さらば 燃えない脂肪の憂鬱 プロローグ9

肥満の温床 現代文明

肥満の温床 現代文明

何故肥満になるのか?
その答えは明らかです。

機械文明とこれに依存症し過ぎた精神文明が肥満を作ってきたのです。

私たちのするべきことのほとんどを便利な機械に任せてしまったことのツケです。

  1. 加工食品が満ち溢れ、化学添加物も溢れかえる飽食時代のツケ
  2. 近くへの移動すら車に頼り、歩くことを極端に減らした車社会のツケ
  3. 寒暖の差ですら機械で穴埋めし、常時快適な温度に身を保護する快適社会のツケ
    (この3の項目は、実は、本講座の主旨でも大きなウェイトを占めます)

主な要因を書き出せば以上の3つに集約されるでしょう。

まさに、「ぬくぬくと暮らすことが肥満をここまで進行させて来た」との結論も、未開国でも、やはり都市化した街だけにおいて肥満が著しく増加してしまうこと(調べればすぐに分かります)から判断して極めて妥当と言えるでしょう。

また、総じて先進主要国は100%肥満大国であることからも強い相関性が見て取れます。
先進主要国の一翼である日本は、先ほどのようなデータがあるとはいえ、アメリカやイギリスなどの大国に比べれば、まだまだ随分とマシな段階であることは救いですが・・。

ただ、筆者がその機械文明の一翼を担っていたから擁護するわけではありませんが、機械文明自体はなんら悪いものではありません。
機械文明自体の客観性は大いに評価されるべきものだと考えます。

要は、私たちが、どういうときに何に頼ることであれば、自らの体を犠牲にせず慈しむことになるのかの処方箋について考えなかったこと、すなわち、無知と怠惰が問題なのです。

機械文明自体が悪いのではなく、それを一方的に甘受する私たちの怠惰な姿勢と無知に問題があるというわけですね。

これに打ち勝つには、やはり正しい知識、正しい認識こそが必要であり、もっと言うなら、「美のフィロソフィー」を意識的に作り上げることが必要ではないかと考えるのです。

とは言っても、栄養の代謝やエネルギー代謝、そしてその関連性は、おそらく正しい理解を得ようと思えば、数年かかるほど複雑に絡み合っていますから難しいのも事実です。

だからと言って、代謝機構の一部が学術的に解明できたとしても、全容が解明されない中での単純に拡大解釈された商品に手を出してしまうのはあまりにも切ないですね。
効果が保証されないばかりでなく、危険ですらあるというのが筆者の基本姿勢なんです。

ある意味で、上記した機械文明による肥満の3要因から想起するだけで、ダイエットにおいてやるべき実践課題は見えてくるわけで、それ以上でもそれ以下でもないということが実際の姿なんですね。

  1. 加工食品が満ち溢れ、化学添加物も溢れかえる飽食の時代のツケ
    ・・・偽りの食欲に騙されない体(合理的腹八部目)の習慣的育成
  2. 近くへの移動すら車に頼り、歩くことを極端に減らした車社会のツケ
    ・・・できる限り自分の体を使う比率を高めた生活スタイル
  3. 寒暖の差ですら機械で穴埋めし、常時快適な温度に身を保護する時代のツケ
    ・・・できる限り機械的温調・空調には頼らない生活スタイル

心を落ち着けて静かに考えれば実に簡単な話で、この3点を改善する実践さえできれば、相当に体は引き締まってくるはずです。
でもね、何度も言って申し訳ないのですけれども、結局、誰もが最終的に1)がネックになってくるということを認識しておいてほしいのです。

例えば、

  • 食事制限 (1の解決にトライ)したけれどダイエットできない;
    →代謝的に見ても逆効果になることは当然の結末なんですが、さらに欲望を抑えなければならないが故のストレスが重合してしまい、リバウンドが大きくなります。
  • 運動 (2の解決にトライ)しているのにダイエットできない!;
    →運動の結果生じる空腹感に勝てずに、最終的に1で躓いてはいませんか?

さて、プロローグのフィナーレとして、すでに引退されていますが、浪速の芸人、上岡 龍太郎 氏(スリムな方ですね)の名言を添えておきましょう。

エスカレーターに乗っても歩きなさい。
自分を機械に任せたら終わりです。

あなたは、もう終わっていませんか?

本講座は、引き締まった美しい体を作るシェイプアップ(一般的に「ダイエット」と呼ばれているもの)に関する正しい理論と手法を、誰にでも分かりやすく紐解くことを目的としています。

ご存知の方は少ないかもしれないWとB(読まれていく内に正体を現します)にスポットを当て、世にある多くのダイエット手法とは代謝的に全く別の根拠によるアプローチをご紹介しますが、ダイエットの本道は【過剰にならない一定の糖質をジャストインタイムで摂取する】ということ以上でも以下でもないということをバラシておきましょう。

誰にでも理解しやすいようにまとめてはいますが、一方で、医学系・看護系の大学新入生レベルには今後の勉強の基本予習・イメージ作りとしても有益ではないかと思います。

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まことにありがとうございます。

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邪な業者と分かりつつ心動かされたときに、思い出して読まれると、冷静な心で判断ができるお役にも立つと思います。

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ほとんどが女性の方とお見受け致しますので、とっておきの特典をお付けしますので、ワンコインでPCに保存されておいては如何でしょうか?

■ご提供内容

  1. 【保存版】代謝とダイエット~さらば燃えない脂肪の憂鬱~ PDF180ページ
  2. 資料1:肥満指標と基礎代謝 PDF7ページ
  3. 資料2:必要エネルギー・摂取エネルギー PDF3ページ
  4. 美姿・美脚になれる!!バレリーナこれだけレシピ PDF76ページ
    後半32ページは1.の第4章と同じ
  5. スペシャル特典:刺繍・和風デザイン スタンプ(透過png画像、及び、LINEで使っても透過する透過gif画像:320×320)| 文字付:44点、文字無し:47点
    さすがに、その元となる用途無限大の大画像はお付けできません m(__)m
もう一つの知られざる世界!

理に適ったサプリでも、まず即効的な効果は期待できません。

しかし、最短で痩せる医薬(抗肥満薬)なら2種あります(世界一の製薬会社が提供するお薬と日本のバイオ・サイエンスに手を出した大企業のお薬でしかも承認薬)。

そして、もう一つ、日本一の製薬会社 武田製薬が承認を得ながらも(世界有数の製薬会社依存ですが…)、製造権の持ち腐れで日の目をみなかった「オブリーン」も、世界ではそのジェネリック薬は販売されています。

当社が家電販売、特に施主支給家電で一世を風靡した時、卸元の担当者が「ニーズがあるから、その署品は存在する」とはよく言ったものです。

なるほど、便のお漏らしを気にせねばならず、片やお薬への依存性が発生しますから、よほど病的なメタボリックでない限りおすすめすることは出来ない肥満治療薬ですが、世の中のご立派なクリニックは平気で、それほどでもない肥満程度の患者にも使っているようです。

ある意味、新型コロナの非常事態宣言で、あまり外出できない今こそ、臆病だった方には、試してみる唯一のチャンスかもしれませんね。

先発薬はさすがにお高いですが、ジェネリックも数種ありますので、自己責任覚悟で入手されるなら参考にされてください。