キャンC(Can-C)は白内障治療点眼薬です

『キャンC』はProfound Products社によって製造・販売されている白内障治療薬です。

本来は人間用の点眼薬で、白内障は予防薬しかなかったところに、有効成分NAC(Nアセチルカルノシン)によって治療薬として開発された製品です。

「有効成分NAC(Nアセチルカルノシン)をどう考えるのか?」は後述していますのでご参考ください。

この会社は、お堅い薬品会社ではなく、健康食品やサプリメントなどの商品を幅広く卸販売している異色の会社です。

会社はイギリスのダンステブル(Dunstable)に存していますが、医薬・健康関連食品・サプリの卸販売専業の多国籍企業で、そのため住所も非公開で、私書箱が連絡先になっています。

日本なら、怪しげで終わってしまうところですが、やはり、後述する「有効成分NAC(Nアセチルカルノシン)をどう考えるのか?」で、その背景がおぼろげに推測されることと思います。

いずれにしても、『キャンC』は米食品医薬品局(FDA)に承認された医薬品(一般医薬品)であり、世界各国で相当に使われていることは確かなようですし、悪い評価はほとんど見られないといったところが最大公約数でしょうか。

白内障はそもそも老化現象から来る(若年性もあります)ものですから、劇的な改善自体を期待されているわけではなく、出来る限り、進行を遅らせて現状維持出来れば御の字というところも影響しているでしょうしね。

日本では認可されていませんので、海外輸入の形でしか購入することは出来ませんが、日本でも購入者には相対的に評価が高いことは見て取れます。

ただ、改善した、改善したように感じる、ほとんど変化はないという3種に分散しているようですから、バラツキが大きいことは否めません。

また、公正中立な記事としては、このままでは数か月で失明の若年性白内障のワンちゃんが、『キャンC』の効果かどうかは不明だけれど、2年ほど日常生活に支障なく過ごせたという記事があるぐらいです。

さらに、動物病院で規定の処方で改善しなかった場合に、獣医さん自体が勧められているケースも数例見られました。

ジェネリックまで出ていること、全般的な評価からみて、怪しげな商品ではないことは確かと思われますが、その分、偽物が出回っていることも多々あるように見受けられます。

そのことがまた評価を混沌としたものにしているのでしょうが..。

そういった意味でも、「効能を期待して試すか試さないか?」を、現状と今後の希望から判断するしかないでしょうね。

実際に使用された方のレビューコメント(ペットくすりさんでは”やらせ”や”サクラ”の類はないと判断しています)を全て読まれて決断されるしかないと考えます。

目の衰えも気にかけてあげましょう

我が家の前を散歩されるワンちゃんの中にもお目目が悪くなったワンちゃんが居られます。
冬場などは夕方の散歩も暗いですから鈴を鳴らして散歩されています。

我が家のラプラス号も小さいときから見ていて親しみがあるからなのかもしれませんが、何だか優しくいたわるように接しているように見えます。

散歩していても、時々、お目目が悪くなったワンちゃんと出会います。
とっても仲良くしていただいたラブラドールのコナン君もそうでした。

出会った頃は11歳ぐらいで何ともなかったのですが、2,3年すると「目が見えなくなって、先日階段で足をくじいてしまったんです」とか仰られることが多くなりました。

最後のⅠ年ほどは、出会ってもラプ君が見えてないのかもしれないと思ったほどです。
ワンちゃんもきっと辛い思いを抱いて生きているのかもしれませんね。

ワンちゃんも特に中年以降になると目にも気をつけてあげたいですね。
緑内障の怖さは人間と同じ。
緑内障にまで至らないためにも普段のケアも大切です。

白内障と緑内障は全く別の病気ですが、白内障が進行すると緑内障を発症する可能性が高くなります。(私の母親が危ないところでした。)

ワンちゃんも猫ちゃんも人間と同じように、目が悪くなったり見えなくなったりすると、それは大変なストレスになります。

白内障になってしまうと、手術を受けるにも、出来る獣医さんが少ない上に費用も高額になってしまいますから、出来る限り、普段から目を大切にしてあげてください。

人間が普段目薬を差す感覚で気軽に使えますが、使用している間は獣医さんにチェックを受けるようにされてください。

人間の場合

もし、ペットではなく人間の場合において、ご自身や家族が白内障・緑内障で悩まれておられて、且つ阪神間にお住いであれば、遠谷眼科での治療をお勧めいたします。

車で40分ほどかかりました(尼崎の塚口)が、私の母もこちらで治療・手術を受けさせていただきました。

評判の高い名医さんですので、いつも混みあっていますけれど…。
学部は違い面識はありませんが、真実へ近づくための飽くなき理系魂は共通しているかと…(私の1年後輩になります)。

白内障とは?

白内障は、レンズに相当する水晶体が老化現象の1つとして硬くなったり、白濁してくる障害です。

これは、水晶体を守る成分カルノシンが老化などの原因で減少することによって起こります。

従来の目薬治療は、ピノレキシン製剤(カタリン・カリーユニ目薬等)とグルタチオン製剤(タチオン・ノイチオン目薬等)で、水晶体の白濁の進行を遅れさせることでしたが、あまり効果的ではありませんでした。

ところが、このカルノシンという成分を補充してやることができれば、白内障は大きく改善することになります。

それを可能にしたのが、Nアセチルカルノシン(NAC)を配合した先発点眼薬の『キャンC』です。

主成分であるNACが眼球の水溶液に直接浸透し、本来のカルノシンに変わり、強力な酸化防止剤として働き、白内障を治療します。

さて、NAC(Nアセチルカルノシン)をどう判断するか?

NAC(Nアセチルカルノシン)の臨床研究のほとんどは、NAC治療薬を販売しているInnovative Vision Products社(本社:アメリカ テラウェア州)によって行われており、同社の代表でもあり開発者でもあるMark A. Babizhayev, MA, PhDはもともとロシアの科学者でヘルムホルツ眼疾研究所の主任研究者でした。

NAC自体は、そのアメリカの特許を取得しています(承認No.US7,795,203 B2)が、学術的なエビデンスはまだ不明確とされています。

おそらく、本『キャンC』も、この特許の下に製造されていることは間違いないでしょうし、それ故、生産国はアメリカとなっています。

現状では、重大な副作用は報告されていないこと、白内障を悪化させるエビデンスも見当たらないところまでが学術的なコンセンサスと言えることが限界といったたところでしょうか。

エビデンスの有無と実際の効果の有無は別問題であることを念頭に置いて、判断されるあたっては、まだ「未科学」という認識を持たれた上で(厳密に言えばほとんどはそうなのですが)、販売業者の素性も調べた上で、実際に使用されたレビューを参考にして(これも難しいですが…)判断するしかないと考えます。

そういった意味で、レビューの真偽をも判断した上で「検討するには値する」と考えているとしか述べることはできませんことをご理解ください。

ある意味、FDAに承認されている薬までを否定してしまうと、使える薬など無いということもできますしね…。

キャンC 特長

  • 『キャンC』はProfound Products社によって製造・販売されている白内障治療薬の先発薬です。
  • 目の老化現象である白内障の進行を遅らせたり、症状の改善が可能になります。
  • 白内障だけではなく、涙が出にくくなってしまったドライアイや軽い目の炎症などにも効果があります。
  • 風や太陽などの外界からの強い刺激から目を保護します。
  • 本剤を使用している間は、必ず獣医師の診察を受けて症状の改善を確認してもらいましょう。

キャンC 成分

  • グリセリン:1% w/v
  • カルボキシルメチルセルロース:0.3% w/v
  • ベンジルアルコール:0.3% w/v
  • 抗酸化Nアセチルカルノシン(NAC):1% w/v
  • 重炭酸カリウム:q.s.
  • ホウ酸:q.s.