さらば 燃えない脂肪の憂鬱 第1章:Wの憂鬱と期待の星B | 5
アポトーシスできないW
言葉は聞かれたことがあるかと思いますが、通常、体のほとんどの細胞は体の恒常性を保つために、アポトーシス(apoptosis:生理的な死・細胞死)を繰り返しています。
しかし、残念なことに、脂肪細胞に関しては肥満するほどアポトーシスを起こしにくくなるようです。
本講座を通してお読みいただくと、ともかくいったん肥満になってしまうと踏んだりけったりの状態に陥ってしまうことを痛感されると思います。
インスリン抵抗性が強まったり、レプチン抵抗性が強まったり・・・。
代謝機能が一挙に悪くなってしまうんですね。
まるで、神は、「太って悩む人は自業自得として処理します。私の手では救わないですよ!」とでも宣告しているかのようです。
実は、成熟脂肪細胞はアポトーシスを抑制するためのサイトカイン(特定の細胞に情報伝達をする蛋白質)を産生しているとの研究報告があります。
つまり、どういうことかと言いますと、太り始めると成熟脂肪細胞が「細胞よ!死んではいけない!」という指令を出すタンパク質を自ら分泌するということですね。
自己保存の本能でしょうか?
と言うよりも、太った今の状態が恒常的に望ましい状態であると判断するということですね。
これって、神様の設計ミスでしょうか?
はたまた、悪戯でしょうか?
それは分かりませんが、白色脂肪細胞も最初のうちはもう満杯だよ信号を出しても、それでも自分が決めている以上の量が入ってこようとすると、「僕がもっと必要なんだ」という主人の意向と受け取って、「だから死なせてはいけない」という判断を下すんでしょうね。
まさに、体が脳を変えていく!!!
白色脂肪細胞が免疫に関する重要な役割を担っているという最近の研究成果も出始めていることからも、そのように解釈できるのではないかと思います。
要するに、【一度太りはじめると痩せるのはなかなか難しい】ということになります。
裏返せば、【一度太りはじめると肥満へ加速する】と言えるかもしれません。
私たちにとっては、これが「白色の憂鬱」と映ってしまうことになります。
本講座は、引き締まった美しい体を作るシェイプアップ(一般的に「ダイエット」と呼ばれているもの)に関する正しい理論と手法を、誰にでも分かりやすく紐解くことを目的としています。
ご存知の方は少ないかもしれないWとB(読まれていく内に正体を現します)にスポットを当て、世にある多くのダイエット手法とは代謝的に全く別の根拠によるアプローチをご紹介しますが、ダイエットの本道は【過剰にならない一定の糖質をジャストインタイムで摂取する】ということ以上でも以下でもないということをバラシておきましょう。
誰にでも理解しやすいようにまとめてはいますが、一方で、医学系・看護系の大学新入生レベルには今後の勉強の基本予習・イメージ作りとしても有益ではないかと思います。
講座の内容をPCに書籍として保存しておかれませんか?
- 何度も訪れて順次閲覧していただいている方
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まことにありがとうございます。
よろしければ、下記内容をPDF電子書籍の保存版としてPCでご覧になりませんか?
邪な業者と分かりつつ心動かされたときに、思い出して読まれると、冷静な心で判断ができるお役にも立つと思います。
根も葉もないことを面白おかしく書いているわけではなく、理系の心で精査に精査を重ね、スタッフだった女性の実践的な生活習慣の理論検証とエビデンスに基づいて、数か月を要してまとめ上げた書籍ですので、印刷して普段の心がけとしてお手元に置いていただき、初心に帰るきっかけとしての意味でご利用いただければ幸いです。
ほとんどが女性の方とお見受け致しますので、とっておきの特典をお付けしますので、ワンコインでPCに保存されておいては如何でしょうか?
■ご提供内容
- 【保存版】代謝とダイエット~さらば燃えない脂肪の憂鬱~ PDF180ページ
- 資料1:肥満指標と基礎代謝 PDF7ページ
- 資料2:必要エネルギー・摂取エネルギー PDF3ページ
- 美姿・美脚になれる!!バレリーナこれだけレシピ PDF76ページ
後半32ページは1.の第4章と同じ - スペシャル特典:刺繍・和風デザイン スタンプ(透過png画像、及び、LINEで使っても透過する透過gif画像:320×320)| 文字付:44点、文字無し:47点
さすがに、その元となる用途無限大の大画像はお付けできません m(__)m
理に適ったサプリでも、まず即効的な効果は期待できません。
しかし、最短で痩せる医薬(抗肥満薬)なら2種あります(世界一の製薬会社が提供するお薬と日本のバイオ・サイエンスに手を出した大企業のお薬でしかも承認薬)。
そして、もう一つ、日本一の製薬会社 武田製薬が承認を得ながらも(世界有数の製薬会社依存ですが…)、製造権の持ち腐れで日の目をみなかった「オブリーン」も、世界ではそのジェネリック薬は販売されています。
当社が家電販売、特に施主支給家電で一世を風靡した時、卸元の担当者が「ニーズがあるから、その署品は存在する」とはよく言ったものです。
なるほど、便のお漏らしを気にせねばならず、片やお薬への依存性が発生しますから、よほど病的なメタボリックでない限りおすすめすることは出来ない肥満治療薬ですが、世の中のご立派なクリニックは平気で、それほどでもない肥満程度の患者にも使っているようです。
ある意味、新型コロナの非常事態宣言で、あまり外出できない今こそ、臆病だった方には、試してみる唯一のチャンスかもしれませんね。
先発薬はさすがにお高いですが、ジェネリックも数種ありますので、自己責任覚悟で入手されるなら参考にされてください。