巻き爪矯正キット

巻き爪でお悩みの皆さんも少なからず居られるのではないでしょうか?

その巻き爪が、左のようなまるでネイルアートのようにおしゃれな感じでガード・矯正できることを知っておられましたでしょうか?

ネイルアートを施した後に、このキットを装着すれば尚一層引き立つようにさえ見えますね。

こうなれば、『災い転じて福となす』に持ち込むことさえできそうです!


精密微細加工を専門とする鹿浜製作所という会社が開発したとのこと。
バネ製造会社でないところが何とも皮肉ですね。

いずれにしても、私の生きてきた機械業界の副産物としてここまで完成度を高められたようですから、とても親近感を覚えました。

そして、鹿浜製作所はこの製品を自社で販売されています。
このことも、私には何とも嬉しいことであり好感が持てることであると同時に、今後も販売網はあくまで機械工具専門商社までのかたぎのビジネスをする範囲に留めていただきたいと願っています。

さて、サイトで掲載されている巻き爪・陥入爪ほど酷くはありませんが、私も巻き爪で痛い思いをして爪切りをしてきました。
しかし、こういうケア商品があることすら知りませんでしたので、こんな商品があったのかと嬉しく驚きました。

そして、機械業界でも、こういう世界と縁を持てることを改めて思い直しました。

先ほど「バネ製造会社でないところが・・・」とお話したように、この製品はバネです。
巻き爪対策を実現しようという意識を持ちさえすれば、機械屋さんなら誰もが普通に最初に湧いてくる発想だとも言えますが、たとえバネを仕事で毎日見ているような人でも、これを巻き爪対策に利用できないかという方向での発想はなかなか出来ないものだと思います。

第一、ほとんどの人は意識に無いことでしょうから、発想が出てこないので普通でしょうね。
ですから、発想力が無いからではなく、工業製品という枠の中でしか考えない習性が染み付いていたからだと思いますし、やっぱり、技術屋としては、思いついたとしても大して需要が見込めるわけでもないし、意識の中ではどちらかと言うと蔑んでしまう意識は強いかもしれません。

それが、中小企業にとっては、ものづくり工業会の中だけでは激烈な競争とコストダウンの平均化の波に飲まれる繰り返ししか見えないところから、脱工業の模索をする一環から製品化が進んできたような気もします。

と思って、販売サイトの説明を読んでいくと、
1938年に既に【巻き爪の両側を引っ張り続けると矯正される】ことが証明されていたとのこと。
だとすると、ここまで来るのに少々時間がかかりすぎている感はしてしまいますけれどね。


つまらないことはここまでにして、ともかく、この製品はバネです。
バネにもいろいろあります。板バネ・皿バネ・捻りバネ・・・。
こちらは、その中でも最もシンプルで最も代表的な【引張りバネ】というものです。
(形状は、一般的なコイル状の引張りバネとは違い平面的な特殊形状ではありますが・・)

いずれにしても、バネには必ず選定という作業が付きまとうんですね。
どのぐらいのスペースに収まり、どの程度の変位でどの程度の力を出すかの要求によって、バネ材の材質、線径、外形、長さ、巻き数などが決まってきます。

ネイルアート感覚の巻き爪矯正キット

巻き爪矯正用にしても、爪の大きさや硬さによってバネの長さやバネ定数を変えなければなりません。
これが、チョチョいと変数を変えて調整できるソフトの世界とは違って、「いったん作ったら融通が効かない」ところが、バネに限らずハード世界の宿命なんですね。

「爪のサイズがいろいろったって、たかが数mmの違いやろ!なんで同じバネでいかれへんねん?」
「硬さや厚みは少しは分かるけど、それでも同じバネでいけへんのかいな?」

そんな声もあるかもしれませんね。
しかし、正確に検討しなければわからないこととは言え、まず無理でしょうね。
ちょっとした調整具を付けて調整できることすら無理なような感覚はあります。

サイズにしても数mmの違いではなくて、2倍とまではいかなくても1.X倍と考えねばなりません。
厚みにしたって1.5倍の相違は断面の強さにすれば2.25倍の違いになるんですね。

ここまで、設計者にとっての選定のお話をさせていただきましたがお客様にとっても選定が必要になります。
そのプロセスの要点をお話しておきましょう。

  1. 長さサイズの選定
  2. こちらの矯正キットは、まずそれぞれの方が長さサイズを正確に測り、それに見合ったサイズのバネを選ぶことが基本になります。
    長さサイズの測り方は販売サイトで説明されていますから、ご自身で測れると思います。

    販売サイトには書いてありませんが、一方の爪の端から糸を爪に沿って這わせて、多端のところでカットして、それを後からメジャーか物差しで測るという方法もありますよ。

    測れない方には、SML全てのサイズが入ったフルセットで確認していただくというセットもありますから、それぞれの方に応じたサイズは、このフルセットで少なくとも絞り込めるはずです。(600円お高いだけですが・・・)

  3. 矯正力の選定
  4. 次に、巻き爪を矯正するための力も人それぞれですね。
    これに影響を与えるのはサイズ(大きさ)ではなく、爪の硬さや厚みであることは容易に想像がつかれることと思います。

    その矯正力に関しては、フルセットも各サイズのセットもノーマル矯正力のバネでご提供されますので、もし、これで弱ければハード、あるいはスーパーハードで次回にご注文くださいという手順になります。
    自己責任で、最初からハードとかスーパーハードを選ばれることは一向に構わないそうです。

これらのステップを最大限踏んだとしても、悩みが解消されるなら実にお安い値段だと思いました。
これが直販ではなく、商社でもかまそうものなら下手すれば1万円で売るのではないでしょうか?

巻き爪矯正キット3種

その他、嬉しい特徴は

  1. 丁寧解説のマニュアルが付いている
  2. カバーが付属しているので靴下やストッキングとの絡みも安心
  3. TPOに応じて簡単につけ外し
  4. 4ヶ月程度の耐久力
  5. 樹脂チューブのフック部(引っ掛け端末)で金属アレルギーの方でも安心

詳しくは、下記の販売サイトをご覧下さい。