本サイト講座でも一部話題として挙げさせていただいている糖質制限の論陣を張られている京都高雄病院の江部康二先生と練馬光が丘病院の夏井睦先生が監修された、イギリスのジョン・ブリファ博士の著作で、この8月7日に発売されたホヤホヤです。

私達の肥満の問題において、糖質が主たる原因であることは全く異論はないのですが、糖尿病の治療ではなく普通のダイエットにおいて【糖質制限】という言葉が相応しいのかどうか?

実は、【糖質のジャストフィット摂取】のスタンスの方が相応しいのではないかという結論を持っていますが、なんせ生物系に関してはド素人であり、一般的な対自然科学へのアプローチ感覚だけでのカンジニアリングですので、早速僕も取寄せて勉強してみることにしました。

確かに、ダイエットに関しては多くの人の関心ある話題ですから、その分、商業主義によって多くの都市神話や落とし穴がゴロゴロと転がっています。

江部先生は前書きで次のように書かれています。

摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスにより、体重の増減が決まるというのが従来信じられている「カロリー神話」ですが、これは消費するエネルギーを固定的に考えていることから来る誤解です。

摂取するエネルギーと消費するエネルギーは相互に依存しています。

摂取カロリーを制限すると代謝が抑制され、消費エネルギーも大幅に減少します。
このメカニズムにより、過去にカロリー制限食が減量に失敗し続けた理由を説明しています。

つまり、カロリー制限食を続けていても体重減少は止まってしまうし、元のカロリーに戻せばすぐに体重も戻るし、代謝が抑制されたままなら元より太ることになります。

やせたければ脂肪をたくさんとりなさい

摂取するエネルギーと消費するエネルギーは相互に依存している。

まさにその通りで、これが故にダイエットは混沌として止まないのですね。

【摂取エネルギー<消費エネルギー】という概念を捨てることなしに、実質的に重要な要素となる摂取エネルギーの質ということを表現しようとすること自体が難しいのは僕もずっと感じてきました。

この辺りで安っぽいダイエットノウハウ本を読むより、しっかりとした健康への知識と考えを積み重ねていく糧として学ばれてみては如何でしょうか?

【最優秀健康ジャーナリスト賞受賞医師による、英国ベストセラーの健康本! 】とのことですから、一読の価値はありそうです。

著者ジョン・ブリファ博士も本書は「科学」の内容が多くて読者に要求される知的レベルが高いので、16章からの実用編から読み始めてもよいとしておられながらも、各章の最後の結論の要約だけはぜひ読んでポイントを理解して欲しいと希望されているようです。

  • 落とし穴1 食事制限によるダイエットはうまくいかない
  • 落とし穴2 カロリー制限は減量を失速させる
  • 落とし穴3 カロリー制限は病気にかかりやすくなる
  • 落とし穴4 低脂肪食は減量に効果なし
  • 落とし穴5 体重はカロリーの数値だけでは決まらない
  • 落とし穴6 炭水化物で満腹感は得られない
  • 落とし穴7 肥満の原因は「頭のなか」にある
  • 落とし穴8 低炭水化物は減量効果が高い
  • 落とし穴9 新入りの栄養素が私たちを不健康にしている
  • 落とし穴10 食事脂肪は健康に不可欠
  • 落とし穴11 コレステロール値が下がると死亡リスクが上がる
  • 落とし穴12 穀物は栄養価がきわめて低い
  • 落とし穴13 人工甘味料は肥満の原因になる
  • 落とし穴14 乳製品は骨の健康に役立たない
  • 落とし穴15 間食はしてもかまわない
  • 落とし穴16 食べていいもの、いけないもの
  • 落とし穴17 飲んでいいもの、いけないもの
  • 落とし穴18 食べすぎは問題にならない
  • 落とし穴19 有酸素運動は減量に効果なし
  • 落とし穴20 定常的運動より間欠的運動がいい

ことのついでに、自分の体験から「こりゃぁいかんわ!」と思うことを一つ挙げておくと、僕はすぐに喉が渇く方で、街に出ているとついつい自販機で清涼飲料を買って飲んでしまいます。

せっかく精進して体が絞り込めているのに、これでかなり逆回転させていることは自分の体が自ら実感しているように思いますね。
何か体が重くなったような気がしませんか?

意外にカロリーが高く糖質も多いですから、水分好きの方は特に注意されてください。

講座の内容をPCに書籍として保存しておかれませんか?

  • 何度も訪れて順次閲覧していただいている方
  • 一度に長時間にわたってページを順次遷移して読んでいただいている方

まことにありがとうございます。

よろしければ、下記内容をPDF電子書籍の保存版としてPCでご覧になりませんか?

邪な業者と分かりつつ心動かされたときに、思い出して読まれると、冷静な心で判断ができるお役にも立つと思います。

根も葉もないことを面白おかしく書いているわけではなく、理系の心で精査に精査を重ね、スタッフだった女性の実践的な生活習慣の理論検証とエビデンスに基づいて、数か月を要してまとめ上げた書籍ですので、印刷して普段の心がけとしてお手元に置いていただき、初心に帰るきっかけとしての意味でご利用いただければ幸いです。

ほとんどが女性の方とお見受け致しますので、とっておきの特典をお付けしますので、ワンコインでPCに保存されておいては如何でしょうか?

■ご提供内容

  1. 【保存版】代謝とダイエット~さらば燃えない脂肪の憂鬱~ PDF180ページ
  2. 資料1:肥満指標と基礎代謝 PDF7ページ
  3. 資料2:必要エネルギー・摂取エネルギー PDF3ページ
  4. 美姿・美脚になれる!!バレリーナこれだけレシピ PDF76ページ
    後半32ページは1.の第4章と同じ
  5. スペシャル特典:刺繍・和風デザイン スタンプ(透過png画像、及び、LINEで使っても透過する透過gif画像:320×320)| 文字付:44点、文字無し:47点
    さすがに、その元となる用途無限大の大画像はお付けできません m(__)m
もう一つの知られざる世界!

理に適ったサプリでも、まず即効的な効果は期待できません。

しかし、最短で痩せる医薬(抗肥満薬)なら2種あります(世界一の製薬会社が提供するお薬と日本のバイオ・サイエンスに手を出した大企業のお薬でしかも承認薬)。

そして、もう一つ、日本一の製薬会社 武田製薬が承認を得ながらも(世界有数の製薬会社依存ですが…)、製造権の持ち腐れで日の目をみなかった「オブリーン」も、世界ではそのジェネリック薬は販売されています。

当社が家電販売、特に施主支給家電で一世を風靡した時、卸元の担当者が「ニーズがあるから、その署品は存在する」とはよく言ったものです。

なるほど、便のお漏らしを気にせねばならず、片やお薬への依存性が発生しますから、よほど病的なメタボリックでない限りおすすめすることは出来ない肥満治療薬ですが、世の中のご立派なクリニックは平気で、それほどでもない肥満程度の患者にも使っているようです。

ある意味、新型コロナの非常事態宣言で、あまり外出できない今こそ、臆病だった方には、試してみる唯一のチャンスかもしれませんね。

先発薬はさすがにお高いですが、ジェネリックも数種ありますので、自己責任覚悟で入手されるなら参考にされてください。