化粧品の成分

化粧品の成分 プロローグ

化粧品を選んだり、実際に使う際に最も気になるのは、やはり含まれている成分のことですよね。
でも一方で、「いや、別に気にならないです」と仰る方もあることも確かでしょう。
今が健康そのものであるという元気さが、些細なことには無頓着にさせるのは当然のことです。

ただ、当たり前のことですが、今の健康が将来の健康を保証してくれるわけではありませんよね。
それに、身体の老化に比べ、お肌の老化はかなり早くから始まりますし、なによりも、実際に肌で感じられていることと思います。

特に、女性の方が、いつまでも若々しいお肌で居たいと願うことは、女性としての特権ですらあるのかもしれません。

さて、世の中には5000以上の化粧品メーカが存在します。
これら幾多のメーカーが、「わが社の化粧品こそが、最も美しい女性を作ります」的なPRで競い合っているわけです。

そんな中で、これらの会社は、5000なんて数は比じゃないほど存在する成分を駆使して、化粧品を作っているのです。

問題は、これらの成分の中には、人間にとって、かなりリスクが大きいものも多く存在するということは当然といえば当然かもしれませんね。

こう聞かされると、「化学合成物質」のことだろうから、出来るだけ自然の原料を使ったものがいいと考えるのが自然です。
しかし、「問題は、そんなに単純なものではない」ということだけは、今ここで知っていただいて損はないと思うのです。

例えば、スーパーで、「全国に先駆けて日本初販売!あまりの美味に、生産者によって秘密にされ続けてきた味!○○県産、有機栽培による幻の○○ダケがシイタケの半額で!!」なんて書いてあれば如何ですか?

飛びついたはいいけれど、数日後の新聞発表に「○○ダケに発がん性成分!」なんて記事が出たらどうしましょう?

「自然」って言葉には、言葉自体に何か魔法があるかのように惹かれてしまうのですが、自然は何も人間のために存在しているわけではないですよね。
起源を遡れば、人間よりもはるかに自然の方が先にあったわけです。
決して、人間の都合に合わせて、自然は生成し活動しているわけではないのです。

たまたま、私たちに都合よく存在してくれているものもあれば、逆に、人間にとって危険な状態で存在するものもたくさんあるということです。

考えれば当たり前のことなのですが、「自然」が人間にやさしいものであるというイメージが蔓延し過ぎて、半ば疑う余地のない既成概念としてのレベルにまで洗脳させられているということなのではないでしょうか?

科学や技術は、ある意味、互いに相反するものを合一するための闘いとも言えると考えるのですが、その闘いの部分をどう合一したのかは、当事者でないと見えないものですね。
が、実は、ここにこそ、世に出す者の姿勢が反映しているのだと言っても過言ではありません。

別ページにて化粧品成分としてリスクの高い合成界面活性剤のお話はさせていただくわけですが、その前に、本ページでは、これをも含めた成分としての総論のお話を書き記しておこうと思います。

化粧品に限らず、食品や食品加工物、生活用品を巡る全ての問題は、人間の身体にとってリスクの高い化学合成物質を含んだものを極力避けるという努力に帰結していくでしょう。

先ほど述べましたように、相反するものの合一が如何に為されたかは、実際に製品を開発した者にしか分かりませんし、対自然との関係で宿命とも言えるものですが、販売する視点ではマイナスの要因になるものですから語られることはありません。

そういった意味からは、消費者の側が賢くなるしか問題解決の道はあり得ないことも認めざるを得ないわけです。

限りなくリスクの小さいものを選ぶ、あるいは、相対的にリスクは最小の製品とは言えないが、どうしても要求したいポイントのために、リスク面をやや譲歩するなどの判断を自身でされるようになることが、最も望ましい姿ではないでしょうか?

要は、販売者サイドの言いなりにならず、特に根拠のないイメージ戦略的な部分だけを見て、騙されることだけはないようにすることが必要だと思うのです。

地球は温暖化し、スナック菓子ばかり食べる子どもが溢れ、新種のウイルスが暴れ回り、昔はそれほどでもなかったことですら大変な事態に陥ってしまう現代。

無農薬且つ枯葉を焼いた灰を肥料として作った野菜の不恰好だがその味の格別さを知る者だからこそ、あるいは、理工学の分野に携わり、しかも唯物論を奉じる者だからこそ、未来への「ことづけ」として【合成界面活性剤の怖さ】を伝えなければならないと思うわけです。

化粧品の成分 自然派化粧品・無添加化粧品

化粧品メーカの販売戦略の最たるものは、その化粧品のカテゴリー呼称とイメージ化戦略でしょう。

それは、おそらく、社会全般の活字離れの傾向と無縁ではないでしょうね。
もっと言うならば、「論理的に考える」というしんどさよりも「感性的に感じる」という安易さを消費者は選ぶという行動心理を企業は知っていることに他なりません。

化粧品ではとにかく有名女優やタレントのイメージとリンクさせる戦術が多いですし、その他の業界でも「一体何の関係があるの?」と思える意味不明のCMがますます増えています。

企業にとっては、しち面倒くさい説明をして売れないよりも、何かを感じてもらえるだけで売れるから一挙両得ですし「メッチャ楽!」というわけですね。
ただ、その「何か」というのが曲者だと思うんですよ。

品質向上の表現としてのイメージ化であれば何も問題はないんですけれども、品質に精進するよりも、品質とは関係のないところで、イメージだけで錯覚させる手法で何かを感じてもらうという本末転倒の流れになりがちになってしまうところが問題と言えるでしょうね。

企業サイドからすれば、二重に楽になったとも言えるようでは、結局、消費者が自分で自分の首を絞めていることに他ならないと言えますね。

化粧品のカテゴリー呼称では、よく『自然派化粧品』とか『無添加化粧品』とかが使われます。

■自然派化粧品

天然由来の成分が一つでも含まれていれば『自然派化粧品』と呼ばれます。
合成界面活性剤やその他危ない成分を使っているかどうかとは無関係に、そう呼んでもいいのです。

よくよく考えてみれば、「自然」とは「すぐに腐敗する」ことですね。
すぐ腐らないためには、どうするでしょうか?
必ず、防腐剤(=保存剤)を添加しなければ商品として成り立たないはずでしょう?
(実は、化粧品原料になる段階で防腐剤は入れられているそうですね。)

ですから、『自然派化粧品』と謳いながら、「防腐剤無添加」とあれば、それは嘘ということ。
だって、いくらなんでもすぐに腐敗するような化粧品の販売が許可される訳がありませんからね。

実態は、その自然成分の効用を最大限引き出すために、むしろ、危険な成分が使われることすらあるようですから、安易に『自然派化粧品』というだけで安全だと思うのは超危険なんですね。

■無添加化粧品

単にこれだけの記載であれば、「何が無添加なのか?」全くよく分かりませんね。
指定成分が無添加?・・・指定成分以外にも良くない成分は沢山あります・・・。
防腐剤が無添加?・・・化粧品自体が成立するでしょうか?

したがって、『自然派化粧品』とか『無添加化粧品』とかの言葉だけで判断していくことは、実はとても危ないことなのですね。

天然成分にも危険なものがあり、合成界面活性剤にも安全性の確認されているものもあるという認識の下に、学習することで、出来る限りリスクの高い成分を使っていない化粧品を選ぶように心掛けることしかありません。

化粧品にしろ食品にしろ、それを確認しながら知恵を蓄積していくことが、あなた自身の健康面での未来にとって、とても大切な積み重ねになるのだと思います。

【あぶない化粧品】からは、誰もが卒業していきたいものですね!

ベルマン化粧品は、油と界面活性剤をゲルに置き換えることによって界面活性剤自体を基本的に使用しておりません。
しかし、数点の商品において、1商品につき1種類のみ、安全性の高い合成界面活性剤を洗浄成分として使用しております。
尚、防腐剤パラベンに関しましては、エイジピール及びメイク商品の一部を除いては使用しておりません。

ベルマン化粧品は、全く合成界面活性剤不使用のような印象を与える販売ページも多いですが、厳格に言えば、安全性の高いものを、必要上、数点には1種類のみ使っているというのが正しい表現です。

もちろん、指定成分は全く使っておりませんし、香りと色も、天然原料の香りと色の利用に置き換えることによって、合成香料・合成色素も一切使用されておりません。

ベルマン化粧品は、敏感肌の方にご愛用も多く、実際にアトピーでお悩みだった方にも長くご愛用頂いております上に、今まで何を使ってもトラブルだった方の最終に行き着いた化粧品としてご愛用いただいている例も多く、誇りをもって販売させていただいております。

しかし、同じ方向性で真摯に頑張っておられるメーカさんも少なからずあります。
『我が我が』というスタンスではなく、『良いものは良い』というスタンスで情報を紹介させて頂くつもりでおります。

化粧品の成分 国民生活センターへの最近の相談事例

【化粧品】は国民生活センターでも相談件数第1位の常連!

そして、そのほとんどが【皮膚障害】です。

『白髪染め』に関する相談も非常に多いようです。
中高年の皆様、団塊の世代の皆様、お互いに気をつけたいものです。

私も40代からかなりの白髪。
子どもが小学校のころは一度は、やはり『黒く染めてやろう』と思いましたが、後が汚く茶色に脱色してくるので一度きりでやめました。

失礼にも、『おじいちゃん?』とか聞かれましたが、そんなこと気にせず、やっぱり自然でいることが一番だと心から思います。

2008年度■相談事例■

  • 白髪染めを購入し自宅で染めたが、白髪の部分が染まらない。どのような髪を対象に作ったのか明らかにしてほしい。
  • テレビショッピングで紹介された基礎化粧品を購入したが、宣伝文句のような効果が得られない。広告に問題があるのではないか。
  • 顔用のパックを使ったら肌がぴりぴりし、肌が黄色くなったように思う。有害な物質が含まれていないか調べてほしい。
  • 初めて使った化粧品でおでこに発疹や痒みが出た。化粧品会社に相談すると「続けるように」との回答だった。返金してほしい。
  • ナノテクノロジーを利用した化粧品を製造すべきではない。既に関係省庁には申し入れているが、国として対応すべきだ。
  • ネット通販で購入した保湿クリームにステロイド剤が混入していた。空き容器がないと返金に応じないというメーカーに納得できない
  • 親が通販でシャンプーを購入したが製品を見たら中国製だった。カタログには表示がなかった。返品を受付けない。指導してほしい。
  • テレビショッピングで染毛効果のあるシャンプーとヘアパックを購入した。3ヵ月後抜け毛が増え髪質が変わった。理由を知りたい。
  • 社会人としての自覚と責任が欠けていると思われるタレントを新商品の広告に起用した化粧品会社は、消費者感情を無視している。
  • 化粧クリームを首に塗っていたら4~5日目からかぶれてかさぶたのようになった。かゆくて眠れない。賠償を求めたい。

2007年度■相談事例■

  • インターネットサイトでヘナ配合染毛剤を購入、使用したら湿疹、痒みが生じた。 どのような成分が含まれているか調べて欲しい。
  • 友人が知り合いに誘われて、ネットワークビジネスに入会してアトピー性皮膚炎が 治るクリームを使っているがやめさせたい。
  • ヘナを含んだ白髪染めを使用しているが成分の表示がないため安全性が心配だ。 調査してほしい。
  • 友人から分けてもらった白髪染めクリームだが、安全性に問題があるとの報道を見て 不安になった。使わないほうがよいか。
  • 先日新聞に有害物質が含まれていると報道された白髪染めを使っていた。 発疹が出ている。内科では異常なかったが問題ないか。

ヘナとは?

ソハギ科の指向花(和名:ツマクレナイノキ)と言うハーブの一種の植物の葉を
すりつぶして得られるオレンジからブラウン系の天然染料。

主にインド・パキスタンや中近東・アフリカなどに広く自生しています。
ヘナ自体の歴史は古く、毛染めやシャンプーなどに広く使用されています。

その効果の即効性や持続性を競うために、有害な化学物質が使われている懸念があります。

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