さらば 燃えない脂肪の憂鬱 プロローグ2

誘惑のOnlyが残したものは・・?

本来、「ダイエット」という言葉自体は、糖尿病などにかかってしまった人や生活習慣病予備軍となる肥満の方のための食事療法が本来の意味ですが、スリム化を目的とした意味での「痩せる」や「痩身」や「減量」などの意味で一般化してしまっているのが実情です。

本来は別の言葉を使うべきなのですが、日本では、すでに「ダイエット」が一般的に浸透してしまっていますから、混同したままの状況で使わざるを得ない言葉になっています。

筆者の感覚では、所謂「ダイエット」に変わる言葉としては「シェイプアップ」を充て、これを達成する方法論こそが、「ダイエット」と「エクササイズ」であるという構図が本来の正しい表現になるだろうと考えます。

シェイプアップ=ダイエット+エクササイズ

「ダイエット」の基本方程式が【摂取エネルギー<消費エネルギー】であることは万人が知るところです。

さて、現実的にダイエットを成功させるための方法論の、より本質は、「摂取エネルギーと消費エネルギーのいずれか一方へのアプローチのみでは解決しない」ということです。

ここで、「現実的に」と書いたのは、理論的には摂取エネルギーだけへのアプローチ、即ち、食事コントロールだけへのアプローチでダイエットは可能であるはずだからです。

同時に、理論的には消費エネルギーだけへのアプローチ、即ち、運動することだけへのアプローチでもダイエットは可能であるはずだからです。

意外なことを言うと驚かれたかもしれませんね。
どこを見られても、「食事制限ダイエットだけではダメ!」「運動するだけではダメ!」と書かれていますしね。

実際には、その通り、ほとんどの場合、食事コントロールだけでも運動するだけでもダイエットは成功していません。

ですから、この理論通りにいかない原因の中にこそ、ダイエットの本質が隠れているということに他なりません。

その理論通りにいかない訳は、

  • 時間的にできるだけ短期で決着を付けたい気持ちがあること(特に前者の場合に影響)
  • 受身的な代謝の知識を体系化せずに鵜呑みにすること(方法論の誤りと気持ちの焦り)
  • 食欲のコントロールが難しいということ(特に後者の場合に影響)

によります。

とどのつまり、【摂取エネルギー>消費エネルギー】から試みるノーマルなダイエットでは、「食欲のコントロール」と「性急さ」がネックになっていると考えて間違いないのです。

「食欲のコントロール」を食事コントロールに含ませると考えても、厳密に言えば、食事制限やコントロールだけでのダイエットは現実的には成立が困難です。
何故なら、どうしても「性急さ」を求めて正しい知識と裏腹のことをしてしまうからです。

逆に言えば、性急さを排して正しい代謝理論に沿って実行さえできれば、食事制限だけでダイエットを成功させることもできるという表現ができます。

一方、運動だけでダイエットを目指すことも現実的には困難であると言わざるを得ません。
何故なら、どうしても運動の結果が「食欲」との葛藤を誘引するからです。

逆に言えば、食欲に対し適切に向き合うことさえできれば、運動だけでダイエットを成功させることもできるという表現ができます。

ですから、食事制限やコントロールだけ、あるいは運動だけでダイエットを目指すことが困難であるカラクリから、代謝の理論を体系的に理解し、性急さを排して、自らの食欲と向き合う術を身に付けていくことが必須であることが見えて来ます。

この講座では、エネルギー消費に重点を置き、エネルギー消費には大きく分けて2つの種類があることを述べていきます。

そのうちの一つが、なまくらな人にはエポックメイキングな嬉しい情報になるでしょう。
何しろ、今述べた最大のネック「食欲」が及ぼす影響を受けないであろうものですから。

しかし、2つのエネルギー消費の差異を理解していただくためにも、トータルとして正しく理解していただくためにも、代謝全体の正しい知識が必ず必要です。

そして、たとえ摂取エネルギーを下げても、その分以上に活動性を減らしていては、せっかくの努力も水の泡になること、あるいは、たとえ消費エネルギーを上げても、その分以上に栄養を摂取していては、せっかくの努力も水の泡になるという当たり前の課題に未対処では意味がないことを事前に述べておきたいと思います。

運動だけでダイエットは成功できますが、どうしても食欲のコントロールが課題として付きまといますから、併せてこれをセットで克服するところが成否の分水嶺になるのです。

もし、運動しても体脂肪が減らないという場合は、ほとんどが食事面で運動の成果を台無しにするようなことをしているからです。

その意味で、純粋に運動だけへのアプローチは成立し得ないと言えるのですね。

では、食事コントロールだけでのダイエットでよいかというと、これもたいていは急激な食事制限をしてしまい、挫折したり代謝的に反動を招いてしまいます。
それ以上に、あまりにも消極的過ぎるアプローチと言えるでしょう。

当座は、あまり活動しない体に相応の食事を成し遂げれば万々歳なわけですが、体を使ってこそ代謝も脳も鍛えられていきますから、積極的に引き締まった体にしていく方向性を持たれるぐらいでも、末永い美しい体の維持と健康にはちょうどなのだと言えるでしょう。

その意味で、純粋に食事だけへのアプローチも成立し得ないと言えるのですね。

現代における肥満の問題は、飽食もさることながら、エネルギーをあまりにも消費しないこと、いや、一度怠け癖がついてしまうとエネルギーを消費しようとしない人間の習性との相乗効果がもたらしたものと言えるのです。

現実的にはどちらも車の両輪であることを決して忘れてはなりません。

ですから、この講座では、体を使うこと、頭を使うことで引き締まった体を作るために、エネルギー代謝と栄養代謝の基本を学び、そこから自ずと出てくる食欲への処し方の本質を感じていただくことが目的です。

本講座は、引き締まった美しい体を作るシェイプアップ(一般的に「ダイエット」と呼ばれているもの)に関する正しい理論と手法を、誰にでも分かりやすく紐解くことを目的としています。

ご存知の方は少ないかもしれないWとB(読まれていく内に正体を現します)にスポットを当て、世にある多くのダイエット手法とは代謝的に全く別の根拠によるアプローチをご紹介しますが、ダイエットの本道は【過剰にならない一定の糖質をジャストインタイムで摂取する】ということ以上でも以下でもないということをバラシておきましょう。

誰にでも理解しやすいようにまとめてはいますが、一方で、医学系・看護系の大学新入生レベルには今後の勉強の基本予習・イメージ作りとしても有益ではないかと思います。

講座の内容をPCに書籍として保存しておかれませんか?

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まことにありがとうございます。

よろしければ、下記内容をPDF電子書籍の保存版としてPCでご覧になりませんか?

邪な業者と分かりつつ心動かされたときに、思い出して読まれると、冷静な心で判断ができるお役にも立つと思います。

根も葉もないことを面白おかしく書いているわけではなく、理系の心で精査に精査を重ね、スタッフだった女性の実践的な生活習慣の理論検証とエビデンスに基づいて、数か月を要してまとめ上げた書籍ですので、印刷して普段の心がけとしてお手元に置いていただき、初心に帰るきっかけとしての意味でご利用いただければ幸いです。

ほとんどが女性の方とお見受け致しますので、とっておきの特典をお付けしますので、ワンコインでPCに保存されておいては如何でしょうか?

■ご提供内容

  1. 【保存版】代謝とダイエット~さらば燃えない脂肪の憂鬱~ PDF180ページ
  2. 資料1:肥満指標と基礎代謝 PDF7ページ
  3. 資料2:必要エネルギー・摂取エネルギー PDF3ページ
  4. 美姿・美脚になれる!!バレリーナこれだけレシピ PDF76ページ
    後半32ページは1.の第4章と同じ
  5. スペシャル特典:刺繍・和風デザイン スタンプ(透過png画像、及び、LINEで使っても透過する透過gif画像:320×320)| 文字付:44点、文字無し:47点
    さすがに、その元となる用途無限大の大画像はお付けできません m(__)m
もう一つの知られざる世界!

理に適ったサプリでも、まず即効的な効果は期待できません。

しかし、最短で痩せる医薬(抗肥満薬)なら2種あります(世界一の製薬会社が提供するお薬と日本のバイオ・サイエンスに手を出した大企業のお薬でしかも承認薬)。

そして、もう一つ、日本一の製薬会社 武田製薬が承認を得ながらも(世界有数の製薬会社依存ですが…)、製造権の持ち腐れで日の目をみなかった「オブリーン」も、世界ではそのジェネリック薬は販売されています。

当社が家電販売、特に施主支給家電で一世を風靡した時、卸元の担当者が「ニーズがあるから、その署品は存在する」とはよく言ったものです。

なるほど、便のお漏らしを気にせねばならず、片やお薬への依存性が発生しますから、よほど病的なメタボリックでない限りおすすめすることは出来ない肥満治療薬ですが、世の中のご立派なクリニックは平気で、それほどでもない肥満程度の患者にも使っているようです。

ある意味、新型コロナの非常事態宣言で、あまり外出できない今こそ、臆病だった方には、試してみる唯一のチャンスかもしれませんね。

先発薬はさすがにお高いですが、ジェネリックも数種ありますので、自己責任覚悟で入手されるなら参考にされてください。