反戦歌そして反核・反原発へと

千人針

尾瀬に旅行する前から、今回の原発問題の線上で、「一切衆生」、「生きとし生けるものの命」という思いを再認識する中で、「反戦歌」を知らず知らずに口ずさんでいることが多くなっていました。

おふくろの遺品を整理しているときに、はるか昔に逝ってしまった親父の千人針が出てきたこともあり、今までどれほどの反戦歌に接してきたのだろうと思い返していたところ、昨日7月13日、管首相が、「脱原発依存」を表明したとのテロップが目にとまりました。

所詮、一首相が独断で表明したことですから、いつどうひっくり返るか分かりませんが、ある意味、勝手に自分の意見を言ってしまう度胸に、今までの首相にはない破天荒さ(鈍感さ)を見たような気がしました。

本人の真の思惑は分かりませんが、やはり、党議に諮ること無しの独断という批判も出ています。
しかし、別にそれで国家としての方針が確定するわけではないですから、歴然たる公の言葉として事実に残るということでの重みやスピードアップの効果はあろうかと思いましたね。

僕は、首相を擁護するつもりなど毛頭ありませんが、常々はむしろ、国会で詰問する議員連中の方への嫌悪感の方が強かったですね。
今まで何も言わなかったのは、首相も彼らも同じですのに、それを、さも自分だけが正義に目覚めたかのような偉そうな言い方。

これから、きっちりと審議して、その上で具体的な方策と日程を決めていけばいいことです。
党議に諮って、国会に諮って、「やっぱり脱原発依存は引っ込めよう」となるなら、それはそれで仕方ないでしょう。

それが民主主義というものですから・・・。
今度、原発で大事故が発生して直接被害にあったとしても、原発好き好き議員や雰囲気流され議員や勉強しても分からない議員しか選ばなかった僕たちの責任と諦めるしかないことです。

まぁ、これから脱原発の方向性の具体的な論議に入っていくでしょうが、間違えても原発以前に理科すら0点級の議員や現場を知らない有識者だけで計画を立てるなどという過ちは犯さないよね。
現場を知り尽くした人々からのデータを積み重ね、それをベースに計画していただかねばならないでしょう。


さて、ここから反戦歌を蘇らせていきたいと思います。
「イマジン」と比較的新しい反戦歌は誰でも知っているでしょうから、まずは60年後半から70年前半の反戦歌全盛期の僕が一番よく接した代表的な歌を挙げてみました。

血まみれの鳩・・・五つの赤い風船

72年、僕が大学に入学した直後に解散してしまった60年代後半を席捲したフォークグループ。
この歌は、僕自身は「遠い世界に」よりも好きで、一人のときはよく口ずさんだものでした。

日本における反戦歌としては、僕としてはとっぱしに想起される曲です。
彼らをテレビなどで見ることは出来なかったから、ほとんど深夜放送ラジオで仕入れましたね。
とにかく、フーちゃんが好きだったし、あのハーモニーにしびれていました。

↓こちらも名曲!よく口ずさんだものです!↓

イムジン河・・・フォーク・クルセダーズ

こちらも知る人ぞ知る60年代後半を席捲したフォークグループ。
2,3年前、加藤和彦さんが自殺してしまったニュースが流れたときにはびっくりしましたね。
はしだのりひこさんも北山修さんも驚かれていましたね。

うつ病が悪化されていたようですが、何だかその気持ち分かるような気がしました。
イムジン河を歌っていた頃、生き生きとされていますね。
若い頃は誰もが何かを伝えるために生き生きとしていたはずなのに、
生きながらえる内に誰に生気を奪われていくのでしょうか?

坊や大きくならないで&死んだ男の残したものは・・・森山良子

ともに、様々な歌手が歌っておられますが、僕が一番好きな森山良子さんの歌声でご紹介します。
倍賞千恵子さんの歌もいいですから、女性の声が似合っているのかもしれません。

「死んだ男の残したものは」は日本の反戦歌の原点とも言える曲ではないでしょうか?
谷川俊太郎さんの詩に作曲家 武満徹さんが曲を付けた名曲中の名曲と言えますね。
僕も、ことあるごとに口をついて出てくる歌です。

死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球

日本人として、何をしていけばいいのか?
決して、欧米では出来ない日本の精神文化だからこそ出来ることがあるような気がするのです。

Cruel War・・・Peter,Paul&Mary

世界に目を向けると、「イマジン」は別として、先ず出てくるのが次に挙げた曲とこの「Cruel War」
PPMの哀愁に満ちたハーモニーが何とも言えません。

恋人たちを引き裂く戦争の愚かさを実にうまく表現した詩でしたね。
僕も、ギターで弾き語りの練習したことを思い出します。

We shall overcome・・・Joan Baez

ジョーンバエズの歌声を最初に聞いたときには、こんなに美しい声があるのかと感動したことを覚えています。
森山良子さんも、バエズが引き金となってこの世界に入られたのですね。

「Where have all the flowers gone? (花はどこへ行った)」

「Where have all the flowers gone? (花はどこへ行った)」フォーク・クルセダーズ

「House of The Rising Sun(朝日の当たる家)」

まさに世界のフォークの女王でしたね。

Venceremos(ベンセレーモス)・・・Dean Reed

これは、僕が高校から大学時代の時に起こったチリの歴史そのもの。
自由選挙で誕生したアジェンデ政権。
実際に民衆によって歌われたチリ人民連合の「We shall overcome」です。

その後、南米の共産化を恐れたアメリカの工作によって、チリ軍部がクーデターを起こしました。
ネルーダの極めて人間的な叫びの詩を僕は忘れることはできません。
僕は、この頃からチトー大統領率いるユーゴスラビアの労働者自主管理に惹かれていきました。

わたしは牢屋にぶち込まれるために書くのではない。

百合の花などを夢中に探す若僧のために書くのでもない。

わたしは素朴なひとたちのために書くのだ。

この世に必要なもの 水や月や

学校やパンや ぶどう酒や

ギターや道具類を欲しがっている

素朴なひとたちのために書くのだ。

-2011年7月14日-


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