10g、15gと増やしていってくださいとのこと。
頂いて帰ったフードは成犬用で、食べる量が増えたとしても1ヶ月以上はもちそうでした。
それで、かなり減ってきた頃を見計らって、ふやかさずそのまま与える時が来ることを想定して小粒を購入しました。
初めてのときはふやかすときも、意外に時間がかかるので戸惑われるかもしれませんよ。
5gをおちょこ1杯のお湯でふやかすのにも20分以上30分程度かかります。
むしろ15gの量にした時(おちょこ3杯のお湯)の方が早くふやけましたね。
それでも、芯がまだ固く、さらに指で潰してやるのです。
最初の頃の食事は結構手間なんです。
さて、家へやって来た当座は、やっぱり犬なりにすごく不安なのでしょうね。
最初は、目を合わせてくれないんです。
でも、そりゃそうですね。
どこの馬の骨とも分らない奴のところに来るわけですから・・。
来た当日と翌日には、たった5gなのに少し食べたものを戻しましたし、食べられないのかフンと見向きもしないときもありました。
ブリーダさんに相談したところ、貰われていった当座はそんなもの。
2,3日食べないとしても死にはしないから、あんまり気にしないことと言われました。
やはり、その家に慣れるには1週間程度かかるというのは本当ですね。
3日目頃からは全食完食するようになりましたが、全てを含めて完全に慣れるまでは1週間の時間を要します。
5月21日(生後65日目)に1回目のワクチンを打ちに初めて近くの動物病院に行きました。
このときまでに、食事量は10gに増やしていましたが、先生にガリガリだからもっと食べさせましょうと、フードに書かれている規定量の最低ラインに近づけるように言われたのです。
それで、様子を見ながら1回15g、25g,30gと増やし、最低ラインの1日100gに近づけて行きました。
その結果を含めてグラフにすると上記のようになりました。
5月26日(生後70日目)からグッと体重が増えたのはその結果です。
そして、6月10日(生後85日目)に3Kgを超え、6月21日(生後96日目)には4Kgを超えました。
量りは4KgMaxのため、これ以上は測れません。
人間の体重計にするかな?
しかし、今ではペット用の体重計やペットモードのついた体組成計まであるんですね。
お恥ずかしい!
ペット用体重計
あっ、そうそう。
固形の粒をふやかしたものと半々にして食べさせ始めたのは、ちょうどこの後の生後65日目以降です。
その後すぐに固形の粒だけで与えることも多くなりました。
どうも、ラプラス君自体は固形の粒だけの方が好きなようですから・・・。
ただ、ふやかさない場合は、食べた後に水分を与えなければなりませんし、常に置いておいてやらねばなりません。
それで、エスビラックパウダーという犬用のミルクを与えることにしたんです。
これが好きで好きで・・。
でも、生後100日を超えた今は、ミルクも卒業せねばなりません。
2回目のワクチンを打ちに行ったときに、動物病院の先生が仰いました。
ラプラス号は、あと10日で生後8ヶ月を迎える今、体重は11Kg。
普通の柴犬の平均体重は7~8Kgなんだそうですが、ラプラス号はガタイがしっかりしているので、ちょうど適正体重とのこと。
ただ、12Kgは超えないように体重コントロールには気をつけてくださいとのこと。
そういえば、同じ柴犬の仲良しのアオちゃんは14Kgとのことだったな。
彼もガタイが大きくて、すごく足も長いからとってもスマート。
我がラプラス君は短足だから、少し気をつけなきゃ!
行きつけの獣医さんからは、一部を肥満用のフードを混ぜて代替していくなどでコントロールをしてくださいとのことでしたが、高砂長谷川さんは、「始めは物珍しいので食べますが、ライト(肥満用)のフードは美味しくないのか食べが悪くなるような気がします。犬の為には質をおとすよりも規則正しい食生活をさせるのが一番です。」と具体的なアドバイスを頂きました。
ホームセンターなどに行くと、「我が家のフード高っ!」と思ってしまいますが、ワンちゃんを愛しておられ、ワンちゃんのためを思われるのでしたら、フード自体はやっぱりプレミアムフードから選ぶべきだと思います。