電磁波の中の紫外線・太陽光を含む可視光線・赤外線は私たちの健康を救えるか?

このページでは、私たちの健康とも密接な関係にある紫外線や太陽光を含む可視光線、赤外線のお話をまとめておきたいと思います。

一般的に「光」と呼ばれるのは、紫外線と可視光線及び赤外線なのですが、これらは全て電磁波の一種であることは、ご存知の方も多いのではないかと思います。

ベルマン化粧品の通販ショップを運営しております関係上、紫外線については皮膚を視座として、大要はまとめておりましたが、【ソコダス】では可視光線療法もご紹介しおりますこともあり、様々な健康の話を理解する上でも、これらが電磁波の中でどのようなポジションにあるのかを一目でイメージしていただけるように下図を作成してみました。

私自身がそうであるように、下図のイメージさえ頭に留めておかれれば、光と生体の関係に関するどのような話も理解が早まり、何かと便利だと思う次第です。

現実には同じ土俵で考える機会がない原子の大きさや細胞の大きさと同じ土俵で眺めることで、ミクロの世界の全体の関係性のイメージが掴める手助けになるとともに、全く違った原発が出す放射線の話やスマホの電磁波の話に興味を持たれた時にもイメージが掴みやすくなるのではないでしょうか?

電磁波の中の太陽光線
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電磁波の全体を把握しておく

冒頭に申し上げましたように、紫外線・可視光線・赤外線は電磁波の一種と定義され、電磁波は波長によって分類されます。

上図の上半分の部分に表したものが、電磁波全体の分類となります。

右側の「電波」は、まだまだ区分が右側に続きますが電波帯域のお話はここでは省略させていただきます。

最上部の波長の目盛は、上から順に[m(メーター)]単位・[μm(マイクロメーター)]単位・ [nm(ナノメーター)]単位の3種をご用意致しました。

[m]は長さの基本単位で、これを基準に、m(ミリ=10-3)・μ(マイクロ=10-6)・m(ナノ=10-9)が使われます。

私たちの関心事である紫外線・可視光線・赤外線の波長は、[nm(ナノメーター)]を使うと、感覚的にも掴みやすい千の位までの数字で表すことができますので、たいていは[nm(ナノメーター)]が使われます。

3つの目盛をご用意した理由がお分かりいただけましたでしょうか?

また、1目盛は右端の数値が左端の数値の10倍を表す対数目盛となっています。

但し、100[nm]~1000[nm]の間には太陽光を含む紫外線や可視光線・赤外線といった最も関りの深い光の大部分がスッポリここに収まりますので、同じスケールでは小さすぎて区分をも明瞭に示すことが出来ません。

従いまして、この波長区間(上図の”out of scale”領域)だけはスケールを大幅に拡大して示してありますが、本来なら他の1目盛の間に含まれているものだということを頭に置かれて下さいね。

言い換えますと、太陽光を含む所謂「光」は電磁波全体から見ればホンの僅かの範囲であるので、ズームアップしないことには表現できないということになります。

さて、電磁波は大別すると下記の3つに分類されます。

(電離)放射線

波長:~10nm
区分:γ線・X線

※物質に作用して原子から電子を叩き出す高いエネルギーを持った放射線

※下記の「光」「電波」は非電離放射線ですが、一般的に「放射線」という場合、γ線・X線を指します。

波長:10nm~1mm
区分:紫外線・可視光線・赤外線

※太陽光は、このうち近紫外線・可視光線・近赤外線帯域の光

電波

波長:1mm~
マイクロ波・超短波・短波・・・

生体は光をどう受け取るのか?

私たちの体を構成する原子・分子・細胞・組織は、それぞれ独自に光に対する感受性を持っています。

これを最も感じることが出来るのは、紫外線によって日焼けするという現象です。

即ち、有害な紫外線が皮膚を突き抜けて入ろうとしてくると、これらの波長の紫外線を強力に吸収する感受性を持ったメラニンが皮膚の基底層で闘って、自分自身は黒く沈着してくれます。

その元を辿れば、「クロモフォア」と呼ばれる「光」(近紫外線~可視光線)を受容する物質が私たちの体の中には存在し、特にメラニンやヘモグロビンに多いとされています。

「受容する」ということは、光のエネルギーを吸収するということで、その結果、励起して直接変性したり、何らかの産生物を出したり、熱エネルギーに変換して放出するなどの仕事をすることになります。

主な、生体物質の光吸収特性を挙げておきますと、

物質 強い吸収スペクトル 帯域
DNA(デオキシリボ核酸) 260nmに強いピーク(230~300nm) 近紫外線UVC
生体分子(アミノ酸,タンパク質,核酸,脂質) 各分子に応じて180~220nmに強いピーク 近紫外線UVC
メラニン 特にピークはなく、200~800nmの紫外線から赤外線まで高い吸収スペクトルを持つが、波長が短いほど比例的に強く吸収 近紫外線UVC
ヘモグロビン 400nmに強いピーク(ポルフィリンの吸収スペクトル)
これにより、血液は総じて可視光線域を強く吸収
可視光線(紫)
水分 特に3000nmに強いピーク
(赤外線帯域の光を波長が長いほど比例的に強く吸収)
近赤外線~遠赤外線
硬組織(骨・歯) 10,000nm(=10μm)に強いピーク 遠赤外線

とは言っても、私たちの体は【原子→分子→細胞→組織→器官→器官系】と構成で成り立ち、しかも決して均質ではない複雑な構成をしていますから、光に対する散乱や吸収の具合は、これらの要素の合成で簡単に導き出せるものではありません。

受け取った光は生体にどう作用するのか?

受け取った光の生体への作用としては、大きく分類すると、

  1. 光熱的作用
  2. 吸収された光のエネルギーが熱のエネルギーとなって生体内の温度を上げたり温度分布を変えます。

    この作用は、治療や手術において下記のように利用されます。

    • 温熱療法
    • 低エネルギーで組織変化を起こさないレベルにおいて、生体内物質の活性化を促したり受容体を刺激したりします。

    • 可視光線療法
    • 低エネルギーで組織変化を起こさないレベルにおいて、生体内物質の活性化を促したり受容体を刺激したりします。

      温熱療法の一種ですが、温熱療法はマイクロ波や超音波や灸まで光に依らない方法も種々ありますので、可視光線療法として独立して取り扱います。

    • パルスレーザ手術
    • 高エネルギー照射で組織を崩壊させたり消失させることを利用した切除手術です。

    • その他
    • 光の照射の仕方によって温度を変化させることができますから、その他様々な利用の仕方があります。

  3. 光化学的作用
  4. 吸収された光によって物質が励起された結果、酸化還元により変質したり新たな生成物(主には活性酸素)を産生する化学反応を起こします。

    この作用は、治療や手術において下記のように利用されます。

    • 紫外線療法
    • 紫外線の光毒性反応を利用して、異常細胞のDNAを直接破壊したり、間接的に障害を起こす治療で、主にアトピーや尋常性乾癬など皮膚疾患に利用されます。

      UVB療法、ナローバンドUVB療法etcの療法とともに、次のPDTと同様に光感受性物質を投与して照射するPUVA(プーバ)療法がありますが、これらの薬剤成分が光過敏症を引き起こす場合もあります。

      いずれにしても、紅斑反応や発がんリスクを慎重に検討しなければなりませんい。

    • 光線力学的治療(PDT=photodynamic therapy)
    • 生体内に光感受性物質を附した薬剤を投与し、これを励起させることのできる波長の光を照射することにより、癌や感染症を局所的に治療します。

      生体にとって、最も害がなく、しかも透過しやすい波長の光ですので、実用化が注目されます。
      次項「トピックスから見る光線と生体の関係」参照。

のように分類されます。

ここでは、

  • エネルギーの高い紫外線は主に光化学的作用を及ぼす
  • エネルギーの低い可視光線と・赤外線は主に光熱的作用を及ぼす

という括りで整理されておくのが分かりやすいのではないでしょうか?

トピックスから見る生体への光線利用法

今、非常に注目されているガン治療として、光化学的作用を利用した光線力学的治療(PDT=photodynamic therapy)を一つご紹介しておきましょう。

アメリカ国立がん研究所の小林久隆 博士の「光免疫療法」と呼ばれるものですが、巷ではノーベル賞候補として挙がっているほど注目されている医療技術です。

簡単に原理だけを説明させていただくと、がん細胞だけに特異的に結合する抗体と、抗体に接合された光吸収体(IR700)の薬剤を患者に注射すると、血流によって腫瘍部にこれが到達します。

ここで、ファイバーを注入して近赤外線光を照射し、薬剤を有効化することで特異的にがん細胞だけををやっつけるというものです。

照射する光の波長が700nm、即ち可視光線と近赤外線の境目に位置する光であり、生体への透過性もよく、安全性も高いと言えそうですね。

可視光線療法とは、ピンポイントの波長光を使う点、単に外部から体に照射するのではなく患部の最近接までファイバーを入れ込んで照射する点、光吸収体を附した薬剤を使う点において、決定的に違うわけですが、使用する光が可視光線~近赤外線帯域であることとその安全性という点では共通しています。

「光免疫療法」が注目されるのは、「光」を使うことでがん細胞をピンポイントで、しかも即効的にやっつけることができるという手法もさることながら、その結果で引き起こされる免疫作用の威力にあるようです。

実は光免疫療法は、破壊されたがん細胞の残骸に含まれる「がんの特異的抗原」に対して免疫反応がしっかりと引き起こされるため、照射した患部以外のがん細胞や転移したがん細胞にも効果を及ぼすことが期待できるのだ。

可視光線療法で何故多くの疾患が改善しているのか?

さて、この光線利用のベース部分において「光免疫療法」と同じと言える「可視光線療法」は、皮膚疾患への有効性は予感できるものの、即効性さえ度外視すれば、がんの治療や予防にも有効性が存在するのだろうかという疑問が湧きあがります。

赤外線や可視光線ごときのエネルギーの小さな光が、光吸収体や薬剤の介入無しに、生体内の分子や細胞に何らかの作用を及ぼせるのだろうかという疑問、及び、困難さが真っ先に頭をよぎるわけですが、実際に可視光線療法のガン治癒の臨床例を見ると、まだまだ何かが隠されている気がしてなりません。

可視光線療法は、医学界でも温熱療法の一つのポジションとして認知はされていますが、療法としての研究は事業として行っている黒田製作所・黒田光線研究所のみであるという点もあって、一般的にはエビデンスが明瞭ではないとされています。

かと言って、明確な根拠を確認する術を私たちは持ちません。

ただ、東北大学でショウジョウバエの蛹(サナギ)に青色光(特に440nm及び467nmの波長光)を照射すると、羽化できずに死亡するという発表がなされました。

さらに、卵、幼虫、成虫でも同じ結果が出たこと、他の昆虫でも波長は違えど青色光で死亡する例が多く確認されたとの発表もありました。

また、今年2017年の夏には、山梨県韮崎高校の生物部が、青色光の照射によって生じた活性酸素が細胞を傷つけることで、細胞がアポトーシス(自死)することが原因であることを突き止めました。

生体のサイズが違うとはいえ、私たちの生体に、良い方向、悪い方向ともに光自身が温熱効果以外の何がしかの作用を及ぼしていることも十分考えられるのではないかという気がいたします。

可視光線療法は、私と同じように「重宝している」「治った」という声はあれど、「これはダメだ」「騙された」などという声は全く見受けませんし、そういった意味でも、温熱効果以外の何かがあるのではないかと思うわけです。

もちろん、コウケントーの黒田光線研究所は戦前から論文も数々出されているのですが、特に学術的な批判もされない代わりに、未だに東洋医学の範疇に閉じ込められているという現実は、中立的な立場の機関では、光と生体の関係性の基礎研究がほとんどなされていないということなのかもしれません。

今後、ともかくも黒田光線研究所の臨床例を見ながら、乏しい想像力・仮説力で可能性を判断していく価値はあるのではないかと考えています。

そのための基本知識として、本ページをお役に立てて頂ければ幸いです。

ともかく、「○○はスゴイ!」「○○はランキング1位」だなどという営利目的の素人の記事は、あまり信用しないことです。

まだまだ、一流の研究者ですら断定など出来るほど科学は完成されていないのです。

当サイトでは、続いて、黒田光線研究所の可視光線療法の理論と各疾患における治療例をご紹介して参る予定です。

研究設備を持たない一般人には理論的な根拠は深く追求できませんが、似非科学に分類されるほどのものではなく、むしろポストサイエンスとしての課題を残す印象の方が強いかと感じられます。

もし興味があられるようでしたら、「遺伝と光線」という本を、光線研究所に直接お申し込みいただくか、あれば、古本でお求め下さい。

書籍のご注文される場合は(財)光線研究所へお電話で直接お問い合わせされてくださいね。
施療もこちらの光線研究所の付属診療所でしていただけます。(電話03-3200-3276)
(株)黒田製作所が製造、(株)コウケントーが販売、(財)光線研究所が研究・施療を分担しています。

あるいは、一般的な知識を得るだけならば、下記の「家庭でできる可視光線温熱療法」がお手ごろ価格でいいかもしれません。

ただ、「本家メーカーの書籍がAmazonでは手に入らないのも不満」として、いまいちどのカーボンを使えばいいのかよく分からなかったというレビューが上がっています。

実際には、本家メーカーの書籍は上で申し上げたようにamazonで古本が手に入りますが、非常に値段がお高いということなんですね。

ある意味、コウケントーの価値を示しているのかもしれません。

家庭でできる可視光線温熱療法

家庭でできる可視光線温熱療法

posted by DVF at 12.11.2

鈴木 英雄
文理書院

おすすめ度:

家庭用光線治療器の総合解説書。あらゆる病気やケガに効力を発揮する光線療法のやり方を詳しく解説。

コウケントー1号器(SF-113)

コウケントーには、1号器~3号器、5号器があるのですが、家庭で施療されるには我が家と同じように1号器で充分です。

AMAZONでもYahooでも楽天でも販売されていますが、どのお店で買われても価格はほぼ同一です。

光線治療器は意外にいろんなメーカが出しています。

同じカーボンが使えるものはおそらく分家的亜流なのでしょうが、中には異様に本体が高価でボッタクリレベル(40万円もするという相談がネットでは見かけられました)のものもあるようですのでご注意ください。一般的には12万円レベルです。

また、戦前から一貫して研究し事業化しているのは(財)黒田光線研究所、(株)黒田製作所、(株)コウケントーですから、これを確認してご購入される方が間違いがないでしょう。

コウケントー1号器+専用キャスタースタンド+治療用カーボン5箱+書籍(別冊 可視光線総合光線療法・理論と治験)1冊付 セット

やはり、専用キャスターを付けられておいた方が移動に便利だと思います。

また、「遺伝と光線」ではありませんが、「可視光線総合光線療法・理論と治験」が付属していることは何より心強いですね。(正規ルートである証でもあり安心できます。)

本器は太陽と同種の、あるいは少なくとも似たような特性をそなえた光線を人工的に、赤外線・可視線・紫外線と可視総合線で創り出すように考案されたカーボン灯です。

本器より発する総合光線を人体に適量に補給すると、常に健康を保つことができます。

Amazon楽天市場

コウケントーカーボン

当然これを使用するには、カーボンの電極が2本必要です。

写真のように、10本が1ケース単位で販売されています。

ご参考までに、こちらのカーボンを購入される場合も、Amazonプライムを使われると便利ですよ。

我が家では、オーソドックスな3001番(赤)と4008番(薄赤)を対にして使っていますが、症状によって使うカーボンは違ってきます。

上記の光線研究所にご相談されたら教えていただけますし、「遺伝と光線」を持たれたなら、そこに全て網羅されています。

総合病院の診療科がほぼ網羅される形で記載されていますので、まず該当しない病気はないと思われます。

ただ、我が家の書籍は古いからかもしれませんが、皮膚科の乾癬は載っていませんでした。

でも、レビューを読んでいると乾癬を改善した方は非常に多いように見受けられました。