久しぶりに(でもないかっ!)笑いました。
吉本新喜劇よりもよっぽど笑えますぜ!
いやいや、笑ったら下の動画の主人公テンちゃんに叱られるかも。

とにかく、猫ちゃん2匹の掛け合いをご覧ください。
まぁ、飼い主の作者さんの作りも絶妙だけど…。

そして、実に可愛い!

おやつの入った引出しを開けようと奮闘する猫とその奮闘を○○○にする猫

我が家も、7,8年前でしょうか、賃貸マンション時代(1階)に家族で庭先にやってくる野良猫を手懐けて可愛がった時代がありました。

その時の猫ちゃんを思い出してしまいました。

庭先に来るようになってから、本当に自分に触らせてくれるようになるまで1年かかりました。
その後は部屋の中まで安心して上がって来るようになりました。

ピーちゃんと名付けたその子は、それだけの時間を要させたぐらい警戒心が強く、またクレバーな猫でした。

ピーちゃんに似た猫

娘が大学、息子が高校生の時。
娘はバイト代で息子はお小遣いでキャットフードを買ってきていました。

僕はお昼は実家の事務所からマンションに帰って来て昼食を食べていたのですが、帰ると「ミャオー」とガラス越しに待っていてくれる姿がありました。
昨日の残り物やらスーパーで買った弁当やらからおかずを上げるのが楽しみでしたね。

そうこうしている内に、空き室になって少し草が茂ってしまっていた隣の庭から子猫の声が…。
見ると、たまたまおいてあったのであろう段ボールに4匹の子猫が…。
なんとピーちゃんが、子どもを産んで、運んできたようです。

段ボールに近づき子猫に触ろうとすると、ピーちゃんは怒って威嚇します。
その内に、1匹ずつ減っているのが分かりました。
弱々しいなと思っていた子はやはり育たなかったのでしょう。

そして2匹が順調に育ち我が家の庭に親子3匹でやって来るようになりました。
2匹のうちのジュンちゃんと名付けられた1匹は実に人懐っこく警戒心もゼロ。
お母さんにもすっかり甘えっぱなしの子で、子どもたちも特に可愛がっていました。

我が家は機を見て、3匹を動物病院に連れていき私費で去勢をしました。
その後、ある時からピーちゃんは子どもを威嚇するようになりました。
どうやら、「もうお前たちは自立して一人で生きていけ。ここは私の縄張りだぞ。」と言っているようです。

子どもたちには何故お母さんが怒るのか?が分からないかのようです。
そうこうする内に、ある日からピーちゃんは忽然と姿を消したのです。
娘によると、一か月ほど後、1kmほど離れた公園でピーちゃんを見かけたと言います。

きっと、子どもたちに縄張りを譲ったのでしょう。
「ここの人間どもは安心だから、可愛がってもらって達者で暮らせよ」と、自分が新しい世界へ旅立つことを決心したのでしょう。