クレデリオ錠 猫用 は猫専用のノミ・マダニ駆除薬です
『クレデリオ錠』の有効成分はロチラネル。
ロチラネルは簡潔に言えば速効性の殺虫剤でノミ・マダニ駆除薬の役割を果たします。
【注意点】
※ニキビダニ駆除には、ミルベマイシンオキシム成分が追加された「クレデリオプラス錠」を選ぶ必要があります。
※エランコ・ジャパンのサイトには「猫用」はアップされていません。(2026年4月現在)
『クレデリオ錠』はノミ・マダニ駆除薬としてはスポットオンタイプが圧倒的に多い中にあって、珍しく錠剤タイプとなっています。
『ネクスガード』のようにチュアブル(おやつ)タイプではなく(ネットではチュアブルと謳っているところもあるので注意!)普通の錠剤タイプですが、ビーフ味(ブタ肝臓)が付けられています。
薬だけを単独で服用させるのではなく、ロチラネルの吸収率を上げる(空腹時の約3倍)ために食事と一緒に与えるか食事後に与えることが必要になります。
ある意味、そのためにチュアブル(おやつ)タイプにはしていないということだと推測されます。
さらに、特筆すべき点は、『レボリューション』と同じく、マダニ駆除の効果が明確に謳われているということです。
ただ、単一成分ですので、フィラリア予防や寄生虫(回虫、鉤虫、鞭虫etc)駆除の効果はありません。
ノミ・ダニ駆除の単独薬としては、ワンちゃんでは『フロントラインプラス』、猫ちゃんでは兼用薬の『レボリューション』がメジャーですが、『クレデリオ錠』もシェアを伸ばしつつあるようです。
我が家のラプラス号は、フィラリア対策は『カルドメックP チュアブル136』
そして、ノミ・ダニ対策は【フロントライン M】を使っています。
これは、一つでダブルの効果を期待するよりも、それぞれ単独に専用のお薬を使う方が確実だという私の持論からですので、参考に気に留める程度にしておかれてください。
しかし、『レボリューション』をはじめ『ネクスガード スペクトラ』を代表とした、フィラリア予防薬とノミ・ダニ駆除薬を兼ねてしまうタイプも今や主流となりつつあります。
何といっても、メリットは経済的に少し楽になることと手間が省けるということでしょうか。
昨今問題になったマダニは病原菌を運んでくることもあり、人間でも死亡者が出ていますから、私たちの安全上も対策しておいた方が無難ですね。
定番の『フロントラインプラス』と同じくマダニ駆除の効果も公式に謳われている『クレデリオ錠』は、さらに、フィラリア予防と回虫、鉤虫、鞭虫駆除もプラスされるマルチな効用と、及びノミに対する即効性の優秀さで採用される獣医さんも多いように見受けます。
すなわち、マダニ駆除という点においては『フロントラインプラス』と同じ土俵にあり、フィラリア予防も可能という点においては【レボリューション】と同じ土俵にあるということになります。
製造している会社も、アメリカのエランコ(Elanco)社で旧メリアル(Merial)社同様、押しも押されぬ動物衛生業界の超優良偉業ですから、信頼性でも全く問題はありません。
現在、動物病院から定常的に購入されている場合には、そのまま経済的に入手するメリットが出てくると思います。
但し、『レボリューション』のように猫ちゃん用としての兼用薬はありませんが、ノミ・マダニ駆除単独薬として『クレデリオ錠』がございます。
エランコ社 | 豆知識
エランコ(正式名:Elanco Animal Health)社は、製薬会社の世界トップ10に入るアメリカのイーライリリー(Eli Lilly)社の動物部門が、2018年に完全に分離され独立した会社で、本社はインディアナポリス(Indianapolis)にあります。
動物衛生会社(ペット薬はその一部)としては、世界第2位の旧メリアル(Merial)社=現ベーリンガーインゲルハイム(Boehringer-ingelheim)社に届かない第4位の位置でしたが、2020年にバイエル(buyer)社の動物衛生部門を買収し、世界第2位の地位に上がることになりました。
ちなみに、世界最大の動物衛生会社はファイザー(Pfizer)社から分離独立されたゾエティス(Zoetis)社です。
とはいっても、私たちのペットのお薬として一般的にお馴染みの会社は、むしろ、ゾエティス社や旧メリアル社=現ベーリンガーインゲルハイム社の製品群のように見受けます。
フロントラインプラスとクレデリオ錠の相違点
| フロントラインプラス | クレデリオ錠 | |
|---|---|---|
| 投与タイプ | ピペット=スポットオン:首筋への滴下(経皮) | 錠剤(ビーフフレーバー)タイプ(経口) |
| 対象ペット | 犬・猫 | 犬・猫 |
| 有効成分 | フィプロニル、S-メトプレン | ロチラネル |
| ノミ駆除時間 | 24時間 | 6時間 |
| マダニ駆除時間 | 48時間 | 24時間 |
さて、動物病院で購入される場合と個人輸入で購入される場合との差は、やはり結構大きいですね。
前者の場合でフロントラインプラスを購入されるより、後者で少し割高の【クレデリオ錠】を購入する方がお安く済むほどの違いです。
我が家の場合は、かかりつけの獣医さんへの義理(ラプラス君が獣医さんや病院のスタッフが好きで好きでたまらない)もありますので、1年の半分を巧く理由をつけてペットくすりさんから同一品である【フロントラインプラス】を調達しています。
ということは、普段は特に獣医さんに行く必要に迫られない(我が家もそうなのですが、上のような事情もあり…)飼い主さんには、願ったりかなったりのノミ・ダニ対策になります。
さらに、柴犬は皮膚が弱いという定評がありましたし、鼻ハゲの時期も長く続きましたので、【クレデリオ錠】を知った時にには少し迷いましたが、【フロントラインプラス】で特に異常が出たことはありませんので、そのまま【フロントラインプラス】で通しています。
また、効果が早いということはワンちゃんへの負担も大きいだろうと予測しますので、敢えて変える必要も無しと無難さを選んでいます。
ただ、これは飼い主が判断しなければならないところですね。
いずれにしても、人間と違って保険が効かない分、大きな差が出ますので助かっています。
先発薬にして、約6.5割で済んじゃうのですから…。
尚、【クレデリオ錠】のジェネリック薬は2026年4月現在のところありません。
クレデリオ錠 猫用 特長
- 国内・海外で広く使われているロチラネルが有効成分です。
- 国内・海外の臨床試験で優れた有効性と安全性が確認されています。
- 有効成分ロチラネルは、ノミ・マダニに対する有効性が高く、投与後30分程度(ノミは約20分)で効き始め、4~6時間後には100%の有効性が確認されています。
- ノミ・マダニ駆除薬としては珍しい錠剤タイプの経口薬ですから、経費接種の難しい犬猫ちゃんに適しています。
- トリーツや少量のフードと一緒に与えるか、フードを食べさせてから投与してください。
- 2~8kgの猫ちゃんにお使いください。
